【出版社就活体験記#1】編集者に必要なスキルを考える

こんにちは!いきなり投稿が滞りました、、。
ぼちぼち書き始めていきます。

今回は「編集者に必要なものは?」というテーマです。私が思うに、編集者という職種は、イメージは出来るけど具体的にどのようなスキルが必要かはわかりにくいと思っています。それくらい特殊な働き方なのではないか、、と思うのです。

したがって、私が出版社へ行くことを志した時にまず必要だと考えたのが、「編集者という職業の解像度を上げる」ことでした。

実際に調べて分かったことは、編集者は非常に自由な職業であるということです(詳しくは後述)。つまり、自分なりの「編集者」をとらえ、言語化しなければなりませんでした。

「編集者に必要なスキル」の、自分なりの答え

それでは、その答えとは?私は①1対1のコミュニケーション力、②コンテンツに対して分析的な観点を持つ、の2つだと考えました。

1対1のコミュニケーション力

編集者は当然、作家と打ち合わせをしたり、インタビューをしなければなりません。そこでは適切なコミュニケーションを取り、信頼を得る必要があります。信頼関係を築けないと、必要な意見を交わすことができなくなります。「1対1」としたのは、大人数に対して働きかける、ということはそんなにないかな?と思ったからです。当然ただの内定者には正確にはわかりません。実際には違う可能性もあります。

コンテンツに対して分析的な観点を持つことができる

こちらのほうが大事かもしれません。作家とともにコンテンツを生み出していくとき、まずはコンテンツに対してどこが良い・悪いかを判断できなければなりません。さらには、どうしたらより良いコンテンツになるかも言えなければなりません。そういう意味では、編集者と作家の垣根は無くなってきているような気もしています。

そして、ここに編集者たちの個性のようなものが出るのかなとも思っています。要は、面白い作品が生まれるのなら、作れるのなら、プロセスは問わないのです。なんというか、例えば漫画なら、編集者ごとにマンガ理論のようなものを持っていて、各々が理論を磨き上げながら作品を作っていっていると思っています。

早く自分なりの面白い漫画を作り上げたいなと思いますね。

(補足)リーダーシップ・他人を巻き込む力、は必要か?

就活でよく聞かれる「リーダー経験」。私は、こちらをあまり重要だとは思いませんでした。管理職になればだれでも必要だとは思いますが、平社員から必要になるかと言われると、違う感じがしますね。先ほど言った通り、重要なのはリーダーとして多くの人を引っ張っていくことではなく、作家一人一人と信頼関係を築き上げていくことです。

こういう点からも、編集者が特殊な職業だと感じますね。変に就活の型にはまっていないと言うこともできるかも、、。

結局編集者に求められていることは?

編集者は、すごく裁量の大きい仕事だと思います。要は、「面白い作品を作る」ことこそが至上命題であり、それができるならどんなプロセスでもいいのです。

バクマンに『面白ければいいんだ』というシーンがあります。正にそれですね。

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