If We Make It Through December
こんな年のクリスマスにふさわしいというか何というか……。
フィービー・ブリッジャーズによる「If We Make It Through December」のカヴァーがすこぶる良くてすこぶる悲しかったので、みなさんも聴いて悲しくなったらいいと思います。
まず、マール・ハガードの原曲がこちら。
寅さん的というか落語的というか、「なんとか年が越せたら、あったかいとこでも行こう、温泉とかさ、まあどうにかなるよ、あっはっは」みたいな曲だと思ってました。
それが、こうなる、と。
「父ちゃん頑張ったけどあかんかったよ、ごめんな、年が明けたら……ふふ、カリフォルニアでも行こうか」ってそれカリフォルニアじゃなくて天国のやつじゃん。
「いずこへまいるのじゃ?」「水の中の都でございますよ」の安徳天皇のやつじゃん。
仕事が無くて、娘の父である私、号泣。
年が越せたら、そうだな、有馬温泉(※車で30分です)くらい行こうかな……。
わけわかんない年だった2020年も残すところあと1ヶ月。
みなさん、よい12月をお過ごしください。
そんな父ちゃんの近況とお知らせ:
■12/12(土)、駒ヶ林・新長田を巡って俳句を作る吟行句会イベントをします。
ゲストに村井康司さん(俳人、編集者で、著書多数のジャズ評論家でもあります)、和久田善彦さん(平民金子『ごろごろ、神戸』、安田謙一『神戸、書いてどうなるのか』を担当した編集者)をお招きします。
十分な間隔を取ってなお残席があるようです。興味のある方は以下からお申し込みを。
https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/44841/
■12/14(月)、Otohatobaの年末恒例企画「ランク王国2020」の酒井担当日です。
私の選ぶ今年のベスト音楽を流して飲みます。事実上の忘年会です。
19時頃から、ノーチャージ、各自感染拡大対策にご協力お願いします。
https://twitter.com/otohatoba
■本とCDつくりました。『亀鳴く』と言います。買ってください。
俳句の変な季語「亀鳴く」をテーマに、いろんな人につくり下ろしていただいた小説・漫画・音楽などを収録しています。
「コロナウイルス感染症拡大とともに過ごした2020年の春の記録」の感じもあり、今年の〆に読んで/聴いていただくのも良いと思います。
参加メンバー、豪華です。内容、面白いです。在庫、だいぶあります。
もう一度言います、買ってください。
http://www.shosakai.com/kamenaku/