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株式会社葦

芦川社長

代表取締役 芦川浩さま

平塚駅の西口に本店を構える洋菓子店「葦」。昭和34年に開業して以来、湘南エリアを中心にファンを広げ、洋菓子店や中華料理店など11店舗を展開しています。良質なものをリーズナブルな値段でお客様に届けるために、電気料金削減に積極的に取組んでこられた同社へ湘南電力に決めた理由や地元への想いなど伺いました。


ショーケース


「葦」ではどのように電気を使っていますか

本店の建物にあるケーキ工場だけで電気オーブンが5台あります。オーブン1台あたり25~30kWくらいの電気を使いますので、一気に動かすとオーブンだけでも約150kWの電気を使用することになります。もちろん、空調と冷蔵冷凍は、始終電気を使っていますしね。一日の中で使用電力が一番ピークになるのは、朝の10時半から11時くらいで、大体188~190kWくらいになります。


これまで取組まれた電気代削減

お菓子に使う原材料の品質にはこだわっています。そういうこだわりも、きっとお客様に伝わると思うからです。そのかわり電気代など経費部分はいろいろと調べてきました。本社の1~3階の店舗と工場の空調設備を全部入れ替えました。それまで弊社の空調システムはヒートポンプ式で使用しておりまして、1か所の空調のために、大体25~30kWかかるチラーを動かす必要がありました。工場の方はガスヒートポンプ(GHP)を使っていましたが、こちらは故障が多いので、昨年すべてを電気に入れ替えました。結果的に、工場でGHPを使っていた時と比べると(ガス料金と電気料金の合算が)月々かなり少なくなっています。デマンドコントロールもやっています。電力使用量の上限を設定し、その値に近くなるとアラームが鳴るので空調を消したり、不必要な電気を停止して対応していました。


店舗


湘南電力を選ばれた理由

湘南ベルマーレさんの支援と電気料金削減につながるのであれば、というのが湘南電力を選んだ理由です。エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議、通称「エネ経会議」の会員でもあるので、電力の地産地消という考え方もよく理解できました。 多少の電気代削減もできているということで、経済的にもメリットがあり嬉しいです。


湘南電力への期待

湘南地区はさらに地域が努力して、街の魅力を発信していく必要があると思います。「葦」の一番の地域貢献は、地元のお客様に美味しいケーキをお届けすることですが、その他にも地域のためにできることには積極的に協力していきたいと思っています。 湘南電力さんも認知度を広め、湘南ベルマーレと共に地域に浸透して、湘南の魅力づくりに一役買う存在になってほしいですね。



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