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S Work Pシート体験記

先日、東海道新幹線で品川から新大阪まで行く機会がありました。いつもは指定席もしくは自由席で行くのですが、今回、S Workというビジネスパーソン向けの車両があることを遅ればせながらはじめて知りました。

私はそれほど新幹線の中で仕事をするわけではないのですが、打鍵音を気にせずにパソコンが使えるのは大きなメリットだと感じ、早速予約をしてみました。
すると、S Workシートよりもひろびろとしたスペースを確保できるS Work Pシートなるものがあることを知りました。

前掲のS Work車両(JR東海)より引用

S Work Pシートの気になるお値段は、品川から新大阪まで15,720円。新幹線指定席の場合は14,520円ですので、+1,200円となります。1,200円分のメリットはあるのか、実際に体験してみることにしました。

新幹線3列シートの真ん中にパーテーション

3列シートの真ん中にパーテーションがあり、通常の座席と比べて1.5倍のスペースを利用できます。これは驚きでした。

普通の座席の1.5倍をひろびろと使える!
パーテーションがあると隣を気にせず集中できる!
お弁当もためらいなく堂々と置くことができます

2段階方式テーブル

S Work車両のテーブルは2段階方式です。まずテーブルを下ろして、さらに手前に引き出すことによって、パソコン作業がやりやすいようになっていました。

テーブルの使用は2段階方式です。
まずは普通に下ろして第1段階
ひっぱって第2段階
パソコン作業がしやすくなります

ひろびろスペースでパソコンを使った仕事もできますし、リラックスした環境で読書やアイデア出しもできます。1,200円の価値アリだと思います。
グリーン車に乗った場合、品川から新大阪まで指定席料金+4,870円ですから、平社員の私には手を出しにくいのですが、指定席料金+1,200円のS Work Pシートには何とか手が届きます!!
今回、1,200円でひろびろリラックス空間が手に入ることを知ってしまったので、今後、東海道新幹線に乗る時は積極的にS Work Pシートを選びたいと思います。
何よりも、新幹線に乗って日本のあちらこちらで積極的に活躍するようなアクティブな人間になりたいと、心から思いました。

コンセントに課題アリ

S Work Pシートにも課題があるらしいです。私が乗車したのぞみ号はN700Sだったため通路側シートにコンセントがあったのですが、N700ですと通路側にコンセントがないという情報がありました。S Work車両に乗ったのにコンセントがないなんて困りますよね。
S Work車両を使う場合は、N700Sかどうかを確認する必要があるようです。

S Wi-Fi for Bizが使える

S  Work車両では「S Wi-Fi for Biz」が使えます。私は今回、「S Wi-Fi for Biz」で試しに内輪のzoom会議に耳参加してみたのですが、途中で切れることがありました。

乗り物酔いに注意

また、程ほどに揺れる新幹線車内で画面を見続けると酔うので、注意が必要です。新幹線車内では、休み休み仕事をするのが良いと思います。


S Work車両体験記をまとめてみました。
今後、新幹線はますます進化していくと思いますので、積極的に情報をキャッチしながら、単なる移動手段としてだけでなく、人生を豊かにするエンターテイメントとして、新幹線乗車を楽しんでいきたいと思います。

これからも、ちょっとした日々の生活をじんわり楽しんでいきたいと思います。

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