総合商社~アフターコロナの働き方

お久しぶりです。よーくです。
X(旧Twitter)は最近更新しておりませんが、こちらではたまに記事を書いていこうと思います。「ふ~ん」と思えるような皆様の息抜きになる記事を書いていきたいと思います。

本日のテーマは「総合商社~アフターコロナの働い方」です。

まず、
総合商社の働き方につきまして、どのようなイメージがありますか?


「残業やばそう」
「飲み会多そう。接待も多そう」
「発展途上国への出張が多そう。しかも夜は飲み会・・・」
「社内の人間関係が大変そう」
「テレワークは悪みたいな雰囲気ありそう」
etc

などなど、このような「大変そう」なイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。

コロナ以前においては、たしかに全体的にそんな感じでした。
「部署による」「上司による」というのは当然ながら、全体的には多くの方がイメージするような上記状況は存在しておりました。

それがコロナを機に一変したというのが本日のテーマでございます。

簡単に言ってしまうと、上記のような全体的な風潮はなくなりました。
いわゆるホワイトJTC化しました。

コロナ禍でのテレワークは当然として、しかしながらアフターコロナに移行後は、従来への回帰が起こるのではないかと思いましたが、全体感としてのそれは起こりませんでした。

さすがにテレワークがオールNGとされている環境に身を置く商社マンはいるものの、以前のような激しい飲み会の日々を送る商社マンはかなりマイノリティになったものと思います。また、無駄な出張も減りましたね。この辺は他の大企業においても同様かとは思いますが、商社はいかんせん数が多かったので、かなりの変化を感じています。

そして、別視点での令和っぽい変化としては、「服装が自由になった」「フリーアドレスが浸透した」があります。これも全体感としてではありますが、こうした令和っぽい変化を享受できている商社マンは多いはずです。制度的にはコロナ以前に既にあったものでも、コロナを一つのタイミングとして、より働きやすく変化していきました。

服装に関しては、Tシャツにスニーカーは当然ながらいますし、これは若手のみならず、40代以降にもそれなりに浸透しているのです。

そして、怒る人が減りました。これは後輩指導においてもそうです。昨今のパワハラセクハラへの強い風当たりをひしひしと感じます。商社マンと言えど普通のサラリーマンですからね。

大声で怒る人がいなくなったのは、とても良いことですが(傍から聞いてても不快ですよね)、「あっ、これも令和ではパワハラになるんだっけ?」など些細なコミュニケーションに気を遣う人も必ずいると思うので、これは特に新人教育においては、なかなか厳しいですよね。

新人の成長機会がコロナ以前よりも少ないわけです。飲み会・接待・出張も減ったので尚更。おまけに先輩や自分がテレワークしていたら、周りに気軽に聞ける人がいないわけですよ。なので、自ら積極的に周囲とコミュニケーションを取るかどうかで成長度合いはかなり変動します。これは他のJTCでも同じかと思いますが、総合商社1年目などはデスクで資料作成などの仕事が多いので、コミュニケーションを積極的に取らないと本当に成長できません。

そして、そもそも論として、(人事)「あれ、新卒採用ってこんなに必要だっけ?」と各社なってきていると思います。総合商社の仕事は事業投資になってきているので、経験のある中途を採用した方が合理的だからです(優位性のある専門性を有する学生を除く)。新卒採用は少しでいい。実際、各社の新卒採用人数は少しずつですが減少傾向にあります。

このように、あらゆる点が急速に変わりました。要はホワイトJTC化です。また、それゆえの退職者増加もありますが、これはまた別で触れたいと思います。



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