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良いプロジェクトとは
弁護士をしていると、いろんなプロジェクトに出合います。弁護士としてお手伝いをしていく中で、これは上手くいきそうだなと感じるプロジェクトと、なんだか危なっかしいなと感じるプロジェクトがあり、おおよそ、その勘は当たっているような気がします。
今回は、弁護士という当事者と第三者の中間的な立場から見た良いプロジェクトの特徴についてまとめてみたいと思います。
<目次>
・手を動かす人に少なくとも1人熱狂
”やりたくない”をやらない方法:権力に支配されないために
意識しないと気づけない、権力の正体休めない人が休む方法を書いて、ふと、休めない人が出るのはなぜだろうと考えました。
労働基準法違反の労働がなぜ起きるのか。法的義務がないことをなぜやってしまうのか。
それはおそらく、権力の支配を受けてしまっているからだと説明できます。
私は、権力とは、相手のしたくないことを一方的に強制できる力だと考えます。権力に支配されないためには、権力の正体を見抜く必要があ
ドッグトレーナーから学んだこと
ドッグトレーナーのしつけの理論が学びが多かったのでシェアします。
愛犬の困った行動私には、愛犬がいて、これが、本当に、かわいい。寝る姿、食べる姿、走る姿、甘える姿、そのどれをとっても、どの角度から見てもかわいい。どんなに辛いことがあっても、この子をなでるだけで、辛い気持ちが見事に溶けていきます。
でも、困ったところもあって、ほかのワンちゃんを見ると遊びたくて吠えてしまうのです。ずーっと吠えてい
"WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE."を読んで:佐渡島康平さんへ宛てた感謝の手紙
前略 佐渡島康平様
初めてお手紙を差し上げます。5月8日発売の著書「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜」を読んで、感謝の気持ちを伝えたく、そのまま筆をとっております。
私が初めて佐渡島さんを知ったのは、つい最近、コルクラボのvoicyを聴いたのがきっかけです。なんとなしに聴いたvoicyでしたが、コルクラボのメンバーの
キホンを見極める三要素
前回の投稿ではなぜキホンは重要なのかについて考えました。
そこで、今回の投稿では、何をキホンに据えるべきかを考えたいと思います。適切でないものをキホンに据えてしまうと、あらぬ方向に向かってしまいかねません。
前回の投稿で、私が考えるキホンの重要性は、①大体正解、②ズレに気づける、③ムダがないという3点であると述べました。したがって、何をキホンに据えるべきかを考えるにあたっては、これらの重要性を
どうしたら良いかわからなくなったときに思い出したいこと
キホンというセーフティネット:①大体正解、②ズレに気づける、③ムダがないというキホンの3つの重要性どうしたら良いかわからなくなることってありますよね。何やってもうまくいかない、スランプみたいな状態。こういうときに焦って色んなことに手を出すとよりわからなくなって泥沼にハマってしまいます。
そんなときはよく、キホンに戻れなんて言われたりします。野球なら胸に向かって投げる、文章術なら主語と述語を対応さ
「するべきではない」を伝えるときに気をつけていること
依頼者の不利益を未然に防ぐための工夫弁護士として日々アドバイスしていますが、「するべきではない」というアドバイスをするときはすごく神経を使います。依頼者の“したい“を否定しなければならないからです。
一歩間違えれば、「あの先生は"できない"ばかり言う。ビジネスセンスのない弁護士だ。」なんて悪評を立てられかねません。
でも、弁護士だって意地悪で止めてるのではありません。依頼者のためを思って止めて