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【学生取材 #1】学生で起業!テーマは離乳食!? ー㈱FoodFulに迫るー

こんにちは!食マネジメント学会です。

今回は、食マネジメント学部生でありながら、株式会社 FoodFul の代表取締役/CEOの柳陽菜さん、取締役/COOの作野充さんにお話を伺いました。

FoodFul は、アプリを利用して、その人にあったベビーフードを提供していくことを目的として活動している企業です。現在は、アプリで離乳食に特化している専門の人と、子育てをしている人達が気軽につながれるような仕組みをつくっています。

活動のきっかけ

FoodFulとして活動を始めたのは2021年7月頃。
最初は日本の食や日本の加工品を海外に展開していきたいという思いがあり、授業でその話をしたのがきっかけで活動が始まった。しかし、話を進めている中で、日本でやらないといけないことがあるのでは、と感じたそう。海外展開をするにも、自分たちが知らないこともたくさんあり、能力やお金が足りない状態で、始めるのは難しい。それでも、「食」で幸せにしたいという思いがあり、そこを考えぬいた結果、今の活動につながった。

活動での苦悩

公式LINEを使って2回ほどプロトタイプの検証を行い、ママさんの声は集まったが、大学生が無料で行っているという部分で信頼の部分が難しかった。その中で、大きなママさんのコミュニティを持っている女性の方や京都信用金庫のQuestionなどの協力をもらいながら活動を進めてきた。しかし、検証に参加してくださる方は、活動に協力的な方たちが中心で、本当に困っている方や使ってほしい人たちに届けられていないことを実感した。

学部での学びと活動

学部での学びの中で、食をいろいろな視点から見ることができるようになった。アイデアを出すときにも、食育や環境の視点から絵本やボードゲームを作るなど学びを役立てている。「食べるだけが食ではない」ということを、みんなに知ってもらい、次世代の子どもたちもそう思えるような会社にしていきたいと話していた。

本格的な事業化にむけて

本格的に事業を進めるにあたって、2人は休学するという選択をとることにした。関西大学の起業プログラムに参加したときにお世話になった方が、休学して起業しているのをみて、休学できるくらいの熱意でやりたいと思ったのがきっかけである。1年間の休学で、どれだけ自分たちの目標やビジョンを叶えられるのか。休学して挑戦することを選んだ。

今後の展開やビジョン

「おはよう」「バイバイ」挨拶を当たり前にするように、「お昼ご飯楽しみ」とか食のことを当たり前にみんなが考えてワクワクできるような会社を目指す。
就職のこともこの休学期間、活動と向き合いながら考えるという。代表の柳さんは、この活動で、ある程度の見込みがたったら、このまま会社を運営していくが、厳しそうだったら一旦就活を考えると話した。それは、この活動を全く諦めるのではなく、社会でスキルアップしながら、自分の会社をやっていく将来を見れるようになりたいと考えているからだ。
副代表の作野さんは、FoodFul の活動を大切にしていきたいと思っている。今挑戦してできないことがあるとしたら、自分に足りないものがあるからで、それを学び、また帰ってきたいと話した。

最後に新入生にメッセージ

起業を通じて、夢や目標をもって授業に向かうことが大切だと感じた。授業をなんとなくで聞いていても知識は身につかない。こういう風にしたいとある程度決めておくと勉強的にはいい学生生活になりそうである。一方で、食マネだからこそ、色んな視点を学ぶことができ、知識の幅を広げることもできる。色々な視点から見て、夢が見えてくることができるのではないかとも話した。

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(左)柳陽菜さん、(右)作野充さん

ということで、学生ながらに起業し、新たな挑戦を始める2人の活動に迫りました!様々なチャレンジをしている2人ですが、普段はとても明るく、取材中も2人の漫才のようなやりとりに笑いが絶えなかったそうです!

そんな2人の詳しい活動は、HPInstagramから見ることができます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次の記事もお楽しみに!




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