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「カウンセリング」を受けてみて

 私は、小さい頃から周りを気にしすぎ、行動できなくなる性格でした。地域の子供会の集まりでは周りを気にしすぎて、何も食べられず、泣きながら家に帰ってきたこともありました。

 大学生の頃からか強迫性障害(OCD)の症状である「手を何度も洗う」「家の鍵を閉めたか何度も確認する」「すれ違った人を傷つけてしまっていないか確認するために振り返る」などが表れてきました・・・・


 就職を直前に控えたときにこのままでは仕事に支障をきたすと思い、精神科を受診する決意をしました。でもこの決意には時間がかかってしまいました。精神科への偏見があったんですね。ちょっと恐い雰囲気の場所なのかと・・・(笑)今思うともっと早く行くべきだったと思います。

 精神科に行って思ったことは、きれいな場所で相談しやすい雰囲気が整えられているなと思いました。いすもゆったり座れるものだったり、明かりも落ち着いた色だったりと細かいところまでの配慮が感じられました。
 実際のカウンセリングが始まると、先生はゆったりと話始めてくれて、症状について丁寧に聞いてくれました。

 自分がどうしたいのか?ということを中心にカウンセリングは行われました。そこでは今まで心の奥にしまっていた「心の言葉」が口を伝って出てきていました。誰にも話せなかったことが自然と・・・それだけで少しスッキリしました。悩んでいたことに病名がついてなぜか安心感もあったのかもしれません。

 ただし、ここからが治療のスタートなわけで頑張っていくしかありません。

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