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小川洋子『海』を読んで

小川洋子『海』を読んで
                     神宮 みかん
 読書会の課題図書として小川洋子『海』を読んだ。
 読んだのは2021年5月以来なので3年ぶり程度である。はっきり言って話の内容は全て忘れていた。
ネタバレに気を付けて感想を書きたい。
話の文字数は少なく、掌編小説の部類に入ると思う。文体はファンタジーのような詩的なものだった。現実から異世界へ引き込まれるような書き方をしていた。またその異世界が神秘的で魅了された。
 文章において「オッポサム」という動物が出てくる。この動物は別名をコウモリネズミ、フクロウネズミという。存在する動物、と辞書を読んで知った。死んだ真似をするらしい。
 へえ、このようなアイデアを取り入れているのだと思った。
 見習うべき点が多くある文章だった。

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