大分戦レビュー         少し頭の中を整理してみよーや

こんちゃー!もううちでは大変でしたよー!母親が試合結果に怒っちゃってなだめようと思って試合の解説始めたら余計に怒られました。そんなときは親父になすりつけるのが1番です。さぁさぁ皆さんの意見も沢山見ましたがある程度やりたいサッカーを理解している人や気長に待つような人はポジティブな意見が、結果を求める人はネガティブな意見が多いかなという印象です。もちろんどちらも大切な意見です。皆さんの意見を参考にしつつ今日は試合の話と共に少しずつ整理してこうかなと思います。まずはスタメンから!

大分トリニータ予想スタメンとスタメン

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なかなかいい的中率ですね。スタメンの雑感はやはり擬似カウンターに気をつけるためにも起点の岩田と三竿をしっかりケアしつつ町田や三平に裏抜けをさせない、そんなプレスのかけ方は出来ていたと思います。

湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン

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はい、めっちゃ外しました。結構変えてくると思ったんですけどね。体力的に厳しい上に怪我人も出ている、そんな中でよく戦ってくれていますね。彼らのポテンシャルをなめてました。

手応えアリ!言うことナシ!


今シーズン1の出来でした。まずはボールを奪った後のカウンター、茨田が1つタメを作ったことで拓也がトップスピードで裏に抜け大分のディフェンスはついていけません。そして拓也もクロスに一工夫、少し中へと運び後はボックスエリアの職人であるなおさんが仕上げます。完璧です、ただのカウンターではなく崩しの工夫を入れた素晴らしいプレーでした。


湘南の勢いは止まりません。自分たちでボールを持ちつつ大分が引いてスペースが無くなったら素早く坂の位置までボールを戻します。そしてそこから裏を狙い縦に速い攻撃を仕掛けていきます。全員裏を狙うタイミングと無理だと思ったら下げるタイミングが凄まじく良くなっています。そして次の展開のためのトラップや体の向き、どれをとっても手応えしか感じません。そしてその勢いのまま大岩魂のヘッド!2試合連続ゴール!抱いて!インタビュー塩対応でもいいから抱いてくれ!見事なまでの試合展開でしたね。しかし少しずつ後半に繋がる布石がありました。↓をご覧ください

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湘南は大分の擬似カウンターを防ぐために5バックで裏のスペースを消します。そしてインサイドハーフの2人に前に出てプレスをかけさせました。5と8の選手がドフリーですね。最初はインサイドハーフが素早く戻ることでこのスペースは有効的に働きません。しかし茨田の体力が落ちてくるとここから前に運ばれてしまうんですね。特に三竿は自分でここにつけた後さらに上がってくることで数的優位を作り出しました。点こそ取られなかったもののかなりヒヤッとするシーンがありましたね。


2-0が危険な理由

よく日本では2-0が危険と言いますよね。なぜか?  それは気持ちの問題です。微妙に安心できない数字なんですよ。経験者なら1回は2-0でどうしようか迷ったことはあるのではないでしょうか。たしかにリードしてはいるけど取られたら怖いな、守った方がいいかなというような思考になるんですね。これが3-0なら時間使いながらカウンターでも狙えるような余裕があるんです。しかし湘南はこのリードを守ろうというような思考になってしまいました。僕はそうなった1番のターニングポイントは岩田のシュートがポストを叩いたシーンだと思います。あそこから一気に重心が下がりました。


どうすれば良かったんだ?

僕なりに原因を3つあげます。このへんは試合運びの話だったり気持ちの面も大きいです。完全に個人的な意見になってしまいますがご了承ください。

3点目を取りに行く意識

これが1番の原因ですね。この意識が誰にもなかった。おそらくヘトヘトの茨田を後半の途中まで出したのは3点目を取りに行くための起点にしたかったのでしょう。しかしその前に全員が引いてしまったため守備的な未月を投入。未月を入れたことで守り切ろうという意識が出てしまいさらに重心が後ろに。後半始まるタイミングで未月を入れてもう一度プレスをかけて前から圧力をかけよう!というようにすれば良かったのかもですね。これはたらればです、終わったから言えることです。そして3点目を取りに行く意識があれば大分の選手も後ろ向きに戻らなければならないので相当疲れます。そして必然的に大分の攻撃の時間も減ります。攻撃は最大の防御とはよく言ったものです。強いチームは3点目を取りに行く。故に勝ち切れるんです。


大分の技術

僕はプレビューで”大分は引けば守れる“ということを言いました。完全に目測を誤りました。クロスのレベルが高いのと合わせるのも大変レベルが高かったです。得点力は無いと思っていたんですが引いた相手にもしっかりと個人技術で上回れる、改めて素晴らしいチームだと思います。そしてレベルを低く見積もっていたことを深く反省しました。片野坂監督大好き(媚売っとく)   大分戦プレビュー←こちらもどうぞ


大分の勢いと応援

手拍子が解禁されたことによって大分の勢いに拍車がかかります。たかが手拍子、されど手拍子。実況の人の声が聞こえなくなるくらい大きな手拍子でした。リズムも合えばここまで良い雰囲気が作れるのかと思いましたね。間違いなく大分の選手の力になっていました。


まぁ要するにホームでやってればもう少し変わったかもだし点を取りに行く意識さえあれば引き分けにならなかったかもしれない。ドン引きしてしまった以上引き分けは妥当というか勝ち点を持ち帰れたことだけ良しとした方が良いですね。また次同じ展開になったら引かなきゃいいだけの話です。

少し整理をしよう!

ここで少し整理をしましょう!今シーズンは湘南スタイルとビルドアップでの遅行の融合を目指しています。そしてビルドアップばかりになっていたり縦一辺倒になっていた初期のチームと今を比べるとどうでしょう?  奪った後は素早くゴールを目指し無理だと思ったら遅行に切り替えて裏を狙う湘南スタイルも随所に見せている。融合ができて結果も出てきている。こう言っても過言ではないですね。だって勝ってる時の戦い方なんて議論できなかったじゃないですか。なので浮嶋さん解任なんていうのは勿体無いですよ!普通なら何年もかかるであろうチームの基盤作りを半年でかなりのものに仕上げているんだからやっぱり凄い監督ですよ。ここからは試合の展開を読んでプレーしたり結果にこだわるという部分が見れると思います。勝ちもそろそろではないかと僕は勝手に思っています。


まとめ

浮嶋さんインタビューでキレてましたね〜。そりゃ勝てるような試合を自分達で難しくしてしまったのだからキレますよね。僕らだって試合後あんな怒るんですから笑まぁ少し肩の力を抜いて純粋にサッカーを楽しみましょう。結果を出すための基盤作りは完成へと近づき徐々に結果も出てくると思います。長くなってごめんなさい!読んでくれてありがとうございます!ばいちゃー!



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