マガジンのカバー画像

教育系フリーランスとオンライン家庭教師の「しょくいんしつ」

66
オンライン家庭教師達による、教育系フリーランス向けの情報局。 職員室(しょくいんしつ)のようなコミュニティー。 働き方から、 授業に使える小ネタ、 実際の指導の方針、 おすすめテ…
運営しているクリエイター

#学校教育

「しょくいんしつ」の「こんてんつ」

--Magazine--「こだわり通信」----📖-----Podcast---「こだわりラジオ」--🎧---Fullコンテンツ:▷ https://open.spotify.com/show/6cyZSNVBNShlNrF2GmktnR EP05/前半:~アパレル?インストラクター?多彩なバイトは仕事の肥やし!ホスピタリティに「フィット」したトーク!ラストでなぜぶっこんだ?~■概要:オンライン家庭教師の仕事をする前に、MC2人の前職やバイト経験についてトークを展開。一見す

やる気スイッチが入らない人は夢かやる気がある人を探そう。

先生として1番の「やる気スイッチ」は「夢を見つけること」だと思っていました。でも夢が見つからない時はどうしたものかと思いながら、今回「夢がなくてもやる気スイッチが入る方法はこれかもしれない。」そんな発見があったので、それをシェアしたいと思います。 <夢は強い> 教育に10年ほど関わり教育系フリーランスになり、何百人と生徒さん、保護者さん、先生方を見てきました。 感じることは、やっぱり「夢がある子は強い」ということ。 だから身近な大人は夢を見つける機会を作ったり、一緒に考えて

テスト前は暇が理想だよね?って話

テスト前になればテストに向けて勉強することは、中高生は当たり前の習慣になっているように思う。 しかし、理想を言えば、テスト前は暇であることが理想的だと、私は思う。 私自信、数学に関して言えば、テスト勉強をした記憶がほとんどない経験を持っている。 テスト勉強って、どうすればいいの?数学とそれ以外の教科とで、テスト前の過ごし方は明らかに違った。 テスト前は教科書を開き、太字にマーカーを引く、問題集の答えをオレンジペンで書いて、ひたすら赤シートで消して覚える。 しかし、数

学校のテストからメタ認知(自律力)をつけて学生から仕事力もつける。テストの準備と反省は点数だけじゃもったいない。10年目の先生が語ってみた。

学校の定期テスト準備や直しをどこまでするか?は親御さんや生徒本人、先生によっても意見が分かれるところ。 点数で一喜一憂するのもいいですが、今回お勧めしたいのは、点数での一喜一憂より自分の『予想との差』に注目すること。これは勉強に限らず、PDCAサイクルを回す基本だと思います。今学生時代に活かしたり、学生時代を思い出しながら読んでいただけたら幸いですし、学校の先生方のテスト作成の参考になれば嬉しいです。 <テストで鍛えたい、大切なメタ認知力?> テストの話じゃないの?となりそ

先生が嫌いだった私が先生になるまでの話②仕事感も学力も得た部活編。

部活について、受験業界では賛否が分かれるところですが、RADWIMPS(尊敬する)の「正解」という曲にはこんな詞があります。 この歌詞を借りて、 私が思う部活の意味は 「理屈に合わないこと」 「いつも正解など大人も知らないこと」 これを学ぶ最高の機会である、です。 やる気のなかった中学の吹奏楽部 人数合わせのはずだった高校の演劇部 クオリティーを求め続けた大学の軽音部 どれも「理屈に合わないもの」でした。 そして「正解など大人も知らない」ものだからこそ自らで取り組み

人生は思い通りにならなくても大丈夫だと学んだ日。社会人10年の節目に「マチネの終わりに」を見た先生の話。

今回初めてエッセイ風に今の気持ちを残してみます。 「マチネの終わりに」という作品の中で語られる「未来が過去を変える」という言葉をご存知でしょうか。数年前この作品は、人生が複雑になって迷う私に「人生の答えの1つはこれだ」と教えてくれました。 私は教育者としてこの言葉を今も大切にしています。そんな人生に大きな影響を与えた作品と言葉。思い立ったこのタイミングで、作品と今までの人生の色々に対する気持ちを言葉にしてみます。 「マチネの終わりに」について書くきっかけをくれた記事はこ

先生が嫌いだった私が先生になるまでの話①コミュニケーションに役立つアパレル経験編

私は大卒で大手のアパレル会社から紆余曲折を経て、先生に教育系フリーランスになりました。「子供の頃から先生を目指していた?」と聞かれればYesでありNoです。中学生くらいにそんな時期もありました。 理由は大変恥ずかしいのですが、学校の先生に変な人が多い気がしていたから。「シャツが出てるだけでマジでキレる大人って何!?」と本気で思っていた。「自分がなったらもっとちゃんと生徒の話を聞くのに」と若気の至り全開の理由でした。(GTOにも憧れていたかもしれない) そんな風なので、この仕

宿題の必要性や効果は?メンバーNote記事まとめ【週刊号】Vol.01

教育系フリーランスとオンライン家庭教師の「しょくいんしつ」広報部です。さて、突然ですが、皆さんは学生時代に宿題はしていましたか? 最近ではネット環境が充実して、紙媒体からデジタル教材まで様々な課題で学生たちは大変です。それぞれの個性に合わせて宿題となると、さまざまな意見があります。 今回はしょくいんしつスタッフが、宿題についてnote記事を公開したので紹介していきます。 宿題に関するトークを繰り広げたポッドキャストもよかったらどうぞ 地域的な問題で宿題が多いかも:bo

雑談はオンライン授業の大切なマクラ。10年熟成の寝る授業と寝ない授業を分ける雑談。

授業中に雑談は必要なのか、不要なのか。 家庭教師という「勉強を教える」がメインの職業では意見が分かれるところ。 オンライン家庭教師おおすみの答えはちょっとずるいけど、 「相手による」 けど、考えてみたらオンラインになってから雑談の量をけっこう増やしました。 元々私は授業中の雑談を割とすぐ「そろそろやるよ〜」とする方。その分、科目の内容を楽しくできないかを考えます。しかしオンラインで活動していく中で変わっていきました。 今日は、 ・オンラインで雑談を増やした理由 ・ど

【閲覧注意】アプリで終わらせるべき宿題と意味のある宿題の見分け方、理想の宿題の出し方

(タイトルで予防線にしていますが、今回は多少ブラックな内容を含みます。閲覧注意です。) <宿題のあり方>最近流行りの「宿題の答えや、計算の答えを教えてくれるアプリ」 時代の変化に合わせて宿題,課題のあり方も変わりつつあるなあと感じます。 内容も本当に学校によって違いが出て、宿題がない学校も増えていますね。 今日は、 「宿題は、常に適切に出されているとは限らない」という考えを前提に、 ”宿題のフリをしたナニカ”を見分けるお話です。 ”適切でない”といっても全ての宿題ではな

受験に読書は必要?② 読解力の意味と「読書好きが落ちる穴、読書嫌いの切り抜け受験法」を10年目の国語講師が真剣に答えてみた。

*前回のまとめ <受験に読書は必要?>今回はオンライン家庭教師らしく、 ”受験と読書の関係”について語っていこうと思います。 前提として、 ▷ 今が受験の1年以上前 であれば、 積極的に、読書はしてほしい。 1日10ページ,5ページでもいいし、 内容はなんでも良いです。 とにかく 「言葉 ⇄ イメージ の変換能力をつける」 のが目的です。 だからこれは立派な「勉強時間に含めて」くださいね。 けど、まあそんな事は考えずに、 気になる物語を楽しんだり、 興味のある

受験に読書は必要?①読書の歴史とその効果を10年目の国語講師が真剣に答えてみた。

<読書はいる?いらない?>Answer 「いる」 オンライン家庭教師おおすみは「要る派」です。 けど受験はそうも言ってられないタイミングもありますね。 その対策は後のシリーズで示していきます。 まずは、前提として、要るか要らないかであれば、 かなり「いる派」です。 実際Twitterのアンケートの結果は興味深いものでした! (教育関係、先生学生さん、保護者さんのフォロワーが多い) 一時期、好き65%嫌い35%くらいでしたが、現在は8:2くらい。 いるか?いらないか?と

「勉強はなんでするの?」勉強の歴史と理由を講師歴10年目の先生が少し語ってみた。

⚪︎3行まとめ ・勉強ってなんでするの?その理由と答え ・勉強の歴史はすごくシンプル ・勉強と受験は別物 【オンライン家庭教師のしょくいんしつバトン企画】 「勉強ってなんでするんだろう。」 小学生も、中学生も、高校生も、大人でも、 誰もが一度は考えますね。 なんで親になると我が子に 「勉強してほしい」と願ってしまうんだろう。 大人になればわかるのか、 わかったら、大人なのか。 そんな”勉強”に対する姿勢について、 少し違った視点から、言葉にしてみたいと思います。

新生活「友達はいるか、いらないか」講師歴10年目の先生が真剣に考えてみた。

この記事について ・友達は作らなきゃって圧力がなんとなくあるよね。 ・その悩みに気持ちを支配されすぎない方法 ・学生時代にスキルをつけちゃう? <春のお約束「新生活どう?」>塾講師からオンライン家庭教師として個人でやり出し迎える4回目の春。 授業中、新生活になると小学生にも中学生にも高校生にも みんなに聞きます。 「学校どう?」 反応はさまざまですが 多いのは、 「楽しい!」 と 「友達できなさそう」 の反応。 「友達できなさそう」の方、 結構みんな残念そうに言っ