324日目。I pray for you.
久しぶりに長文を書く。
最近疲れていた&自分の生活と両立できなかったので、長文は書かずにいた。
今日は少し時間もあるし、書きたいこともあるので書く。
さきほどまで、津野米咲さんのことを考えていた。
赤い公園のギター、ソングライター。
死ぬほど繊細で美しい歌を創る人だった。
文字通り亡くなってしまった。
死ぬほど繊細で、は比喩であってほしかった。
赤い公園の曲には、ずっとブレない繊細さがある。
軋むギターの音が入っていても、叫ぶような歌声でも、どこか繊細で、壊れそうな美しさがある。
津野さんが亡くなって1年以上経つが、曲はそのまま残っている。
これはえらいことだ、と、最近思う。
「曲は生きている」なんて月並みな表現で終わらせたくはないが、それでもやっぱり思うのだ。
「曲だけでも生きていてくれて嬉しい」と。
現に、僕は今救われた。
津野さんに祈ってもらえた。
本人がいなくなっても。
本人が残したものに救われた。
僕はまだまだ不安定で、津野さんに救われたい。
本来であれば、二度と叶わぬ夢である。
しかし、アーティストという人種はその夢を超えてくる。
時空を超えて、人を救ってくれる。
僕は、津野さんが命をかけて創った物から命の源を貰っている。
これが芸術だ。
気楽に「音楽を創って人を救いたい」という話を聴くが、未だに僕は首を縦に振ることが出来ない。
救いたいと思って創った物で人は救えるか?
命を削って創った物にこそ祈りは宿るのではないか?
僕はまだ、津野さんが残したものを消化しきれない。
#日記
#毎日note
#毎日投稿
#HSP
#繊細さん
#ADHD
#自由律俳句
#詩
いつも読んでくださる方、初めてお目にかかる方、スキしてくださる方、サポートしてくださる方、みんな大好きです!!