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『圭介』  〜1997年 顔が全然タイプじゃない男〜

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真文、24歳。 4番目に付き合った人は、髪が薄くて顔が全然タイプじゃないけど頭が良くて会話するのが楽しい人でした。
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#ヨシコちゃん

『圭介』  〜1997年 顔が全然タイプじゃない男〜 vol.4 (ゲイ小説)

「えっ!!!」 圭介に出会ったあの夜、僕と一緒だった友達が、椅子ごとひっくり返りそうな勢いで驚いていた。 「付き合うって、あの人、真文のタイプじゃ全然ないじゃん!」 「でも、一緒にいてあんな楽しい人、今までいなかったよ」 「そんな?」 「すごい頭が良くてさ、話してるとこっちまで賢くなっていく気がするの」 「いや、でも…すげえ…すげえ禿げてたけど?」 「男性ホルモンが強めなのかもね。セックスも結構強めだったし、ふふ」 「やったの?」 「やったよ」 「キモッ!」 「失礼な!」