IROGAMIの思い出
こんにちは、消耗品です。
今日(公開日の3/31)でIROGAMIの公開が終わります。(といっても移管版があるのでもう遊べないというわけではありませんが。)今回はその公開停止にあたって、自分が2年以上遊んで来たこのIROGAMIというゲームとの思い出を振り返ってみます。
時系列順で書いてると思っていたよりも大変だったので、思いついたことからどんどん書いていきます。
IROGAMIとの出会い
IROGAMIを初めて見つけたのはUnityRoomのランキングです。当時Twitterで話題になっていたシロペンロードを遊んだ流れでランキングを見るとカードゲームがあり思わずクリック。自分がプレイしていたカードゲームがサービス終了してしまいカードゲームへの関心が高まっていたおかげでIROGAMIに出会えました。ありがとうライバルズ。
ゲームを初めて第一印象は「めっちゃ雰囲気いいやん……」。音楽、背景、そしてカードのデザイン。今まで触れてきたどのカードゲームとも違い、それでいてシンプルかつオシャレな姿にはまりました。ただ、カードの多さにはどうしても面喰いました。後々カードは追加されていきましたが、当時でも軽く100種類は超えるカードプールがあり始めたばかりではまるでカードの効果を覚えられませんでした。しかし、そんな中でもわかりやすく、デッキを組みやすそうなサーモンピンクを見つけ、自分の相棒にしました。
サーモンピンクは当時のデッキの中では結構珍しいたった一枚でバーストダメージが出せるカードで、イントパラズベリーと合わせると簡単に4キルができるカードだったので初心者が使っても勝ちやすかったです。ちなみに2年以上たった今でも一番好きなカードの一つです。
スピネルを愛し、スピネルに愛された男
好きなカードつながりでいうと欠かせないのがスピネルというカードです。
詳しい効果はここでは書きませんが、簡単に言うと運次第で10コスト分以上のアドが生まれるカードです。
確認した限り僕がスピネルをこすり始めたのは2022年の3月あたりから。それまではあまり注目されていなかったカードですが自分が使ってみたところほぼ毎回コストダウンをしてくれる優れもの!こんな強いカードが隠れていたのかと驚愕しました。
味を占めた消耗品はスピネルを使いまくり、そして数々のイカレた強力な動きをしてきました。
スピネルを使い過ぎたあまり新興宗教”スピネル教”を作り出し、信仰によって上振れを狙ってきました。公式Discord内でスピネルと検索するとたびたびスピネルを崇めよという投稿がみられます。
ただ、スピネル全一の自分でも必ず上振れを引いているわけではありません。参考のように強力な動きができることもありますが、時には差し引き結局なにもしてない、みたいな時もあります。上振れムーブの裏にはスピネルへの愛と試行回数があったためこのように運が味方してくれているのです。あなたも今日からスピネル教、信仰してみませんか?
採用されたカードたち
自分はこれまで4枚のプロモカードが実装されてきました。
一番最初に実装されたのはマドンナブルー。ユーザープロモの史上3枚目です。
これは恒久的なドローソースかつ相手の手札にカードを追加できる初めてのカードとして作ったカードです。名前の由来は人気者でいろいろな場所に引っ張りだこなイメージから。あと八方美人的な意味合いで。ただ、実装当時は今と違って1ドローでありカードパワーが足りていない印象でした。途中から2ドローにバフされ強力な1コス2ドロー族として使用率1位のカードになっています。個人的には1ドロー時代でなんとか使い物にならないかとキャラメルデッキやミルデッキに採用していたころが一番楽しかったです。
二番目に実装されたのはバンブー。手札の中で竹のように急成長していくのをイメージして作成しましたが、手札の中で温めておくことの簡単さや軽減が効きづらい点などを見誤り強すぎるカードになりアイボリー軸のカードへ調整されました。この調整はもちろん必要だったと思うのですが、凍って成長が止まることを意識したフリーズで打点が伸びなくなる効果がなくなってしまったことだけ悲しいです。名前と効果の関係性はこのカードが一番好きです。
三番目、四番目は公式Discordのイベントで採用されたソクラテスとヴァルディグリです。これらは偶数、奇数といういままでのカードになかった観点からバリューを出すカードになっており特にソクラテスはエジプシャンブルーと合わせるコンボが強力でデッキのカードのほとんどを偶数にした偶数デッキが作られます。個人的には一番のお気に入りカードで、定期的に偶数デッキを研究しています。とくにブロンドウェルドを採用した偶数デッキはアイデア賞をあげたいくらいのお気に入りです。
さて、これでプロモカードとして実装していただいたのはすべてですが、Discordのカード案に書き込んだカードが実装されたことが何回かあります。
特に問題になったのがセルリアンブルーというカードです。
このカード自体はよくある見ればわかるぶっ壊れカードで後2とかを量産していたのですが、このカードがどうやら僕がカード案に投げたカードがもとになってるらしいのです。
これによって僕はぶっ壊れカードを実装させた犯罪者扱いを受けるんですけど、普通に考えてフリーズを消して採用した誰かさんが悪いので、私は無罪です。
ユーザー大会の開催と運営
ここまで紹介した通り、IROGAMIにドはまりしていた消耗品はついに自分で大会を開いてみることにしました。
当時16歳の消耗品少年は当然大会開催の経験などなかったので結構ドキドキしながらこのメッセージを打っていた記憶があります。ただ、別ゲーでたまに大会に参加していたりして本当にごく最低限の知識はあったのと、IROGAMIで大会開いたら絶対面白いという思いと勢いで開催してみました。
結果、Discordの住人に参加していただきなんとか成功に終わったと思います。これはあるさんからの賞金としてのCPの提供やDiscord内での支援などあってのことだと思います。改めてありがとうございました!
大会はその後も大体半年周期くらいで3回開催しました。ランダムマッチとは少し違う対戦の場が提供できたので、結果やってみてめちゃくちゃよかったと思っています。すげー楽しかったしね。
ちなみに、第一回大会の時めっちゃコロナかかってて38度くらいの熱で大会運営してました。
消耗品が選ぶ、歴代好きなデッキ5選
1.RBガーネット
たしかHP20時代のデッキ。自分で作ったデッキではないが、強くてプレイングも出て使ってて楽しかったデッキだった。友達とIROGAMIをやるときは毎回このデッキでボコってました。
2.RBバンブー
これまた人のデッキで恐縮ですが、バンブーぶっ壊れ期の最強デッキです。このデッキ一番の思い出が自分の33連勝時のデッキってところです。人の作った強いデッキでしか僕は勝てません。
3.多色ビート
色相の多さからカメリアが発動しやすかったり、汎用混色の選択肢が多かったり、無理なくスピネルを忍び込ませることができる点がお気に入り。形を変えつつ結構長いこと使ってます。
4.サーモンRBビート
割と一般的なRBの型にお気に入りカードのサーモンとスピネルを採用したデッキ。スピネルの上振れからの速攻も、サーモンの成長による長期戦にも適応できるのがcute。
5.トパシオコントロール
結局ほとんど僕しか使ってなかったトパシオコントロール。フリーズがきつすぎていつまでも一線級のデッキにはなれませんでしたが、コンセプトややっていることは好きなデッキでした。
ありがとう、IROGAMI
ここまで思い出を振り返ってきましたが、実際には自分は2023年にはそれまでほどプレイできていなかったので最後にこうやって整理できてよかったです。
IROGAMIは貴重な青春の2年半を費やして心の底から良かったと思えるゲームです。ほんとうにいままでありがとう、IROGAMI。
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