「ジョージ店長が買えるようになりました」

2021年3月6日 17:42

2021年は新年早々、ここ大阪でも緊急事態宣言が発出されまして、1月と2月は昨年の春の再来を思わせる不穏な年明けでございました。

お客さんも半減。「こんな時期に、人はレザー製品を持って永く使おうなんて気持ちにならない」という話は前回のコラムで書きました。
では、飲食店ではないから補助金も出ないスナワチはどうしたらいいのか、孤独な社長である私には唯一の相談相手がいました。

「ジョージ店長、どうしよ…？」

ボクがんばる

「ボクがんばる」

ということで、「ジョージＴシャツ」と「ジョージポロシャツ」ができました。
ジョージ店長、がんばりました。

ジョージのワッペンを作るのはわりと大変でした。
まずイラストを手描きして、
それをデザインデータ化して、
ワッペンとして製作できる形状、配色に調整を繰り返す。脚を閉じたり、耳の大きさと形をあれこれ試したり、輪郭線や肉球をシンプルにしたり、でもお尻の穴は死守したかったり…。

2021.01.25 pic.twitter.com/0cRn3avAXO
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ワッペンとシャツに関しては、この道18年のシャツ屋さん、stylabo松村知樹氏にアドバイスをいただきながら、進めていきました。
http://synclaph.shop-pro.jp/

まずＴシャツについてですが、生地はUnitedAthleの6.2オンスプレミアムＴシャツを選びました。
松村さん曰く「肌触り、耐久性ともに抜群です。UAはふつうに売ってるＴシャツですが、中でもこれは最上位モデルですから間違いありません」とのこと。
コーマ糸といって、糸から短い繊維を取り除いて毛羽立ちを抑えてあるので、肌触りがなめらかなのだそうです。
シルエットもトレンドを取り入れて微妙に変遷させていますし、縫製もしっかりしています。
「中国製を舐めてはいけません。日本企業（キャブ株式会社）が長年、技術開発、品質管理をしていますし、縫製に関しては後継者不足が深刻な日本よりよほど熟達したものがあります」と松村さん。

つぎにポロシャツですが、これも松村さんの助言を容れ、UA 5.3オンスドライポロシャツを採用しました。
上記のＴシャツに比べると薄手ですが、綿60%／ポリエステル40%の鹿の子編みですので、ふつうによい、スタンダードなポロシャツです。
汗をかいても速乾で、薄い色でも汗ジミになりにくく、真夏でも安心して着て出かけられます。
綿100%と迷いましたが、松村さんの「有名ブランドのポロシャツは1万円超えるでしょ。あれはロゴにおカネを払っているようなものなんですよ。これは吸水速乾機能もありますし、品質でいえばぜんぜん負けていません」との言葉に、こちらにしました。

①ジョージＴのカラーは
ピンク、ブルー、カーキ、アイボリー。
サイズは、XS～3XL。
価格：6500円
　※2XL以上の大きなサイズはプラス300円です。