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消去法的に在宅ワークを5年続けたら価値観が変わった話

こんにちは。
「ほしい!」を最大化する
セールスデザイナーのしょこです。

このnoteではプロフィール代わりに
私が新卒で住宅営業マンとして活動し、
専業主婦から在宅ワークをスタートさせて
5年間で感じたことをまとめます。

初めにお伝えしておくと、この記事は
「在宅ワーク、サイコー!」という記事です。

また、テレワーク、リモートワークやノマドなど様々な表現がありますが
毎日会社に通わないワークスタイルを「在宅ワーク」で統一しています。

✅今の働き方に疑問を感じる人
✅副業やフリーランス、在宅ワークという働き方に興味がある人
✅育児・プライベートと仕事のバランスを課題に感じる人

にとって、少しでもお役に立てるような記事になったら幸いです。

会社員時代は趣味も全て仕事につぎ込む生活

私が新卒で入社した会社は地方の工務店でした。
今でも、とても好きな会社で

こんなにいい人を集めることができる会社ってそうそうないよな、
と思える幸せな会社員生活でした。

今でも働いている夢を見るくらい。

しかし、住宅業界独特の「休日なにそれ美味しいの?」な生活に慣れてしまい大切な人の結婚式に仕事で遅れたり、行けなかったり、先輩社員が奥さんの出産に立ち会えない様子をみていくうちに疑問がふつふつ湧き上がってきました。

「お客さんの大切な人のための家を作っているのに
私は本当に大切な人を大切にできているのか?」

と思うようになりました。

この時までは趣味も含めてすべてが仕事でそれ以外は後回しな生活でした。友人にも仕事を言い訳にかなり失礼な態度をとっていたと思います。

人間関係に悩むこともなく、やりがいのある仕事でしたが
疑問に思った年には退職届を出していました。

妊娠・無職・転勤ありで消去法的に選んだ在宅ワーク

詳細は割愛しますが、退職後半年くらいで私は妊娠・同棲・結婚をします。
この順番であっています。笑

悪阻中、転職先の職場環境の匂いが苦手になってしまい、はじめての専業主婦を経験します。

会社員時代体調を崩したりもしていたので体力もなく、1日15時間くらい寝て過ごしていた妊婦時代。

毎日自分の体質がジェットコースターのように変わっていくことについていけず、とにかく寝て過ごしていました。
会社員で妊婦の方、本当に尊敬します。

せっかくだから専業主婦を謳歌しようとハンドメイドのアクセサリーを作ったり、ドラクエを10日で全クリしてみたりしていました。

ただ、そんな暮らしも1か月くらいでマンネリしてきました。

そこで、今の私でもできる仕事が無いかな、とネットで探し見つけたのが「クラウドソーシングサービス」です。

初め私が挑戦したのは

・1記事400円くらいのライティング記事→すぐ飽きる
・アンケートなどのポイント系サイト→すぐ飽きる
・1枚500円の手書きニュースレター・チラシ制作

などですね。手書きのチラシが一番長続きしました。
安くてもお客さんと一緒に何かをつくりあげるのは私にとってとても楽しい作業でした。

リピーターのお客さんがついたりして楽しかったのと、

「ネットを使った制作でもこんなに喜んでくれる人がいる」
「ネットを使えば沖縄や海外の人の仕事も受けられる」

という事実は衝撃的でした。

これまでの仕事は地元密着企業で商圏は車で1時間県内、みたいな会社だったので私の中の「その地域で仕事しなければならない」というブロックが外れました。

そこで、在宅ワークでどこまでできるか挑戦してみたくなり、
全員リモートワーカーの企業に在宅ワーカーとして働くことになりました。

ここでは営業チーム(歩合制)とバックオフィス(時給制)のチームに分かれ、私はやったことがないことをやってみたいとバックオフィスのチームに所属しました。

・研修やマインドセットは学習サイト
・オンラインツールを駆使して請求書や入金管理
・営業資料の制作

などが主な仕事でした。

在宅ワークを通して小さな経験をたくさんできる

ここまででも私は勤めた企業は1社ですが、

・ライター業
・イラストレーター
・制作業
・事務業務
・営業

など多くの業務を体験してきました。
これは「これだけの業務ができるぜ!」
ということではなく、

これだけの業務を体験してみてはじめて
「やっぱり私はモノづくりが好きだ」
と実感できました。

これだけの業務を2年くらいで体験できるのは在宅ワークならではの醍醐味なのではないかなと思います。

小さな経験をたくさんするとお客さんのことも少しわかってくる

ライター業をやってみるとライター業のリサーチの仕事がどれだけ大変で重要なことなのか分かります。

イラストレーターの仕事をしてみると「ニュアンスの表現やちょっとした向き・表情の書き換えが激ムズ」なのがわかります。

事務は常に自動化、効率化(削減)の対象として危機感のある部署だということが分かります。あとミスが無くて当たり前の世界。厳しい。

営業は数字ができないとダメな職業だということが分かりました。

私のように「本当にやりたいことが見つかる」以外にもビジネスにおいて重要な「お客さんへの理解が深まった」ことが在宅ワークを始めてフリーランスになった今も役に立っています。

在宅ワークは子育てに優しい世界

今も「在宅ワーク=訳あって在宅を選んでいる」というイメージを持たれる方も多いですが、実際私のいた環境では女性はママさんがほとんどでしたし、男性も介護や体調など理由があって在宅ワークをしている人も多かったです。

だからこそ、「急に本日稼働できなくなったので〇さんお願いできます?」や「本日予定の〇ですが、子供が熱のため明日させてもらいます!」など予定調整が頻発します。

そして昼出来ない分夜に回したり、自分でどうしても何とかできない場合は人に頼る等「子どもが熱=即帰宅=会社にいる人が尻ぬぐい」だけではない選択肢が生まれるのも在宅ワークならではかなと思いました。

在宅ワークは依存に厳しい世界

ただし、在宅ワークでも大変なことはあります。

例えばマネジメント。会社員の場合は働きすぎな部下を上司が業務配分したり管理してもらったりできますが、リモートチームが成熟していない現場では自分の業務は自分でマネジメントするのが当たり前です。

これができないと一人ブラック企業化したり、チーム内でのストレスを自分で発散できずに病んでいく人もいました。

「自分で選んでこの働き方をしている」
のだからどんな働き方をするかもあなた次第。
自己完結・自己責任の能力は自然と高まっていきます。

専業でなくても今のうちから
オンラインで仕事が取れるようになっておく

まだ在宅ワークを一度もやったことがない!という人はクラウドソーシングサービスに登録して世の中にどんな需要(求人)があるのかは定期的にチェックされることをお勧めします。

別記事で書こうと思っていますが在宅ワークは

・収入の柱の一つ
・つながりの一つ
・成長の場の一つ

になり得ます。

また在宅ワークには「エネルギーロス・リスクヘッジ」の可能性があります

嵐の中で何時間も電車を待つ人たちが
どれだけのエネルギーロスをしているのか考えるとぞっとします。

チーム全員が在宅ワークできるような準備が整えられれば

・満員電車を避けた働き方
・台風に影響されない働き方
・子育てのステージに影響されにくい働き方
・ウィルスの流行に影響されにくい働き方

が実現します。

そして、一人一人が
「リアルに会って仕事することの価値」をもっと感じ、
時間の使い方革命がおこり、
良いコミュニケーションや創造が生まれだろうなと感じる日々です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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