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湘南ベルマーレシーズンプレビュー 信じろ 楽しめ 新湘南の幕開け

凍るような外の空気を打ち消す熱い日常が帰ってきます。短いようで長いシーズンオフが終わりチームはまた厳しく激しく最高に熱いJ1での戦いに身を投じます。

BELIEVE〜新湘南へ〜

辛く険しい道のりでしたがようやく我々の挑戦が始まろうとしています。J2での長く暗いトンネルを抜けJ1との壁を痛いほど思い知りサッカーに集中できないような出来事もありました。大切な仲間も失いました。    それでも折れなかった。挫けそうになっても支えあった。ボロボロになっても走り続けた。だから我々は今この舞台に立っているのです。ようやくJ1での挑戦が始まります。山口智監督と残ってくれた多くの選手、湘南でチャレンジしたいと来てくれた選手。全員の力でまだ見たことのない景色を。新湘南の幕開けです。

湘南ベルマーレ移籍情報

IN

期限付き MF 米本 拓司 名古屋グランパス
新加入 FW 瀬川 祐輔 柏レイソル
復帰 FW 若月 大和 FCシオン
新加入 MF 永木 亮太 鹿島アントラーズ
復帰 DF 福島 隼斗 福島ユナイテッドFC
新加入 FW 鈴木 章斗 阪南大学高等学校
新加入 DF 松村 晟怜 帝京長岡高校
トップ昇格 DF 石井 大生 湘南ベルマーレU−18
トップ昇格 MF 原 直生 湘南ベルマーレU−18
新加入 DF 蓑田 広大 法政大学
新加入 MF 鈴木 淳之介 帝京大可児高校
新加入 FW 根本 凌 鹿屋体育大学

OUT

期限付き MF 横川 旦陽 東京武蔵野ユナイテッドFC
期限付き GK 真田 幸太 東京武蔵野ユナイテッドFC
期限付き MF 新井 光 福島ユナイテッドFC
放出 FW 石原 直樹 未定
復帰 FW ウェリントン ジュニオール ポルティモネンセSC
期限付き MF 齊藤 未月 ガンバ大阪
復帰 MF 名古 新太郎 鹿島アントラーズ
放出 MF 三幸 秀稔 大宮アルディージャ
期限付き MF 柴田 壮介 カターレ富山
放出 DF 毛利 駿也 ツエーゲン金沢
引退 GK 秋元 陽太 引退
我らが湘南ベルマーレの今年の補強は例年と比べると驚きが多かったですね。まずは多くの主力選手が残ってくれることとなりました。シーズン通して出場機会を得ていた選手が手応えを感じ、このチームで戦いたいと思ってくれている。とても嬉しいですね。さらには柏からは瀬川、名古屋から米本といった来たら絶対湘南にハマるだろうけど絶対取るのは無理だろうな的な選手を獲得。夢かと思いました。鹿島から永木が7年ぶりに湘南に 復帰。改めてお帰りなさいと伝えたいです。福島と若月は期限付き移籍先で大きく成長を遂げての復帰。7人の新卒ルーキーに加え2人のユース出身と磐石の編成で新しいシーズンに挑みます。また新天地を選んだ毛利と 三幸、古巣への復帰となる名古、ジュニオールも悲しいですが湘南で得たことを生かして頑張ってくれると嬉しいです。なおさんも早く移籍先が決まってほしいです。そして秋元のアニキ現役生活お疲れ様でした!

⚠️期限付きのみんなはちゃんと帰ってくるんだよ

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新加入選手名鑑!

米本拓司 名古屋グランパスから期限付き移籍で加入

久しぶりですよ驚いて声が出なかったの。絶対に湘南に合うけど絶対に来ないやろって人いるじゃないですか。米本ってその1人だったんですよね。28試合出場した 名古屋からなぜ移籍したのかというと新しく就任した 長谷川監督とまぁ合わない部分がありましてそこで新しくチャレンジをする湘南と自分のスタイル、気持ちが 一致した結果移籍となったんだと思います。奇跡的ですね。プレースタイルは泥臭くボールを奪いこぼれ球を回収する中盤のお掃除屋。足元にはやや不安があったものの近年では課題に取り組み縦パスからのチャンスも増やしています。広範囲をカバーして周りを助ける役目から湘南ではアンカーでの起用じゃないかと思います。  

かねしゅーの小話

米本は何匹も猫を飼ってる愛猫家。猫と接する時は甘えたような口調になるらしい。

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瀬川祐輔 柏レイソルから完全移籍で加入

絶対合うけど絶対来ないやろ的な選手2人目。群馬から徐々にステップアップを重ねてきたストライカーが湘南に加入。献身的にプレスをかけ泥臭くゴールを狙う姿は僕も印象に強く残っています。シュートの意識、決定力は共に高く、決して大きくはない体でもゴール前を掻い潜りゴールを取ることができます。身体能力も高くアクロバティックなシュートも彼の持ち味。またFWだけでなく左のウィングバックや右サイドバックなど幅広い エリアでのプレーとそこからゴールに繋げるのも瀬川の良いところ。瀬川自身もインタビューでどこを任せてもらっても自分の特徴を出せるのが強みと言っていましたね。持ち前の明るいキャラクターで既にサポーターの心を掴んでいる瀬川の活躍に期待です。

かねしゅーの小話

大学3年まで控えだった瀬川はギリギリで群馬に加入。そこからは群馬→大宮→柏と現浦和レッズの江坂任と同じようなキャリアを進んでいる。江坂が見に行った群馬の試合で瀬川がPKを外しているらしい。湘南では早速やる気みなぎる謎のポージングが話題に。

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永木亮太 鹿島アントラーズから完全移籍で加入

サッカーの試合ではなくオフシーズンにJ1との壁を突きつけられた2015シーズン。キャプテンである永木亮太が湘南に別れを告げて鹿島へと旅立ちました。その時に残したコメントでいつか湘南に戻ってくると。その言葉通り7年ぶりに湘南に復帰。毎年のように出ていた永木の待望の声が届き片思いがようやく実ったような気持ちです。彼の特徴はご存知の方は多いと思いますがチームのために走りボールを奪い切ってゴールへと向かう魂のこもったプレーヤーです。鹿島では風格が出てきてチームを落ち着かせる役割やキャプテンを任される試合も。 状況判断の質が上がったことでチームをまとめられる選手になったと思います。お帰りなさい!

かねしゅーの小話

永木の天然エピソードは数知れず。上田綾世に対して 「綾世の下の名前って何?」と2回も聞いたり練習メニューが分からず外国籍の選手に聞いたりとビックリするほどの天然。ワイの友達が永木復帰の悪質なフェイクニュースを流したが本当になった。彼にはキツく叱っておこうと思います。

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若月大和 FCシオン(スイス)から復帰

桐生第一高校から内定した若武者は世代別代表での活躍が認められ湘南を経由せず直接海外へ。若くして得たその経験と力は確実に力になっているはずです。一瞬の スピードを活かした裏抜けは体格の大きな海外でも通用すると自負しておりフィジカル面でも高校生の時から ひと回り大きくなったように見えますね。FWとしてプレスをかけたりボールを引き出しながらゴールを狙っていくのではないかと思います。英語喋れるのかな〜

かねしゅーの小話

スイスでは17試合に出場し1得点。精神面やフィジカルの面での成長を感じたらしい。U17のW杯では初戦のオランダ戦での2得点を含んだ合計6得点で注目を集めた。

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福島隼斗 福島ユナイテッドFCから復帰

2019年に加入し手も足も出なかった1年目から覚悟の 武者修行を決め福島ユナイテッドでは40試合に出場。 カバーリングとフィードに優れ福島ユナイテッドではCBの他にも右サイドバックを務めています。数字でも結果を残し得点に関われるディフェンダーとして復帰。かつての手も足も出ない彼はもういません。自信をつけて 湘南に戻ってきました。右のCBが基本だと思いますが右のウィングバックも面白いんじゃないかと思っています。個人的にサポーターに驚きを与えるのは福島なんじゃないかなと思っているんですがどうでしょうか。

かねしゅーの小話

福島は低身長ながら圧倒的なジャンプ力で湘南のディフェンスを引っ張った坂に憧れ加入を決めた。うちの母親が2019年買ったユニホームが福島。うちの母親が買った選手はみんな活躍している。(2020年を除く)

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鈴木章斗 阪南大高校から加入

阪南大高校から加入したフォワードで年末年始は彼の 応援をした人も多いはずです。キャプテンとして引っ張った高校サッカーの選手権は3試合目に青森山田に敗れたものの7得点で大会得点王に。スケールの大きさと 得点能力は非常に高く湘南のエースとしての活躍が期待されます。フォワードへは高校でコンバートされかつてはサイドバックやハーフのサブとして燻っていました。このコンバートが彼の能力を大きく上げたのだと思います。プロでも得点王を狙うとコメントする強いメンタルで特徴のある湘南のアタッカーとのポジション争いに挑みます。

かねしゅーの小話

惜しくも負けてしまった青森山田戦では相手を追い詰める1点を叩き込んだ。彼の口からはチームメイトへの感謝とプロでの恩返しという言葉が出た。頑張れ。

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松村晟怜 帝京長岡高校から加入

選手権で活躍したルーキー2人目。ボランチやサイドバックを主戦場としていたものの高校2年でCBに転向。 多彩なキックで後方からチャンスメイクをしながら対人の守備でも落ち着いた対応で相手を進ませない。非常にクレバーな選手でつなぐつながないの判断で迷うことがありません。加入した新卒選手の中では1番プレーの幅が広く頭が良いと思ってます。ただ左のCBは激戦区であるのでひょっとするとウィングバックだったりアンカーでの起用もあるかもしれません。

かねしゅーの小話

怪我をした時には筋トレに励み肉体改造。帝京長岡の 伝統であるエースナンバー14番を背負いキャプテンとして模範となるべき姿を見せ続けた。

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石井大生 湘南ベルマーレU18から昇格

190センチの左利き。強い競り合いに加えて足下の技術もあり縦へのパスやドリブルで剥がすプレーも得意とする逸材。FWやトップ下をやっていたところを当時ユースの監督を務めていた浮嶋敏監督にCBへのコンバートを勧められました。CBとして中央から攻撃の始まりを作ってほしいです。怪我をしている様子も見えたのでまずは焦らず治してほしいですね。

かねしゅーの小話

憧れの選手は山根視来。本人からは逸材じゃんと言われたことがあるらしい。

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原直生 湘南ベルマーレU18から昇格

才能の片鱗を感じたのは去年のルヴァンカップアウェイ柏レイソル戦。劣勢でパスもまともに繋げず負けている試合で投入されたのが原直生でした。体は細く経験も少ないはずの彼が入ると驚くほどチームはいい動きをし始めました。技術はもちろん立ち位置が良い。周りの状況を把握するのが早く的確にゴールに迫れる判断を下せる選手です。ホームの浦和レッズ戦では惜しいシュートも放ち存在感を見せました。期待のユース生です。

かねしゅーの小話

うちの母親が一目見て化けると言った選手。これだけ 即答したのは山根以来かもしれない。

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蓑田広大 法政大学から加入

法政大学から加入したルーキー。地元は神奈川で高校は青森山田高校に進学し、檀崎らと共に選手権にも出場しています。特徴としてはスピードがあり長いキックでチャンスも作れる万能型のセンターバック。3バックの 中央でプレーすると思われますが法政大学では4バックの真ん中をやっていたっぽいですね。法政大学はかなり強くプロ入りは9名、タイトル争いにも多く絡んでいます。副キャプテンを務めた蓑田は昨年怪我もあり湘南でのリハビリが多く既に雰囲気に馴染んでますね。タリクを英語の先生として仲良くしています。コンディションは戻ってきているのでどんどん試合に絡んでほしいです

かねしゅーの小話

2018年のネクストジェネレーションマッチでは日本高校サッカー選抜で町野と共に出場している。

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鈴木淳之介 帝京可児高校から加入

2年次に湘南への内定を決めた高卒ルーキー。2年時にはアンカーを務めており積極的な持ち上がりやボール奪取を見せた。3年時には選手権に出場しボランチとして舵取り役をこなしアシストも記録。点の取れるボランチになってほしいという湘南からのリクエストに応えられるだけのものをもっています。運び方が上手く相手に入らせないような独特のリズムでボールを運びラストパスを出していける選手です。戻りの部分での強度や守備時のポジショニングなどを鍛えれば確実に湘南の中盤を支えていくような存在になるはずです。

かねしゅーの小話

この世代ではいち早くプロ内定を決めた。比較されて嬉しい選手は田中聡。

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根本凌 鹿屋体育大学から加入

特別指定選手として2020年から湘南では出場しているストライカー。圧倒的な体格から繰り出される競り合いとキープには目を見張るものがあり、あのフェルマーレンにも競り合いでは負けませんでした。ルヴァンカップホーム横浜FC戦ではプロ初ゴールを決め結果を残しています。九州大学サッカーリーグでも得点王を獲得しており足下での勝負も期待できますね。他のフォワードにはないスペシャルな能力の持ち主です。

かねしゅーの小話

胸板と下半身が分厚すぎて公式の写真が合成かと思った。いやマジで。

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僕らの目指すべき場所

今年はスローガンの他に明確な目標を掲げました。僕が記憶する限りでは明確に数字を出すのは今年が初めてなのではないかなと思います。5位以内勝ち点55以上。 感想としては驚きました。このチームならばそこぐらいには行けると思っていますが自分たちの口から発するとは思っていなかったからです。今までの湘南はスタイルであったり楽しめてるかというスローガンだったりと 曖昧な指標はあっても明確に数字として出されることはありませんでした。それを言った。嫌でも意識しますよね。前までなら負けたけど上位相手に良い戦いだ、よくやったと言っていたかもしれません。しかし我々はその上位にならなければならない。簡単なことではありません。でもできないことでもない。思い目指さなければ山の頂は決して登れないのですから。

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まぁそんなこと言われても5位ってどのへんなのよって思いますよね。数字として明確にするのは大事。ということで今回はコロナ禍でレギュレーションが変わった 昨年と一昨年を飛ばして2019シーズンの5位のチームの結果を見てみましょうか。

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5位はセレッソ大阪。ロティーナサッカーが浸透したおかげで失点数は25でリーグ最少。勝ち点59で5位となっています。まぁこのぐらいを目安にしていくという感じですね。湘南は今シーズン勝ち点37、得点36、失点41で16位。しかも例年より4試合多くてこの結果です。 2019シーズンの結果を見ても失点は10ほど得点は20ぐらい増やさなければいけません。我々はロティーナのように守備的なサッカーではないのでウノゼロで勝っていくのも無理ですしね。このシーズンだと川崎ぐらいの 結果を残さなければいけないのですよ。このシーズン ホームで完敗したあの川崎に。楽な道のりではないです

どうしようか?

先ほど出た失点は10減らして得点は20増やすってどうすればいいのか。我々は得点を取るのが難しいことを嫌というほど知っています。散々レモンガスの空中を飛び回るサッカーボールを見てきたので…。得点より先に守備の話をしましょう。守備に関しては浮嶋さんが整理してくれたやり方と山口監督が来てくれたおかげでただドン引きする守備から前へと出ていけるようになりましたね。データでも説明しましょうか。

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山口監督が就任してからの11試合での失点は10です。 これは1試合平均0.9点となります。これを34試合で 換算すると30失点。まぁ安直すぎると思いますがデータから推測すると上位を狙える守備はできてる言ってもいいと思います。1番多い失点のパターンはショートパスからの失点。タックルやインターセプトの回数が多く上位にいるのでプレスをかけ相手を押し込めばそもそもショートパスなんて意味がなくなるのでここは継続していけば大丈夫だろうと僕は思っています。守備のやり方なんかは昔に説明したので省きますがプレスのかけ方などはまたレビューなどで書くと思います。組織的にラインを揃えながら高く保ちゴールを切りつつプレスをかける 浮嶋さんと山口監督のやり方が実った結果だと思います

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問題は攻撃ですよね〜。20点か〜多いなぁ。とりあえず数字として足りないところを説明しておきましょうか。攻撃回数自体は多いんですよ。リーグで3位です。しかしながらシュート数は11位、枠内シュートは17位、チャンス構築率14位となっています。つまり攻撃はしているのにシュートまでいけてないし枠には飛ばないしそりゃチャンスでもないよなということ。試合後のTwitterでもそんな意見たくさん見たな笑。山口監督がよく言っているゴールを目指せというのも簡潔ですがめちゃくちゃ的を得ている意見なんですね。極端にいうと湘南はゴールを目指していない。攻めてる風なサッカー。皆さんの 感覚としてはこんな感じですかね。

データはhttps://www.football-lab.jp/shon/を参照。

優位を取るんだ!

良い位置を取れと山口監督は言います。先ほどの課題と照らし合わせるとこれはゴールを取れる位置にいろとも取れるはず。だってそこは間違いなくいい位置ですからね。具体的に例を出しましょうか。

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これはどうでしょう。フォワードはボールしか見ておらずご飯のこと考えてますね。こんなんじゃ点は取れないぞ!もっと集中しなきゃ!

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ここでは茨田だけでなく拓也もゴールを取る位置見えて考えています。そうすることでハッキリとした動きとなりディフェンスも簡単に追うのは難しいでしょうね。 なんとなくクロスに飛び込むのではなくゴールのイメージを持って奪える位置につく。相手がどれだけ屈強なディフェンスだろうと触られなければ何も怖くないのです。位置で優位を取りゴールへのイメージを常に考えて持っておくことが大事です。

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人数をかけるというのも1つの手ですね。これは昔からやってますね。曺さんの時から攻撃時にはどんどん人が出ていってペナルティエリアに侵入する。山口監督も意識していますし中盤だろうとディフェンスだろうと狙える時はガンガン狙います。そして人を増やせば溢れてくるチャンスもあるのです。町野と大橋の得点は4点ずつ。パターンは統一されていませんが彼らのゴールには似てる部分があります。それはウェリントンからのこぼれ球と左サイドからの低いクロス。ウェリントンは強烈な個人の力で優位を取れる選手。競り勝つと分かればこぼれ球にもチャンスが来る。大橋と町野は特別高い能力はありませんがウェリントンのような選手がいればそこを生かして点を取ることができます。左サイドからのクロスもそう、クロスが上手くてここら辺に合わせてくれるとわかれば誰よりも早く動けるじゃないですか。  味方の特徴を把握して質で優位を取れるとわかればそれ相応の動きになるはず。湘南は昨シーズンのメンバーが多く残り味方の動きは把握しています。今あげたこの 要素が20点多く取ることにつながると思うんですよね。今シーズンはたくさん点が入るといいなぁ。

フォーメーションは?

長々と話してきましたが今シーズン結局どんな形でどんな戦術で戦うのかと。まとめながら話していこうと思います。

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基本はこの形だと思います。あ、予想スタメンもこれです。やっぱやりやすいんですよ。間取りやすくて5枚で守れて運動量の多い湘南にも合ってる。5枚でスペースを埋めながら1人が出たらそのままズレてスライドする 守備、高いライン設定で奪われたら奪い返す切り替え、まずはゴールから切るポジションにつき相手を追い込んでいくプレス。プレスは相手のポジション次第なとこもあるのですがここら辺はシーズン通してブレなかったなと。メンバーの入れ替わりがなかったことからここは変わらないと思います。良い位置を取ってまずゴールを目指す。ここがシンプルに出来るかですね。自分からもうひとつフォーメーションを出そうと思います。

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442ですね。まぁ思いついたというよりこの前やってた公開練習でこのフォーメーションだったんですよね。 今シーズン取り組むとしたらこの布陣なのかなと思います。というのもタリクの従兄弟であるモハメドエルユヌシが出ていたサウザンプトンの試合を見ていてこれやるかもなと思ったんですよ。

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杉岡が1つ出てやーまんが内側に絞れば352になるんですよね。タリクの従兄弟はやーまんのポジションでした。こんな風に入れ替わりながらやれば相手も混乱するし幅が広がる。何よりFWがサイドに開いて受けたりするじゃないですか湘南って。それをやーまんにやってもらいつつ守備では内側に絞ってプレスかけてもらえるとフォワードの負担が減ってゴールに集中できる。そして湘南のウィングバックは守備で負担がかかってサイドから中に侵入できない。それを後ろ4枚で守って自由にやって良いよ〜ってなればウィングも中にガンガン仕掛けられますよね。瀬川なんかはここら辺から飛び出すのがうまい。もちろんデメリットはあります。そもそも形が442だっただけで今自分が言ったようなプレーは公開 練習の時には見られなかった。でもやりやすい352への可変がらできるってだけでも楽しみではありますよね。どんな布陣とメンバーなのかワクワクします。

BELIEVEできるか?

どうでしたか。みなさんは今シーズンどんな気持ちで迎えますか。色々あると思います。ただ僕達に出来ることは1つだけなんですよ。それは応援です。簡単なことに見えて難しい。土砂降りの中でもユニホームを着て外に出てVARで得点が消されアディショナルタイムが12分あってももめげずにどんな時も選手を鼓舞して共に戦う。そんなことができるのは僕たちだけしかいない。   去年ギリギリで残留できたチームがなにを5位とか偉そうにほざいてるんだ。湘南にはムリ。現実見ようよ。 ほとんどのサッカーファンはそう思ってるはずです。 今までの湘南を見てたらそう思うのも無理はない。  ただ僕はそんな人たちにこう言いたい。

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これがやりたかった笑。まぁそう思ってもらって結構ですよ。結局自分たちが信じられるか。BELIEVEできるかだと思うんですよね。本当にできるのかななんか弱気になってたら絶対に目標は叶えられない。どんだけ笑われてバカにされても目指さない限り辿り着けない。だから周りの意見なんてどうだっていいんです。自分たちが己を信じ仲間を信じ手を叩けばどんな壁でもぶち壊して目指す場所に到達できる。だからこそ僕は今一度言います

勝ち点55以上5位以内!BELIEVE〜新湘南へ〜!

まとめ

結構考えて書いたので疲れました笑。1ヶ月書いてないと文を考えるのも遅くなっててビックリです。この前足踏ん張ったら肉離れ起こしちゃって日に日に衰えを感じますはい。

コロナで財政も厳しくクラウドファンディングをやっている湘南ですが取り組みとしてはいろんなことにチャレンジしながら改革を進めているのかなと思います。  YouTubeを中心にSNSの活動も活発ですし中長期的にみた東南アジアとのクラブとの連携も何年か前から進めて今年提携クラブが増えましたよね。予算7億の弱小クラブから少しずつ積み上げてようやくチャレンジの年。 少しでも後押しできれば嬉しいです。

湘南が好きだという人が1人でも増えてベルマーレのサッカーが面白いと思わせJリーグで結果を残せるように。今シーズンも一丸となって戦っていきましょう!

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