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BYP1 リリース前夜に、これまでの経緯を振り返って思い出に浸る

QuestFM というプロジェクトの誕生について。きっかけは 2021年の1月かに行われていた某百貨店さんでの催事イベントでした。

この時、私は自社のブランドであるdunnの販売応援を行うために店頭に立っていたのですが、ちょうど緊急事態宣言の再発令ををされた後で、建物にお客様がほとんどいないという状況の中で、朝からその場に立っていたのです。

コロナ禍になるまで、dunnのブランドの売り方としては、代理店様に卸したり、百貨店さんのイベント立ったりなど、実際の店頭でお客様にどう手にとってもらうための動機づけがメインの活動でした。これらがコロナ禍によって思っていたことがほとんどできず、かなり苦しい状況に追い込まれていました。

2020年の春からそんな状況が続き、やっと2021年になり、さぁこれから、という時。流石に心が折れました。このままだと、どうあがいても売上なんか立つわけがないなと。

それでも、同じ売場でお客様を集めているちいさなイベントがあったり、様々な気づきもあったりしました。とにかく何かヒントがないか。必死に見ながら、ノートに書き留め、ということを繰り返してきました。

そんなヒントの中から、「これを作ればうまくいくんじゃないか」というようなコンセプトが浮かび上がってきました。しかし、もう 1人でものづくりをするのは怖い、という恐怖心が先行。もちろん社員スタッフもいるのですが、やはり関係上、意思決定者は私自分になってきます。一つの会社のひとつのブランドとして取り組むことは、当然リスクも一人で抱える事になります。もちろんリスクだけはなく、うまくいったらリターンも自社独占、という見方もできますが、この時完全に自信をなくしていた時期でもあり、もう、これは自分一人ではなく、仲間の力を借りてプロジェクトにしないとやっていけないんじゃないかなと感じました。そこで、声を掛けさせてもらったのがDJ AtsushiとDJ Masashiです。

今回、Quest FMというプロジェクトを作って、仲間と一緒にものづくりをするという経験をすることができ、本当に救われました。もともと友人ではありましたが、それ故にお互いに気を遣ったり、遠慮することも出てくるのかなと思いましたが、想像していた以上、はるかに熱く、喧々諤々と一つのプロダクトについて煮詰めていくことができました。

なにより、いい年になって悪ノリのままアー写を撮影したりとか、今となっては若干黒歴史的に残っていますが(笑)、当時凹んでいた自分としては本当に救われたなと思っています。二人には本当に感謝です。

今回はそれぞれに独立した法人を持っており、自社ブランドがあるメンバーが集まりました。各社でそれぞれに自分の表現を行ってきたからこそ、集まって何かを作ろうとした時の爆発力が出たのかな、とも思います。

QuestFM というプロジェクトを進めていく上で。忘れてはいけないポイントとなったのはClubhouseです。
2021年春、突如として流行したClubhouse。わたしたちの活動開始時期とも重なったため、当初は「Clubhouse発のものづくり」なんてキャッチーなことを言っていました。実際多くの方とコミュニケーションを取ることができて、オフ会でものづくりをしていた頃を少し思い出してとても楽しい時間を過ごしました。その時にいただいたアイデアっていうのは今でも根底で残っているのかなと思います。

また、QuestFMの3人のDJの距離感を作っていくと中で大きな役割を果たしたのが、毎週配信している Podcast の番組「YOSAGEMONO」です。もともとはClubhouseで配信したものをPodcastにまとめて配信しようというところからのスタートでしたが、途中から YouTube ライブメインになり、今ではインスタライブも行いながら、参加者とコミュニケーションを取りながら配信活動を行っています。

「毎週月曜日夜の 10 時に必ず会う」という決めごとをすると、お互いのキャラクターがより深く理解できるようになり、関係性の補助や状況の把握、ホウレンソウ的なところも含めて、うまく機能したんじゃないかなという風に考えています。またライブ配信をやり続けることで、時折見てくれた方が応援してくださったりとか、意外な出会いもあったりするので、これも長く続けてきて良かったんじゃないかなという風に考えています。

それでもやはり中だるみの時期はありました。当初、私が某百貨店さんで描いたスケッチのコンセプトで進めていたものづくりは、業者やパートナーを探しながら進めてきました。しかし、それは全てひとつのキーパーツができないと進められないという状況になりました。キーバーツの開発は非常に難航し、何度も打ち合わせを重ねながら進めていましたが、それでも満足のいく結果まで現時点では至っておりません。

このままでは、ただ単に毎週よさげなものを紹介するだけのおじさん 3 人組になってしまう、という危機感から、先に展示会への出展というゴールを設定することで何かしらのプロダクトを生み出そうという荒療治を行うことに。締め切りに間に合わせるために、2021年の年末に 3 人で集まり、長時間リアルで(昼)合宿をしながら、ああでもないこうでもないと議論を交わすことができました。その中で生まれたアイデアが今回の「BYP1」です。

BYP1のアイデアが生まれてからリリースまでの3ヶ月、実際は丸2ヶ月と少しですが、怒涛のスケジュールのなかで奇跡的な出会いが数多くありました。今回の製造を依頼している丸太産業さんを始め、必要なタイミングで、必要な外注先さんに出会える、奇跡のようなタイミングを重ねながら本日まで至ることができました。

BYP1について、具体的な構造や、中身、使い勝手などまだまだ紹介したいところはあるのですが、今回はここまで。まず3 人の仲間でものづくりがリリースまで到達できたことを大変嬉しく思っています。DJ AtsushiとDJ Masashiの2人には本当に感謝です。そしてここまで関わってきてくださった多くの関係者の方にも本当に感謝しています。ありがとうございます。

経営者でも、「ふくぎょう」って必要だなと感じます。

それは「複業」であり「福業」です。それぞれが独立した 1 個人、 1 法人であるからこそ、コラボした時に強いパワーが生まれるんだなと、ほんとうに良い体験をさせていただきました。

クラウドファンディングの開始まで残りあと 2 日。どうぞリリースをお楽しみにしてください。

https://quest-fm.com/byp/

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