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【1時間雑学トレーニング#3】「リップクリーム」が救う冬

こんばんは、しょーま(@shoooomaNOsekai)です。

働き方改革が叫ばれていますが、自分が一番守らなきゃなーと思うのは「働く時間のリズム」だと思っています。普段の出勤は、仕事柄夜遅くなので出勤も合わせて遅いのですが、何かしらMTGなどが入ってしまうとその分前倒しになって後日にも響いてくるというケースが多々あります。それで体調崩れちゃうこと。リズムを取り戻すって、絶対に崩れた分どこかで取り返さないといけないから、ここは守っていきたいよねー。

さて、さっそく今回も1時間雑学トレーニングをはじめていきたいと思います。

1時間雑学トレーニングのルール


①1時間でインプットとアウトプットを完成させること。今回で言えば、インプットを完成させてからnote1記事するまで1時間で完成させるということ。
②目標は1時間で記事執筆を完成させること。目的は少しでも自分が造詣が深くなるきっかけをたくさん作り、多くの人に発信することにチャレンジできる環境を増やすこと。そしてこの記事をきっかけに多くの人に「ちょっと新しいことを知るきっかけ」を創出すること。
③テーマは自由。なるべく自分が聞いたことがある単語で、自分が詳しくない分野を選び、自分の知っている知識の層を厚くできるように心がける。
④情報ソースも自由。最悪wikiだって使う。
⑤文末にチャレンジ時間を記入。
⑥noteに公開後、多くの人の目に届くように、Twitterに流す。扱ったテーマにさらに詳しい人がいれば、積極的に情報を取りに行き、可能であれば後日追記していく。

今回扱っていくテーマ「リップクリーム」

20のころからタバコを吸っているのですが、いつも困るのが「ライターがどこに行ったか分からなくなる問題」。いつもタバコの箱と一緒に持ち歩いているはずなのに、何故だかライターだけ見つからず、何個も何個も買ってしまう。しかも高い買い物なら多少は躊躇するのかと思いますが、100円ライターがコンビニで買えちゃうものだからいっそう無駄遣いに拍車がかかってしまうんですよね。
そんな先日、職場の後輩とタバコを吸いに行った時にびっくりしたのが「ライターだと思って取り出したら実はリップクリームだった問題」。ポケットの上から「今日は忘れてないな!」と意気揚々と喫煙所に向かったら、さっき使ってたリップクリームではない別のリップクリームが出てきたんです。最近は乾燥もより一層激しくなり、自分としてはライターと同じぐらいリップクリームは欠かせないものになっているのですが、そんなリップクリームも、持ってくるのを忘れたとわかればすぐに薬局に飛び込んで買ってしまいます。

普段から使うたびに「作った人天才だ〜〜〜」と思っているのですが、そもそもいつ頃できたものなのでしょう。この雑学トレーニング中にはいい文献が見つからず、いろいろ漁ってみたところ、(自分の中では)リップクリームの代名詞・「メンソレータム」の歴史が見つかったので、そちらをご紹介します。

「メンソレータム」の歴史
「メンソレータム」は、1894年のアメリカで、アルバート・ハイド氏によって「やさしさ、ぬくもり、頼もしさ」という思いのもと、開発。
ハイド氏のひらめきを刺激したのは「ベスト・ポケット・コフ・スペシフィック」というノド薬で、この主成分出会ったメンソールは主に日本から輸入されていたものだったそう。
日本で発売が始まったのは、「大正デモクラシー」で湧いている1920年。多くの肌トラブルを解決できると話題になり、朝鮮半島や満洲、台湾などに代理店がおかれるほどの人気へ。現在はロート製薬が製造・販売を行い、開始当初2種しかなかったブランド・商品数が2015年現在では39ブランド、200種以上まで展開されている。
(参考:「メンソレータム」の歴史/ロート製薬商品情報サイト

まず調べてるうちに思ったのは「補足情報が面白い!」ということ。1894年については「伊藤博文が内閣総理大臣を務めていた時代」、ロート製薬が製造・販売開始の1975年は「家庭用ビデオレコーダーが日本で初めて発売された年」と、ただ一つの物事を覚えるだけではなく、付随して他の周辺情報も提供してくれるので、一度で二度美味しい。これ、どんな勉強にも共通して言えることだと思うので、ぜひ使ってみてください。
さらに、「メンソレータム=リップクリーム」と思っていたけど、他にもいろんな商品を開発していて、その根元が、開発者が当時大切にしていた「やさしさ、ぬくもり、頼もしさ」からきているということ。社会人をはじめてそろそろ2年が経とうとしていますが、どんな時も「一番大切にしたいことはブラさない」ということの大切さと難しさを感じています。販売がロート製薬に移った今でも、その想いがしっかりと受け継がれていることもすごいし、ビジネスマンとしてもすごく勉強になりました。

さらにいろいろ調べていると、「リップバーム」というのも出てきました。リップクリームと何が違うのでしょう?

リップバームとリップクリームの違い
リップバーム:オイルや植物エキスが主成分で軟膏状、こってりとした質感
リップクリーム:さらっとしたクリーム状、スティックタイプで携帯しやすい
(参考:リップバームってなに?リップクリームとの違いと使い方 おすすめ品/DOREKAU

要するに、リップバームの方が持ち運びはしにくいけど、リップクリームより保湿力も高く、プルプルした仕上がりになるということ(らしい)。衝撃だったのは塗りかた。普段リップクリームをつけるとき、唇の形に沿って、1〜2周ぐらい塗っていたのですが、唇の繊維が縦に走っていることを考慮して塗った方が効果が高いということ。普段料理をするときに、玉ねぎとか鶏肉の繊維の走りかたは意識して見ることが多いですが、まさかリップバームまで繊維を意識すると全然効果が違うのかということを知ることができました。どちらかというとお化粧品の部類に入ってくるものらしく、知識がないことも納得ですが、まだまだ知らない世界がたくさんあることを思い知らされました。

今回のまとめ。
このトレーニング中では、リップクリームの誕生や普及について詳しくわかる文献を発見できなかったのが反省。口紅やその他の化粧品についてはいろいろ出てきそうなのですが、リップクリームに限っては「wikipedia」でも歴史については触れられていませんでした。質問募集掲示板などを探してみても、「多分蜂蜜とかじゃない?」程度で、詳しく言及されていなかったので、ぜひ詳しい方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいなと思います。
そんな中でも、普段自分がとてもお世話になっている「メンソレータム」について詳しく知れたことは良かったです。今回調べていく中で、新たに「メンソール」についての疑問もたくさん出てきたので、それについても後日詳しく学んでいけたらいいかなと思います。普段使いしているものでも全然知らないことがたくさんあるんだなーということを再実感したトレーニングでした。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。もしよろしければ、また別の1時間雑学トレーニングでお会いしましょう。


心も唇も、うるおいが命。


(執筆時間:58分06秒40)

Photo by Kelsey Curtis on Unsplash

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