名古屋グランパス戦レビュー 下を向くな。全力を出した結果だ!
こんちゃ!日に日に日向坂46にハマって行ってる気がします。新作MVも5回ぐらい見ました。湘南ベルマーレも試合には負けたけど重苦しい雰囲気もサポーターからは感じられず太陽の光が差し込んだような試合になりました。だからこそ勝ちたかったですけどね。まずはスタメンから行ってみましょう!
湘南は前節横浜FCの身長の高いツートップに苦戦しました。それを見越して名古屋は山﨑と金崎を並べてきました。本来名古屋は大きなボールを蹴りまくるようなことはしないんですが湘南には有効な策なんですよね。このマッシモフィッカデンティ監督の堅実さというか18位相手にも謙虚さを持って戦う姿勢が名古屋を支えているのかなと感じました。監督は本当に頭がいい。
前節の気持ちのこもっていた馬渡、岩崎、やーまんを使い出場停止明けの未月がスタメンに戻ってきました。おそらく最初は3421の形になっていたと思います。プレスのかけ方が少し面白かったですね。
一癖つけたハイプレス
今までうまくハイプレスがハマらなかったことには僕なりの回答があります。基本なおさんか指宿がトップを務めることが多いじゃないですか?そうなると体力的にハメに行くのが難しいんですね。シャドーがFWを追い越してプレスをかけてしまう事でこのような状態になります。こちらをご覧ください↓
シャドーが暴走した形でプレスをかけてしまい真ん中がポッカリ空いてしまいます。最近の湘南はこの形が多い気がしていました。ところが今回は違いました。
馬渡が高い位置を取り相手の4番を牽制。やーまんが我慢して5番のボランチにつき未月か金子が前に出て6番についていました。そして岩崎がトップの位置入り素早く3番のコースを切ります。なおさんは7番にボールを蹴らせるようなプレスをかけるだけでいい。この形が恐ろしいほどハマりました。名古屋は前のツートップに蹴るしか無かった。そこでディフェンスがしっかりと密着して対応する事で名古屋はボールを下げるしかない。その間に素早く帰陣してブロックを作る。守備ではこのパターンがハマりほとんどピンチがありませんでした。とりわけやーまんの中盤のスペースのケアと岩崎の猛烈スプリント、馬渡が走力で相手の吉田と相馬の2人を牽制していたのがここまでうまく守れた要因かなと思います。
うちの金子と未月の急成長が止まらない件について
ラノベみたいなタイトルになりましたね笑。ぜひこれはアニメ化してほしいですね(何言ってんだお前) この2人のプレーには見ていて思わずうまいなぁと言ってしまうほど素晴らしいものでした。まず前述したボランチのプレスを未月がかけて裏に出たボールを金子がカバーします。そしてそのセカンドには既に未月が戻っていてパスコースを切られる前に金子がボールをもらいにいきます。この2人は1試合通してこの精度がまったく落ちませんでした。おかげでうちは簡単にボールを失わずに横に動かすことができました。ボールをもらう位置や体の向きやパスのスピードと精度も格段に上がっています。恐るべき成長スピード。アニメ化待った無し。
それでも主導権は握れなかった
僕はあの内容なら前半のうちに点が入ってもおかしくないと思いました。しかし名古屋も戦い方がうまかった。まず山﨑と金崎に3バックの裏のスペースやアンカーの手前のスペースに走り込ませそこにラフなボールを当てる事で強引に前に進んできました。そしてマテウスの個人技でなんとかシュートまで持っていく。対面のこばしょーは守備が得意ではないので難しかったでしょうね。何回か危ないボールを入れられました。そして後ろから蹴っているので名古屋のディフェンスは4枚既に揃っているんですよね。カウンターをうまく発動できなかったのも主導権を握りきれなかった原因かなと思います。
拮抗する後半、見えた課題
あれだけ白熱したのに決定機はほとんど無いんですよね。お互いそれだけ集中していました。湘南は金子と未月を経由して横に展開。相手がズレたところを拓也が少し運んだりシャドーにつけてサイドに展開したりとゴールの手前の位置まで運んでいきます。でもやっぱりアイディアが足りないですね。馬渡があげるにしても中が足りないしこばしょーもクロスがはやすぎる。もう一工夫が必要なんです。センターバックのオーバーラップで時間を作るのも1つの手だしシャドーとの関わりもサイドの人間は意識するともっと深い位置まで持ち運べるかもしれません。あと中への侵入が少ないなと思いましたね。ペナルティエリアに入るか入らないかのところって1番湘南の選手が打ってるイメージあるんですよ。だからサイドの人間はもっと中に侵入していいと思います。天馬ややーまんなどはペナルティエリア手前のプレーはチームでもうまいですからそこと短いパス交換をして中に入っていけば決定機は増えそうな気がするんですよね。
偶然は僕たちに味方をしなかった
僕たちは球際も闘ったしビルドアップにもチャレンジしました。そしてプレスもある程度ハメる事ができた。交代もプレスがかからなくなったので1人で追う事ができるタリクが出てきて攻撃の起点として天馬をフル活用しました。広教もアグレッシブに動き最後の最後までサイドを活用しようとしてたと思います。湘南も名古屋も必然のプレーをしてエキサイティングな試合をした結果偶然は名古屋の方に味方をします。コーナーが未月の頭にあたり失点。防ぎようがありませんでした。ちょっとでも谷の位置や未月の位置が違ければ、相手が手前で逸らしたりすれば失点しなかったかもしれない。あれはもう偶然と言うしかない。敏さんの交代が遅いと言う人もいましたね。僕の個人的な意見としてはもっと前に冬一と指宿を入れていたらやるサッカーが変わり試合の流れが崩れてしまうリスクの方が高いのかなと思います。コンパクトに守備していたからこそ途中から入った前田にもシャビエルにも決定機は作らせなかった。それを広げてしまうのはあまりにも危険。結果的に失点してしまい最後に出さざるを得なくなった。みんな必然のプレーを全力でやって浮嶋さんも最大限の準備と交代をしてくれた。もう負けたのは自分のせいだと思うほどの試合でした。きっと僕の応援が足りなかったんです。本当にとんだ大戦犯ですね自分は。だからチームは下を向くことなくこれを続けてほしい。僕らの誇りです。
まとめ
勝点3を取ってもおかしくない試合だったと思います。しかし結果負けてしまった。仕方がない。この言葉しか当てはまらないと思います。また同じことを続けて攻撃面では工夫を増やしていくしかない。ビルドアップでは確実に成長を続けています。どれだけ負けていても僕はあきらめずに闘う姿勢を見せてくれた選手を誇りに思い必死に応援しようと思いました。下を向かなくていい、全力を出し続ければサッカーの神様はいつか僕たちを助けてくれるはずです。
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