百聞は一見にしかず
『Regret Report./リグレットレポート』第49回。
毎週土曜0時に配信中のPodcast番組
『Re:creation Port./レクリエーションポート』でキャスターを務める私、武藤翔馬が配信エピソードで扱った話題を題材に、そこから更に思索生知するエッセイです。
配信と合わせて楽しんでいただけると幸いです。
『#79 影響→選択→集積→そして今』
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映画マトリックスの4作目
『マトリックス レザレクジョンズ』の公開が目前に迫ってきてますね。
予告編の映像なども増えてきて非常に楽しみです。
一体、どうなるんだろう…
僕は作品の大ファンで、中でもシリーズ第1作目が特に好きです。
世界観、映像、アクション、ストーリー、キャラクター、どれを取っても本当に最高です。
統一されたかっこよさがある。
2作目、3作目も好きですが、物語や設定が複雑になり今見返しても、なかなか理解するのが難しいです。
でも、そこも含めて楽しいです。
マトリックスは世界を変えた。
それは映画史においてもだし、我々の日常の延長においても。
会話の中の例えや未来の展望を話す時に
「それこそマトリックスみたいな話だよね」とか
「マトリックス的な世界になるってことだよね」
なんて言ったりしますよね。
それほど、思想というか価値観が我々に浸透してるってことなんだと思うし、先を見据えた作品だったんだなと。
だから今、見返してみても全く古さを感じさせない。
いや、それどころか変な感じだけど新しさすら感じる。
これは本当に凄いことですよ。
マトリックス、その名を知らぬ者はもはやいないと言っては過言ではない。
それは間違いないと思う。
でも果たして、ちゃんとシリーズを通して作品を見た人はどのくらいいるんだろう?
名前を知ってる
コンピューターと人間の戦争の話で
仮想現実を扱ってて
黒ずくめの人達が戦ってて
スローモーションで独特な動きをする
CGが凄い
多くの人の認識はそんなところじゃないだろうか?
作品を見て知ってる人って僕が思ってるより遥かに少ないような気がする。
そしてこれも勝手な予想だけど、知ってるけど作品を見たことない人に勧めても見ないんじゃなかろうか。
これはある種、名作のさだめかなと。
僕にとってスラムダンクがそうでした。
不朽の名作。
バスケ漫画の金字塔。
ざっくりどんな話なのかは知ってるし
キャラクターの名前も数名は知ってる。
でも作品を読んだことはなかった。
名作ということも勿論、知ってました。
でも読んだのは、ここ数年のことです。
実際に読んだら感動もしたし好きにもなった。
でも、いわゆるスラムダンクと言ったら誰もが口にする名台詞
「バスケがしたいです」とか
「諦めたらそこで試合終了ですよ」とかは
正直イマイチに感じた。
いや、実際とても良いシーンだし、名台詞だとも思うけど、なんというか、世間の皆様がそこまで騒ぐほどなのかなと。
それよりも僕は「大好きです。今度は嘘じゃないっす」の方がグッと来ました。
勿論、好みはそれぞれなのでいいんですけど。
いわゆる名台詞が一人歩きしてしまっているような感じがしたんですよね。
そういう世間の空気感?みたいなものがなければ、読んだ時にもっとスッと入ってきたようや気がする。
事前にあまりにも名言として取り上げられてしまっていたから、実際に読んだ時に肩透かしみたいな感じになってしまったというか…
マトリックスも、もしかしてそうなのかな。
キャッチーな部分だけがクローズアップされてしまって、もう見なくても知った気になってしまってる人多いのかな?
どうなんでしょうかね??
「道を知ってることと実際に歩くことは違う」
マトリックスに出てくるセリフです。
こういう哲学的なテーマも扱ってて、色々と考えさせられます。
新作公開を機に、まだ見たことないのであれば是非ともマトリックスシリーズに触れてみてください。
面白いですから!!!
そして見たことある人も、また改めて見ると違った発見がある作品だと思います!
これを機に見返してみましょ。
僕もまた見ます。
いやー、『マトリックス レザレクジョンズ』楽しみですね。
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