価格戦略『Price Strategy』
こんにちは。Shotaです。
MUPカレッジのうさぎさんクラスに入学しています。うさぎLIVEの内容をアウトプットしようと思います!
今回は10/1のMUPうさぎライブの内容をアウトプットしていきます。
1.はじめに
すべての中心となるのが価格戦略である。価格はお店の雰囲気まで変える力を持っている。販売数・お客様の数を伸ばそうとして、価格を下げるのは間違っている。それは昔の考えである。
例えば、ガリガリ君は60円から70円に値上げしても、販売数は変化しなかった。正しく価格を上げれば、お客様は減らないのである。
2.戦略
勝ち続けられる戦略としては3つである。
①コスト戦略
価格による優位性を保て、多くの人に選らばれること
②差別化戦略
特異性による優位性を保て、多くの人から選ばれること
③集中戦略
一定の人(ニッチな人)に価格や特異性で選ばれること
◽コスト戦略
大量にものを作り、1つあたりのコストを下げる戦略である。
例えば、ユニクロである。
服の種類を少なくし、色の種類を増やして、大量生産を行いコストを下げている。
◽差別戦略
コスト自体は安くはないが、特異性をウリにしている戦略である。
例えば、コンビニである。
コンビニで150円のジュースとスーパーで100円のジュースがある。スーパーまで行けば、50円安くジュースが買えるが、ジュースだけを買うためにスーパーまで行く人は少ない!これは、コンビニに行くことで50円分の時間を買っていることになる。コンビニは近さという特異性をウリにしている。
◽集中戦略
ある特定の人を狙って、ものを売る戦略である。この戦略はコストや特異性の両方を適応することが出来る!個人事業主や中小企業などはとても使いやすい戦略である。
例えば、低価格で狭いセグを狙った白Tシャツ専門店や特異性(高価格)で狭いセグを狙ったオーダーメイドがある。
狭いニーズに対して、安く多く売る
◎狭いニーズに対して、高く少なく売る
後者をすることで、売り上げが伸びてくる。
3.価格を上げる
価格を上げるために3つのテクニックがある。
①PRICE EXPRESSION
価格表示⇒価格表現
②VALUE HIGHLIGHT
価格強調
③ARR(ANNUAL RECURING REVENUE)
年間価値
◽PRICE EXPRESSION
価格表示から価格表現に変えるだけで売り上げを上げることが出来る。
参考書を例にすると、
WEB版:5000円 (売上比率:68%)
印刷版:10000円 (売上比率:32%)
⇩ WEB+印刷を追加し、3つのバリエーションにした
WEB版:5000円 (売上比率:16%)
WEB+印刷版:10000円 (売上比率:84%)
印刷版:15000円 (売上比率:0%)
表現を変えただけ、全体の売り上げが148%UPした例もある。
人間の心理は真ん中の価格のものを買う傾向にあるので、その心理を応用し、3段階で価格を設定すると良い。ここでポイントして、松竹梅の松だけ価格を少し高くすると竹を購入されやすくなる。
松 40000円
⇕Δ20000円
竹 20000円
⇕Δ10000円
梅 10000円
◽VALUE HIGHLIGHT
・NEGATIV-IN、POSITIVE-OUT
『うーんまずい、もう一杯!』などネガからポジの表現にすることで印象がよく聞こえる。
・POINT MESSAGE
具体的な利用イメージやユーザー層を狙ったメッセージにする。
例えば、2人子供がいる方へなどポイントを絞ったメッセージにすると良い。
◽ARR(ANNUAL RECURING REVENUE)
直近の価値ではなく、長いスパンで見たときの価値を提供していく。
お客様が得をするために価格を下げ、良さに気づいてもらいリピーターになって頂く。リピーターが増えることにより、売り上げが伸び、値上げをしていくことが可能になってくる。このサイクルが出来れば、販売数よりもリピーター率を考えていくことになる。
・FREEMIUM MODEL
無料お試し/無料期間
無料お試し期間を設けることでお客様が体験をしてくれ、良さに気づいてもらえる。体験をすることによって、新規のお客様を獲得することができる。
無料お試し期間を設けることで、初めの収益は赤字になるかもしれないが、それでお客様が増え、ファンが増えていけば、収益は改善し黒字になっていく。
無料という言葉を使うときの注意点としては、
必ず理由を記載すること!!
理由がないと無料でも体験してくれないことが多い。
珈琲で例えるなら、
『珈琲の味をぜひ感じてほしいので無料お試しを使って、感じてください』
このような形で理由をつける。
以上、価格戦略と価格を上げるテクニックの情報でした。
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