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2023.10.12 俺はこの悲しみをあと2回残している。

いいか。俺は予定は未定の男、である。
気に入らなければ締め切りは伸ばすし、遅刻上等、早退控えめ。

ただし、この木曜だけはこだわりたいのだ…
それにしても先週の鬱々とした日、先々週のド風邪で、未だに初回以外ろくな文を書いていないし。

しかも今日に至っては公園で缶ビールの脅かしを受けながら書かされている。(俺の意思じゃないぞ!)

初回の後半については後日書くについて…
今回は君らの悲しみを受けて、俺の身の上話をしてやろう。

昨年末、俺は祖父を亡くしたのだ。
まぁ年齢的には十分平均以上ではあるが、正直それまでのご機嫌っぷりを考えると、病気の放置は恐ろしい。
(死因については割愛)

正直いつそうなるかって覚悟はしていたし、大体俺もこの間の誕生日で34歳を迎えたわけで、色んなことに構えてはいるつもり。

それでもねー、クるんだよねー。
君たちの大事な人らが亡くなった時、君たちはどうやって感情を処理しているのかわからないが、とにかく俺は予定と変わっちまった。

知っている人は知っていると思うが、うちの墓には空襲で殺された3人、祖父の両親と妹が眠っているのだけど、やっと会えたね、とも言えないのだよ。
だって1人だけ老人になってるわけだし。
お父さんお母さんよりもおじいちゃん、妹とは80歳差。

そういうことまで考えちゃって、こっちの悲しみよりもそっちの処理が追いつかないというか、まぁとにかく思ったよりキツかった、っちゅーのはつまり、クるんだよ。


さて俺はその祖父と、そして祖母と母と3人がリアルな身内でした。
アメリカにいる何たらは異母兄妹的なのもあるらしいのだけど、あまり感情がそこにはないとして。

祖母っ子、母っ子の部分が強い俺にとっては、フリーザよろしく。
「この悲しみを俺はあと2回残している。その意味がわかるな。」状態。

捧げる曲をね、書いたってね。
今のうちにそう覚悟してたって、結局は祖父の時のように処理しきれないんだろうし。
あとそういうのを創作のエッセンスにしたくない、ってのもあるんだわね。

それなら生きているうちに、彼ら彼女らに捧げる曲を作る方が創作としては理にかなっているわけで、今のそれをバンドの曲と並行してトライしてみてる。
友達や好きな子もそう。

これが俺の今の逃げ場かな。
酒に逃げてもテメーの明日が潰れるだけだし、何よりみんな程人間できてねーから、正しい心の処理なんてわからないんだわ。

だからまた音楽に逃げようとしてるんだな。
うん、俺の結局の動機って、全部そこかもよ。

小さい頃からこえーもん。人の死って。
Live Foreverが特別な曲じゃなくなる日を未だに切望してるよ。

以上、今週の酔いどれ公園より。
(缶ビール半分で書き上げver)

ここではお好きに。