横浜FC戦レビュー        お前たちは湘南ベルマーレだろう?

こんちゃ。今回は気持ちの面がかなりメインになります。15年近く僕はサッカーをやっていますが全員の指導者から気持ちを出せと言われました。根性論じゃんって思う人もいるでしょう。でも大事なんです。絶対にボールを奪ってやる、シュートを防いでやる、そう思えば足が最後のびるでしょう?              私生活でもやろう!と思えば集中して取り組めるのと同じです。まずはスタメン予想とスタメンから。

横浜FC予想スタメンとスタメン

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一美と皆川の2枚のポストプレーヤーを選んできたのには少し驚きました。六反が戻ってきたのも痛いなと思っていたのですが相手のメンツなんか関係なかった前半でしたね。

湘南ベルマーレ予想スタメンとスタメン

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指宿を頂点にしてなおさんを1列下におきました。こちらも起点を2つにしてビルドアップで前に運んだ後ふわっとしたボールではなく鋭い胸に当たるようなボールをつけて飛び出しを狙おうという感じだったのかなと思います。こんな狙いで合ってますか?笑

猛烈にモチベートしろ自分を

前半の解説です。気持ちだして闘え。以上。


流石にこれじゃダメなのでとことん思ったことを言います。まず湘南ベルマーレというチームはサッカーの基礎的な部分を大事にしているチーム。しっかりと追う、ボールに最後まで喰らいつく、走る。これが出来てない選手は湘南では試合に出れないし出たとしても活躍できるわけがない。僕らはヘタクソだから必死に気持ちだしてプレーすることで今まで闘ってこれた。曺さんが残してくれた湘南の財産です。昨日はこれを谷以外の10人全てが怠っていた。まず最初のボールが出たと思い全員がセルフジャッジしたシーン。あんなの今まで無かった。1番初めのピンチであんなこと絶対にやっちゃいけない。結果詰めも甘くなり和成に当たって失点。ここで切り替えればいいものをその緩さを前半最後まで引きずります。まずプレスが緩い。いつものように2度追いもせずゆったり寄せてディフェンスも何も言わない。フリーの状況を作られているのに下がらないから裏を取られる。そこのカバーも最後に身体も張れない。しっかり2度追いをして相手を遅らせてその間に5バックを作ればいい。何度も追えば前ハメだって連動して出来るはずだし出来ていたんです。やっぱり僕は気持ちが出てなかったと思う。湘南の選手としてありえないですよ。


選手個人について

あまりにも腹が立ったので選手個人について。まず大岩の最初の寄せの甘さから始まったのかなと思います。競り合いに関してもいつもの勢いとかがありませんでした。拓也と和成も球際の選手のはずなのに全て負けていた。とりわけ後ろの3枚は本当に気持ちが入ってなかった。ルヴァンで見た舘と田中の方がよっぽど良かった。指宿に少し長いボールを入れろという声もありましたね。まぁ無理かなと僕は思います。なぜならその配球役の茨田と金子が全くボールをもらう位置に動いていない。特に茨田はずっと相手の影に隠れてました。金子も終始ふわふわしてていつもの激しい寄せもほとんど見られませんでした。こばしょーもシンプルな横パスをミスっていたし天馬も棒立ちで全くボールを引き出せていない。指宿は孤立していたしなおさんに関してもプレスはかけず前にいるだけの前半の出来には納得していません。そして冬一。1番顕著に気持ちが入っていなかった。冬一はチームの中心で技術もあるし注目もされている。だからと言ってサボって良い理由にはならないでしょう。前ハメの時も極端に遅れているし抜かれた後追いかけずに裏を取られる。ドリブルに関しても簡単に取られてその責任を負わない。今までの冬一ならありえないプレーです。そしてそんな時に聞こえてくるのが19歳のレンタルのGKの声だけってのもおかしいでしょう。まぁそこらへんの気持ちの部分は未月が押し上げていてくれていたんですかね。未月は目に見えない部分でよく頑張ってくれていますから。総括すると前半は湘南じゃなかった。弱いチームが気持ちも出さずに走らなかったらこうなると。 ドイツでチャンピオンのバイエルンが必死に走っているのにうちが走らないのはダメでしょう。


後半に見えた連動性

指宿→岩崎 冬一→馬渡 茨田→タリク

湘南は前半に岩崎と馬渡を投入。そして後半にタリクを入れてきました。この3人は本当に良かったです。馬渡にしてもプレスを何度も追いかけていたし岩崎も全くスイッチの入らなかった前ハメを無理やり追いかけて入れてくれました。前半は相変わらず周りの気持ちが入っていなかった中で馬渡のクロスから岩崎が飛び込むシーンはまさに前半を象徴していると思いました。そしてタリクが入り前線に低いボールがつけれるように。そして球際もようやく強度が出てきてボールを持てる時間が続きます。プレビューで言った走ることでバリエーションを増やせるという部分がうまく出せていたと思います。馬渡がシンプルにクロスを上げるのではなく裏を越えた大野を使ったりタリクとワンツーで中に入ったりと相手の目線を変える動きが出てきました。         横浜FC戦プレビュー←こちらも合わせてどうぞ

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大野に出れば4番の選手は対応に行かなきゃいけなくてタリクが空きますよね。そしてタリクにつければ3番や4番の選手がつられて馬渡がペナルティエリアに侵入出来るシーンも増えてきます。まさしくビルドアップからの湘南スタイル。これは継続してやっていきたい。

あまりにも遅すぎた反撃

天馬→山田

やーまんが入り裏への動き出しも増えて圧倒的にボールを支配します。相手のミスからなおさんの得点、馬渡の高精度のフリーキックから拓也。しかし前半の4点があまりにも大きかった。後半を見て普通に湘南らしさを出せば絶対に勝てた試合だと思いました。負けたものはしょうがない。とりあえずスタメンは気持ちを出せる選手を使い後半の崩し方や人数のかけ方は全員で意識してやり続けることが大事です。レンタル組の岩崎、谷、馬渡がここまで気持ちを出してタリクがプロフェッショナルなプレーをして湘南の10番がやるべきことをまっとうした。これを全員でやらなきゃビルドアップも縦への推進力も意味がないのかなと思います。前提として闘う姿勢があって初めて湘南ベルマーレというチームは色んなことにチャレンジが出来るんです。そのことを思い出すのがあまりにも遅かったと思います。


まとめ

久しぶりにブチ切れ案件でした。僕は湘南の泥臭さとか魂のこもったプレーが好きで見始めたからこそこーゆー気持ちの入ってない試合は本当に腹が立ってしまうんです。不快に思った方はごめんなさい。でも皆さんも同じような気持ちなのかなとも思います。戦術うんぬん以前の問題でしたから。こんな時に直接気持ちを出してくれ!と伝えることが出来ればいいんですけどね。そこは選手間で誰かが喝を入れてくれているのを願いましょう。選手同士で言い合わなきゃいけないと僕らの恩師から教わったはずです。



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