【about TCFC Vol.1】なぜフットサルを2日に1回開催するのか
タイトルの型、バチっと決めて連載したいのに、しっくりきてなさすぎる。多分そのうち変える。
8月が終わり、気付けばこの1ヶ月で15回もフットサルを企画していた。つい「気付けば」と言ったけど、もちろん最初からちゃんと数えてた。
フットサル需要がはかりしれない
月に1,2回でいいから、仕事終わりにサクッとボールを蹴る機会が欲しい。
でもコートの予約が面倒。人が集められなくて自腹を切るリスクを取るのも億劫。個サルに突撃するほどのモチベーションでもない。
そんな人が世の中に溢れ返っている気がする。自分もそうだったからめちゃくちゃわかる。
そこでTOKYO CITY F.C.として渋谷ストリーム内のフットサルコートを平日の夜間に抑えまくり、気の知れたサッカー仲間を集めるところから始めた。
参加者同士が初めましてでも気にせず、ただ素敵な仲間を集めて、あとは当日みんなと同じようにチームに入り汗をかき、外野からは大声でチャチャを入れる。
仲間が仲間を呼んでくる。2日に1回の頻度で開催しているのに、常にほぼ定員を満たし、参加者をまとめたFacebookグループの人数は毎日増え続けている。
肌感覚だけど満足度も高くて、大多数がリピートしてくれてる。月に1回の人もいれば、週に2回マストで来る人もいる。多分年内に300人くらいになる。
(キャッチーにブランディングしようと「SHIBUYA SCRAMBLE FOOTBALL」と名付けロゴも作ってみたけど、これはまだ全く浸透してない)
コミュニティは放置してでも成立する
「イイヤツ」が集まると、こっちから余計なアシストをしすぎる必要はない。年齢性別はもちろん、元Jリーガーから元テニス部、アーティストから芸人まで、参加者のバックグラウンドは幅広い。
気が合いそうなやつを見つけるとみんな勝手に連絡先を交換して隙間時間に飲みに行く約束をするし、そうじゃなければ変に干渉しない。
綺麗なパス回しからゴールが決まればみんなで褒め称え、スーパーゴールに全員で歓喜する。そんな雰囲気さえ作れれば、みんな自ずと仲良くなる。
それがフットボールの素晴らしさだし、その可能性を変に人工的にするべきではない。(最初はいろいろムダに考えてた)
やっていることは幹事として元気に挨拶し、チーム分けを仕切り、盛り上げる。それだけ。
人との出会い・繋がりを求めてるやつもいれば、ただ運動したいだけのやつもいる。決め事を作らないことが居心地の良さに繋がる。気がする。
彼らをクラブに巻き込んでいく
参加者のみんなに、TOKYO CITY F.C.のことを応援してほしい。もちろんそんな下心もある。むしろめっちゃ大きい。
TOKYO CITY F.C.のメンバーシップ会員「My CITY」に、フットサル参加者用のプランを作った。この月額1,000円プランに入ってくれれば、何回来てもフットサルが毎回1,000円割引になる。
この1,000円プランの加入者には、TOKYO CITY F.C.のメルマガを配信したり、公式戦の日にベンチ裏の選手や監督の様子を撮った映像を配信したりもする。
最初はお得にフットサルしたくて入ってくれた人が、徐々にクラブのことを知り、興味を持ち、応援してくれるようになるはず、という戦略。
このプランに入った上であまりにフットサル参加をリピートされると採算が合わなくなるし、すでに普通にリピートされまくっている。
でもこのプランが100人になり、1,000人になり、10,000人になったら、日頃から一緒にボールを蹴っている気の知れた仲間が全員TOKYO CITY F.C.の強力なサポータになる。
これはフットサルに限った話ではなく、ランニングチームでもヨガチームでも良くて、まさにそうやってこれからTOKYO CITY F.C.の仲間を増やしていく。
あと経営者の参加者も非常に多く、この企画から仲良くなってTOKYO CITY F.C.のパートナーとして一緒に取り組んでいきたい!と言ってくれる企業も出てきている。近日それについては本人に登場してもらってnote書きます。
若者は、Jリーグを見ない
と断言してしまうと完全に言い過ぎではあるが、Jリーグ発足以来、Jリーグをスタジアムで観戦する来場者の平均年齢は常に上がり続けている。
Jリーグが発表した2019年シーズンにおけるJ1クラブ10チームの観戦者の平均年齢は以下。
札幌 46.3歳
仙台 44.8歳
鹿島 39.9歳
浦和 43.6歳
FC東京 42.4歳
川崎F 40.9歳
横浜FM 39.5歳
湘南 45.5歳
松本 46.6歳
清水 43.5歳
こちらの記事 参照。
極端な話しになるがフットサルの参加者がTOKYO CITY F.C.のサポーターになったと仮定すると、平均年齢は確実に20代になる。
Jリーグ発足から28年。既存Jクラブが築き上げてきた素晴らしい時代と文化を、TOKYO CITY F.C.が渋谷のど真ん中から次の世代に引き継いでいきたい。
フットサル、なんか良さそうだなと思ったら、僕のTwitterからDMください。日程送ります。一人で飛び込んできてすでにめちゃ仲良くなってるやつもたくさんいます。
では、明日もフットサルなので、寝ます。
P.S. TOKYO CITY F.C.のドキュメンタリー映像を撮ってくれている松永エイゾーが、ドキュメンタリーの撮影のついでに写真撮ってくれた。ふてぶてしいのに優しい。
妻と選手たちに、焼肉を奢らせてください!