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ウケる/ウケない。

山口周さんという著作家がいる。ぼくは彼の本を読んだことないのだけど、本日はじめて彼のコンテンツに触れた。きっかけは、車に乗る時にvoicyという音声アプリを聴く習慣がある僕は、だれか面白いスピーカーはいないかと運転する前に渉猟していたら、名前だけは知っていた山口さんがスピーカーとして居たので試しに聴いてみた。その音源が以下です。

ものすごくザックリ要約すると、山口さんは現在マンガに嵌ってるらしく、名作を生み出すためにはマンガに限らず、時代と環境、周囲の存在が揃わないと世に出るのは難しいという話をした後、好きなことを何のルールも決めずに描いた作品は読者や消費者に響くことは滅多にないという話をして、最期はドラゴンボールの作者の鳥山明先生のエピソードが出た。

鳥山先生は、自身がマスに対して何がウケて/何がウケないかが、まったく見当が付かない人だったらしい。※鳥嶋和彦評。それゆえ、当時ジャンプの編集者だった、鳥嶋和彦さんは徹底的にマンガを描かせたらしい。本当に描かせるだけで、アドバイスは一切せず、できた作品にボツを出し続け良い作品ができたときのみ、ボツではないと伝えてたらしい。

ぼくはそれを聴いて、自分だったらボツ出され続けたら3日も続かないだろうなと、思わされたと同時に現代だとパワハラだ!と訴えるひとも出てきそうな事案だよなという感想を抱いて放送は終了しました。さて、少し長くなりましたが、個人的には面白い話だと思ったので興味のあるひとは聴いてみてください。翻って標題はウケる/ウケないだったので、この話を元に、ウケる/ウケないについて考察してみて、今後の自分の記事の方向性や伸ばし方について考えつつ、ある程度どなたにも役に立つような結論を導きだせるように頑張ってみます。

改めて、どうしたら人に見られる記事になるのでしょうか?山口さんの話を忠実に守るなら、自分が書きたい記事ではなくて、ウケる記事を書くのを心掛ける必要があるのと、可能な限り誰が見ても何が言いたいかわかるように書く必要があります。しかし、何がウケて/ウケないかは書き手の多くはわからないという事です。鳥山先生が当時わからなかったのだから、おそらく殆どの人がそうでしょう。鳥山先生は超優秀な編集マンがいたのと、キ〇ガイじみた量をこなすことで自身のウイークポイントを克服し稀代の売れっ子漫画家になりましたが、一般人の自分はどうすればいいのでしょうか?

ぱっと量をこなすので思いつくのはAIに大量に書かせるという手がありますが、すこしズレてる気がします。それに量はこなせるかもしれませんが、おそらく多くの人に見られる記事になるのは考えにくいです。あくまで、個人の感想。では、noteに大量に記事を書くというのは何記事なのでしょうか?Bingに聞いてみました。

私:noterで投稿頻度が高く多いというのは、概ね何記事でしょう?

申し訳ございませんが、私の知る限り、noteで投稿頻度が高いとは具体的に何記事を指すについての統計データはありません。しかしながら、noteの更新頻度については、多種多様な意見が流れています。

Bing

どうやら、web上に客観的に大量に記事を書くという指標になるデータがないようです。そこでぼくは昔買った本を思い出しました。それはスティーブン・キングの「書くことについて」です。

言わずと知れた、スティーブン・キングさんなら何か指標になることを言ってくれてるんじゃないかなと思って引っ張り出して、流し読みしていたらプロの作家になるための条件が書いてありました。著スティーブン・キング。書くことについて p192

作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知る限り、そのかわりになるものはないし、近道もない。

根性論ですね!昔のひとは、本当にスポコン魂で日本も海外も関係ないようです!色々調べましたが、結局ひとより抜きんでるには沢山考えて、たくさん調べて、たくさん書け。

『たくさん』とは兎に角たくさんだ!例外はない!!という答えが出ました。ちょっとでも具体的な数値を調べようと思った自分が情けないです。というか、山口さんの言ってることをシンプルになぞっただけになってしまいました。そろそろまとめます。

「ウケる/ウケない」は、数をこなせなければわからない。幸いその指標はいいねの数でわかる。だから、ゴチャゴチャ言ってねーで沢山書けコラ!令和だろうが、ウケる/ウケないがわかるようにまで、たくさん書けや!という昭和の価値感の産めや増やせやという結論が出ました。「ウケる/ウケない」を知ろうと思ったら苦しいのは避けられないよねっていう結論でした(´;ω;`)ウゥゥ。

ということで、良い記事を書くためには、人目に晒される記事である以上、読者目線で書く、何がウケるか掴むまでは頑張って記事を書き続けましょうという、ちょっと考えればわかる結論になってしまいました。ラクな方法がなくてすみません。辛いですね。以上です。ありがとうございました。




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