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key note #4


前回の予告通り、少し遅れての更新です。


5月はライブサポート本数の増加と製作依頼がちょうど重なる月でした。
忙しさはもちろん感じるのですが、こなし方(特に時間の使い方)が上手くなっているのか以前ほどの疲労感はありません。

様々な業務が同時進行する中でも休日を設けることができ、ライブ鑑賞をするなど濃い5月でした。


ライブ会場でお会いできる方、SNSを見てくださる方、YouTubeを見てくださる方。
ありがたいことに様々な方の前で活動させてもらってます。

複数のコンテンツがある中でこのnoteが一番マニアックであると同時に、各SNSから辿り着くルートとYouTubeから辿り着くルートがあり全ての活動内容を集約しているものでもあります。

なので、ここで言わずしてどこで言うか。
毎度毎度ですが今回もまず感謝を。


サポートしてくださる皆さんには本当に感謝しています。
いつもありがとうございます。



それではkey noteはじまり。




#4


鍵となる楽器はシンギングボウル。
こういったもの。

日本人ならまず直感的に「チーン」という音を連想するかもしれませんが、この楽器はスティックを側面に当てて円を描くように外周を擦り続けることで音を出すものです。
ミュージシャンの演奏というより、瞑想やヒーリングの際に用いることの方が多いかもしれませんね。

このシンギングボウルを鳴らし続け、その上に様々な音を重ねることで生まれたドローン・アンビエントミュージック。
ドローンらしい低音もシンギングボウルの音。
加工することで低音のドローンシンセのような音を作れました。


ドローン(音楽用語)と宗教楽器はやはり親和性が高い。
ドローン・アンビエントやドローン・ドゥームなどドローンといっても今やその音楽性は多岐に渡りますが、もともとは民族音楽における持続音から始まっているので納得ですね。

起源は古典的な音楽ではありますが、昨今では近代音楽との結びつきも強く、一般層とかけ離れ"行くとこまで行った一部の人間"しか楽しめないような雰囲気さえ漂っているように感じます。

こういった音楽がヒットチャートに入ってゴールデンのテレビ番組で取り上げられることはもちろんなく、そもそも音楽として楽しめない、認識できないなんて方もいるかもしれません。


音楽の授業で"音楽の三大要素はリズム、メロディー、ハーモニー"と教わった通りそれだけを良しとする価値観だけで音楽を味わうのはもったいない。
近代の西洋音楽に限っては正しいですが、音楽はそれだけではありませんからね。
その三つすら曖昧なジャンルを探求することで僕は数々の好きな音と出会えました。

自身の探究心でまだ見ぬ扉を開くのはワクワクするものです。
ここまでの文章でピンと来てないって方でも、数年後にはさらにヤバい音楽の沼にハマってるかもしれませんよ。
このnoteを見ている時点で一般層とはかけ離れてますしね。


さて、話は変わりましてギターについて。
#4では初めてリングモジュレーターというエフェクターを使いました。
鳴っている倍音をシンセのように加工して混ぜるような感じ。
僕は詳しい仕組みをあまり理解できていませんが、これでしか出せない不安定な響きが魅力的です。

それと、今回の曲とは関係はありませんが、6月の頭にアルミボディのギターEVOの改造の依頼を某楽器店にお願いしました。
おそらく数ヶ月は手元に戻らないとは思いますが、更なるグレードアップにご期待ください。
完成後はもちろん何らかの形ですぐにお披露目します。

今回の動画は先日の北海道ライブのオフ日に訪れた芸術の森。
自然と不自然の調和がおもしろい。
北海道遠征の様子はSNSをご覧ください。
自分のアカウントよりも一緒だったバンドjoppin:calメンバーの方が多く僕の写真をアップしているかも。。
オフ日も含め札幌を存分に堪能しました。



それにしてももう6月。
このプロジェクトを動かし始めたのが去年の暮れなのでもう半年が経過することになります。

折り返し地点。のはず。。

アルバムかEPかは今の所は決定していませんが、作品集として2024年のうちにリリースする予定です。
当初の計画にはなかったリリースのアイディアも思いついており、一度のリリースで終わらない可能性も出てきています。
合間の時間に行うという作業ペースですので進みは早くはないですが、まだ続きます。

今後もお楽しみに。



なんだかめちゃくちゃ暑くなってますが、梅雨はこれからだし天気崩れたら気温も下がるでしょう。
着る服も迷って体温調節が難しくなりますね。
体調崩さぬよう。
お元気で。





それではまた次回。




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