セレッソ大阪戦レビュー　　　　　　掴む運

おはようございます。大学の対面授業が始まって既に　行きたくない病が発症しています。授業も難しいのが　多いし遠いし疲れるし…そんな自分のやる気を高めるためにも勝ってもらわなきゃ困るんだよ！！！えぇ！？

ということで忙しかったので超簡潔にまとめます。　　いつも遅れてすいませんね。小学生のコーチやったり　試合見たりしてるとインプットする時間がないんですよね〜読みたい本があるのに〜。

FC東京戦は月曜日までにはあげますよ。　　　　　　　（言ったからには絶対にやれよ）

セレッソ大阪のスタメン

こちらがセレッソのスタメン。前回苦戦をした清武は　怪我の影響もありメンバーから外れていました。丸橋と原川も怪我で長期離脱と主力にアクシデントが出ていますが上位をキープ。編成のバランスの良さや若手の活躍などチーム全体での底上げができている印象です。セレッソユース強いですしね…。とにかく弱点がないので　自分達の強みで上回るしかない。それを活かすために　どう動くかが重要でした。

湘南ベルマーレのスタメン

代表ウィーク後ということで町野はベンチスタート。　阿部と瀬川のツートップで入りました。インサイドハーフには強度の高い平岡がスタメンに。他のメンバーはいつも通りでしたね。どれだけ自分たちの穴を消せるか、その上で良さを出せるかというのがキーポイントとなりました。

試行錯誤するプレス

湘南の肝はやはりプレス。良い奪い方から良い攻撃につながることがうちの強みです。セレッソはそういった　相手の出方、矢印を見て剥がすのが上手い。ここら辺はかなり試行錯誤してました。

セレッソは鈴木がアンカー気味に、上門が落ちて433のような形になりました。アンカーに阿部がつくと最終ラインにプレスをかけるのは瀬川のみ。平岡と池田は真ん中を閉じなければいけないのでどうしても高い位置の　サイドバックは空いてしまいます。中野がアタックに　行きますが強度ではやや分が悪い中野、松田の技術に剥がされて裏のスペースへ。杉岡もプレスに連動してるのでここはかわされたら空いてしまいます。毎熊が引きつけて奥埜が出てきたりとこの辺もコンビネーションが厄介でした。意図を合わせて相手を見ながら剥がせる、改めて強いですね。

湘南はなんとかサイドバックへのアプローチを試みます。平岡が出てきて3枚で追いかける作戦。これなら　役割がハッキリしますし中盤の運動量は大変ですが　　うちの流れにはなる。実際この形から奪って良い攻撃につながるシーンもありましたが…

キムジンヒョンが参加してのビルドアップ。キーパーまでプレスをかけると鈴木が空いてしまうしサイドバックについていた瀬川と平岡は今度はCBに行くのかサイドバックに行くのか迷ってしまいます。さらに池田と茨田の負担も大きく運動量は落ちて行きました。湘南はなす術なく撤退。引いて守る時間が多くなります。どうすりゃええんなこんなの！！！！！！

詰んでる中でも

攻撃に出ていこうとしても中野に対して松田を高い位置でぶつけられ良さを出せず。後ろに引いてるのでカウンターに行くにも瀬川と阿部という身長の低い2人に長いボールを当てるのはほぼ無理。プレスで剥がされたことで瀬川の良さが出ず押し込まれたことで阿部の高い距離での連携の良さが出なかった。おまけにうちのストロングである中野が潰されるという。詰みですね。将棋で言えば王手、UNOだと残り一枚でUNOって言ってないといけません。その中でもなんとか繋ごうとしてたのが　山本、茨田、池田です。間に立つ位置や技術、運んで　スペースを作るなどこの3人は状況に合わせたプレーができてたし技術も高かった。なんでもできるからこそどの状況にも対応できる。湘南とセレッソの差はここだと僕は思います。

一握りの運

攻め立てられる湘南ですがなんとかプレスに行き相手の陣地でプレーしようとしたことで意外とペナルティエリアまでの侵入は防いでたんですよね。最終ラインや谷の集中力が凄かった。米本とタリクを入れて運動量を確保し、やーまんと町野を入れロングカウンターがやりやすくなりました。が、しかし無情にも運はセレッソの方へ。山本がクリアしようとしたボールに加藤が素晴らしい切り替えでかっさらい倒れます。判定はPK。もうしょうがないとしか言いようがないですね。むしろ良く耐えてた方だと思います。支配してたセレッソの方に運が傾くのは必然っちゃ必然ですから。谷も懸命に手を伸ばしますが惜しくも失点。これは厳しいか…

ラストチャンス。フリーキックを高い位置で獲得します。キッカーは阿部、鋭いボールは湘南の選手を越えてセレッソの選手へ…あぁこれで試合終了かと思われたその時！なんとクリアミスでゴール方向へ飛んでしまい　湘南が土壇場で同点！いやーラッキーすぎますね。　　阿部のキックと湘南の選手の立ち位置が合ってなかったですし本当にラッキーだった。一筋の運を掴み湘南が貴重な勝ち点1をゲット。ただ状況に合わせてなんとかプレスに行こうとしたり攻め手を探すためにビルドアップを試みたり必死に後ろで耐えたりとやるべきことはやった。前回に比べてセレッソとの差も縮まったと思います。そのご褒美だと思い次につなげて勝つしかない。

まとめ

いやーほんとラッキー。理論立てて考えるのは好きだけどこーゆー運で傾くのもサッカーの醍醐味。面白さでもありますよね。強い相手にやれることはやった結果勝ち点が拾えた、まだまだですけど成長を見せれたのではないでしょうか。

今日こそ勝利を。勝つぞー！僕も今から行きます！

公式サイト

湘南ベルマーレ公式サイト