@29 土曜日の早朝、酵母さんに起こされる❣❣❣
天然酵母パンを焼き始めて、はや約30年近く経っています。人生半分じゃ〜
始めは、ホシノ酵母での天然酵母パン。市販のオーブン機能付きの電子レンジで焼いていました。
きっかけは、市内の絵本屋さん『プー横丁』の店主の千恵さんです。
1988年開店の絵本専門店。2年前にお店を閉めてしまいました。淋しいです。
絵本のこと、児童書のこと、ファンタジーのこと、くらしのこと
たくさんのことを教えてもらったお店、そして千恵さん。
ホシノ酵母から始まり、2007年には自家製酵母へ。干しぶどう酵母からスタートして、いろいろなもので酵母を起こし、庭のフサスグリも酵母に、最終的には小麦酵母に。
そして、通信で学んだり、スクーリングや札幌まで学びにいったり。
パン屋をやってしまったり。
酵母がよくできるように、始めにやったことは自家製味噌作り。
とにかく家に常駐の酵母を増やすを目指したことは懐かしい想い出です。
今は、たまに焼く天然酵母パンですが、不思議なことが起きるのです。
金曜日の夕方、仕事から帰ってからすぐに仕込みます。
1.5斤の食パン9本分、6,000gぐらい。
大きなタッパーの中で1次発酵、おやすみなさい。
それから10〜12時間後が、トップの写真の状態です。ほぼ4倍に膨らんでいます。
目覚ましはかけて寝ますが、必ずと言っていいほどに目覚まし前に起きます。
それって、絶対に酵母さんが起こしているとしか思えない。
絶妙なタイミングで起きるんです。
今朝は、3時前に起きました。え〜、まさか発酵してる〜と思いながらタッパーをみると、うん発酵しておる。「まだ、寝たい〜ねむい、寝たい寝たい」と自分と格闘20分。酵母さんには負けるのです。
目覚ましがいらない天然酵母パン作りです。
この1週間、平均睡眠時間は4〜5時間でも、酵母さんはしっかりと起こしてくれます。
タッパーのフタを持ち上げるほどのパワーがあります。
そして焼き上がったパンたちは…。塩と小麦粉と酵母と水、モルトのみ。
今日は、2人の息子と友だちと自宅用に合わせて10本。
粉は十勝の粉に変更中です。
以前は木田製粉の穂香が好きで使っていました。キタノカオリ。粉の販売が終了してしまい、それから試行錯誤。
粉が変わるとベーカーズパーセントが変わり
なかなか安定しない。
十勝の粉がなかなかいいです。
三種類取り寄せて、今回2つ目の粉。
次回は、また違う粉で焼いてみて
3つの中から選びます。
やはり、キタノカオリが好きです。
マイナーな話ですね。
パンは、道産小麦にこだわっています。
最近、天然酵母パンを教えてほしいのオファーあり。
おウチ教室をやろうかと。
自家製酵母、小麦酵母を作りたくなりました。
今日は久々に絵本の師匠、千恵さんからの電話に触発されています。
今日は、そんな自家製酵母のことを教えてもらった本を
ほんとにお世話になった本です。
『水と小麦だけのパン種でつくる酵母パン』 作・林弘子 出版社・アスペクト
そんな酵母を作る生活をしていたせいか、次男は小学校の夏休みの自由研究に天然酵母パンの作り方を提出して、大学醸造科に進みました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡
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