ヴィッセル神戸戦レビュー     積み上げ

皆さん週始めのお仕事や学業お疲れ様です!     僕自身もリモートでの授業に苦戦しつつも充実した日々を送っております。最近は試合を見れるだけでとても 気分が上がるので楽しいです笑。

またもや雨の中のゲームとなった試合ですが神戸は強かったですね。抜け目ないというか常に急所を狙っているかのようでした。そんな試合を振り返っていきます。

名古誕生日おめでとう!!!

ヴィッセル神戸予想スタメンとスタメン

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大方予想通りでしたね。スタメンとしてはやることは幅を取って裏を狙うということです。うちとしてはとにかく中盤に当てさせないこと。特に右の井上とサンペールの場所は下がってきたり間に入ったりと異質な動きをするんですね。ここを捕まえられるかが重要でした。ベンチにはノーマークの外国人も…

湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン  キャプテン梅崎の帰還!

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こちらは全員的中。ベンチには中村駿が復帰したら面白いかなと思っていたらまさかの梅さんが戦列に復帰しました。攻撃面での違いを生み出せるのにプラスして今シーズンはキャプテンを任されチームの戦いを伝える役目も持っています。そういった意味では湘南の戦いを伝えるレベルにまでコンディションが戻ったのかなと思いました。改めて梅さん頼むぜ!!!

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試合を支配したが…

おおよそプレビュー通りの展開になったかなと思います。神戸は最終ラインを大きく下げて湘南の裏のスペースを開けました。湘南もまずはプレスから入るので前から行きます。プレスがハマってる前半は相手を押し込んでパスミスを誘発。うちのやりたい流れだったと思います。中盤を締めることでサンペールと山口を密集で囲んだのが効きましたね。まずそこを封鎖してから前に出たので神戸としてはやりにくかったと思います。    ヴィッセル神戸戦プレビュー

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しかし前半5分の谷にイエローカードが出たシーン。 湘南の高いラインの裏を突かれて谷が飛び出るも足を引っ掛けてしまいイエローカード。僕はどうしてもあれが頭から離れませんでした。攻めているということはそれだけ裏が空く。そうなるといくらこちらの流れで支配しているとはいえ常に一撃で仕留められるリスクが付き纏います。サンペールが後ろに入って回しの手助けをすると湘南のプレスがハマらず古橋に裏を突かれるシーンも多くなりました。湘南がやりたいことをやればやるほど神戸の好みの展開になるということです。

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リスク回避と中盤の読み合い

湘南はリスクを回避するためこちらのラインを下げて 古橋の裏を潰し神戸を攻めさせることで逆にスペースを開けようとしました。神戸は裏へのボールができないので下から繋ぐことに。前半見ていて思ったのは後ろの繋ぎはそこまで得意じゃないのかなと感じました。実際停滞することが多くサンペールでなんとか前線まで運ぶも湘南のその側に追い出す守備と5バックのマークの受け渡しにより攻めている割にはシュートが打てず。守備でこちらの流れに持ってくる湘南の新しいパターンにハメる事ができました。

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ここで中盤での読み合いがスタート。湘南はまず縦を狙うので神戸は縦を封鎖。サイドからのクロスは神戸の 馬力のある2人に弾かれてしまいます。ならばと聡を使って無理やりボールをつけますが山口蛍の広いカバー範囲に止められてしまいます。ここですぐ切り替えて名古とやーまんが取り返しすぐさまカウンター。ここのやり合いはめちゃくちゃ面白かったですね。J1でもトップクラスの切り替えと守備の強さでした。点が入らなくても展開早くバチバチにやり合ってるのをこの目で見れるのは幸せだなと心から感じました。特に名古は切り替えの速さが湘南基準になってていいですね!



ラストの大勝負!

後ろにラインを下げたことで下から繋ぐのは危険と判断しさらに神戸のディフェンスを分散するためにロングボールを多用します。菊池と小林に跳ね返されますがそれは計算のうち。徐々に下がることでサイドが空き始めました。町野に決定機が訪れるも決められず。ここでラストの大勝負に出ます。



インサイドハーフにこばしょー。FWになおさん。  こばしょーが拓也と入れ替わりサイドに抜けます。神戸は湘南のロングボールのせいでサイドバックとCBのラインが揃わずサイドをフリーに。なおさんのボレーとバックヘッドは前川の好セーブに阻まれますがこのままいけば点が取れるぞ!と思ったのですが…

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神戸は謎の外国人アユブマシカを投入。油マシマシカ?魔法少女マドカマシカ?ごめんなさい。       とにかく怖かった!日本人とは違うリズムで裏をとってくるので一瞬の隙をついてきます。クロスのタイミングも違うし体も強い!結局最後まで神戸の裏へのボールにビビりながら対応しなきゃいけなかった。なんとか声を掛け合って0に抑えた部分に成長を感じると共に久し振りにヒヤヒヤしたというかやられたかもと思う場面を作られました。トータルで見れば湘南が支配したゲームに見えて神戸好みの展開にしつつ決定機も作られた五分のゲームだったかなと思います。


得点力

最後は凄く個人的な意見!湘南に決定機が何度かあった中で決めきれなかったですね。ここまで良い戦いをしているのに勝てないのはやはり得点力。でもある程度仕方ないなとも思うんですよ。例えばもし皆さんが谷と1対1になったらどこを狙いますか?股の間?それともニア?ループを狙う?かわす?              正解は分からないです。だって谷から点を決めたことがないから。ベルサポの中で俺は谷から点を決めれるぜって人はいないはず笑。1点決めてしまえばどこのコースに蹴ってどのポジションに入ればいいかが分かるのでそこからどんどん点が入るんですよ。いわゆるケチャドバですね。


FWに必要なのはスーパーなゴールではなく何気ない ゴールのパターン。拓也の今までのゴールを見返してみると似たような抜け出し方が多くないですか?    得点を取るためにパターンは重要なんですよ。    さらに大橋と町野は1人でなんとかできるタイプのFWじゃない。周りと絡んでスピードを持って突っ込んでくタイプです。真正面からディフェンスと向き合うと負けちゃうからサイドに逃げたり落ちたりしながらプレスもかけてゴールから離れるシーンも多いんですよね。湘南は個人が強いチームではないので全員で押し上げる必要がある。その中で大橋と町野は全体を引っ張る役目を担っています。ゴール前にいれないとなるとなかなかシュートも打てない。故にラグビーのようにFWを追い越していくんですよ。


僕はこの段階では勝ち点を1つでも積み上げて得点力の解決のキーになるウェリントンズやサポートのできるタリク、仕掛けで得点に繋げられる畑が戻ってきてから 本格的に勝ちに拘ればいいと思っていたので楽観的というかある程度落ち着いて見ていました。ですが皆さんの意見を見ると勝てたという意見も見られます。    そうですよね!ここまで良い試合を見せてくれてるのだからもっと野心を持って上位を倒す気持ちでもいいですよね!J1で戦えるチームになって引き分けで満足してちゃダメですね。もっとやれるチームだとみんな思っているということです。そしてウェリントンが遂に合流。 ウェリントンは1人でもゴール前で勝てる選手。そうすれば自ずと周りがフリーになる。みなさんの野心と選手とスタッフと浮嶋さんが積み上げた湘南の新たなスタイルに補強した個が加われば湘南がこのリーグを掻き回すこともできるかもしれない。僕はそれが楽しみでしょうがないです。


まとめ

まだいろいろ言いたいことはありますが結構語ってしまったのでこの辺で笑。質問があればください。    個人的には聡はどっちの方がやりやすいのかなというのは気になっています。和成がめちゃくちゃ判断が良くなっているので迷いどころですよね。

ウェリントンも合流してここからは真の意味で湘南の力が試されます。

全員の力を結集していまこそ one bellmareで戦う時です。ここからさらに楽しみですね!



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