ファイアーエムブレム　風花雪月　プレイした感想と初めての方へのガイドライン

最近、FE風花雪月をクリアした。
ゲーム自体の感想を言うと、文句なしに名作。
SRPGとしての面白さは勿論のこと、ストーリー展開もダイナミックでドラマチック。あっと驚く衝撃的な展開も。
基本的に、ストーリーよりかはゲームシステムのほうに魅力やゲームとしての面白さの判断基準を置くことが多い僕だけど、今作は久しぶりにストーリーに非常に没頭出来た。
キャラ一人一人の個性が際立っていて、本当はみんなを愛したい。でもそうすることは出来ない残酷さ、切なさが上手く同居している。
出自が異なるそれぞれのキャラクターは、様々な葛藤、そして覚悟を決めながら主人公が決めた道を共にする。
どのルートも正解も間違いもない。違う世界線だったら…とつい思いを馳せてしまうほどにストーリーに没入できてしまう。

と、今回は作品の感想は少なめにして、本記事ではこれからプレイする人たちへ向けた、簡単な攻略指南的な内容にしたいと思う。
ただ最初に断っておくのが、ガッツリ攻略を紹介するわけではない。
既に色々な攻略サイトがあるので、深く調べたい方はそちらをご覧ください。
というのも、プレイしてみて感じたのが結構ガッツリ育成ゲーだったので、自分自身めちゃくちゃ調べものしたんです。
基本的にゲームは攻略見ずにやるタイプなんだけど、育成要素が強いゲームに関しては攻略片手にやったりある程度の前知識あったほうが、むしろ作品を純粋に100%楽しめると思う。ストーリー的なネタバレだけ防げば。
ただあまり指南しすぎても個々のオリジナリティを奪ってしまうので、この記事では「どんな育て方、ルートでも自由にやるのが一番だけど、これだけは覚えといて損は無い」というコンセプトで説明していこうと思う。

<ステータスについて>

本作品で重要な育成要素に関わるところなので、常に意識して育成した方が良い。

力…物理攻撃力に関わる
魔力…魔法攻撃力に関わる
技…命中率や必殺に関わる。高ければ命中率が上がり必殺の発動率も上がる
速さ…攻速、回避に関わる。高ければより2回攻撃を出したり敵の攻撃を回避しやすくなる
幸運…魔法の命中率、必殺に関わる
守備…物理防御力に関わる
魔防…魔法防御力に関わる
魅力…戦略に関わる。高ければ戦略の威力、命中が上がり、逆に敵から受ける戦略を回避しやすくなる

<やり直しの効かない要素>

○難易度は迷ったらハード×カジュアルがオススメ。
ハードでも最初の方はそこそこレベル上げだけしてれば大体大丈夫。2部から難しい場面が増えるけど。たぶんこれだとノーマルはかなりぬるそうな気がした。やってないけど。
FEならではを楽しむならクラシックだけど、やっぱ心血注いで育てたキャラをロストするのはマジで辛いので、よっぽどこだわりが無いかマゾでなければカジュアルがおすすめ。

○1部にのみ登場する死神騎士からの闇試験パス回収は忘れずに
まぁ忘れても詰むことはないけど、とある職業になれなくなる。自分、パスの重要さに気づかず一つ回収し忘れてダークビショップになれなかった。
何度か対峙するので、毎回回収を忘れずに。

<日々の行動>

○ブリガンドのマスターがほぼ必須
攻撃系で育てるなら迷わず一度はブリガンドになってマスタースキルである鬼神の一撃を取るべし。純粋に攻撃力が上がります。
中級職なので、あとのことも考えて早めにマスターしとくことをおススメする。

○自由行動は散策か出撃の2択
ほんとにやりこんでる人は講習とかやるのかもしれんけど、基本散策か出撃で十分育成は可能。

○授業のパラメータの振り方
基本、目標としてる職業に必要な技能を上げれば良い。ただ指揮も同時に上げといたほうが絶対良い。指揮レベルが低いと、後半になって強い騎士団が全然付けれなくなるので早いうちにから少しずつ上げておくことをおススメする。強い騎士団になると最低でも指揮レベルB以上は必要なので毎回半々くらいの振り分けでもいいかも。

○自分の学級以外の生徒ともたくさん会話しておく
これは攻略に関する要素ではないけど、後々の展開に向けて感情移入してったほうがより作品に没入できる。
最初は狙いすぎだな〜と思ったキャラも途中からだんだん好きになってくる。
でもやっぱ自分の学級の生徒が一番だね。我が子が一番可愛いのと一緒。
ハードならスカウトは好き好きでいいと思います。ただリシテアは強すぎ。

あくまで個人の感想だけど、以上の要素だけ覚えておけば、あとは自由にやればいいと思う。ストーリーの進め方も個々のキャラの育て方も好きにやればいい。
その自由度もこの作品の魅力。
SRPGの面白さ、ストーリーの面白さ全部詰まってる、Switchを代表する素晴らしい作品です。
未プレイの方は是非。