日記(2023/06/26)

思えば私の人生は、ずっと孤独感と共にあったのかもしれない。人口の少ない地方内での転勤のせいもあり、友達作りに失敗していた。前にも書いた通り、中2の終わりくらいからは統合失調症を患い、そのせいもあってずっと孤独だったように思う。

今はというと運良く、とても良い縁に恵まれ、尊敬できる人と信頼を築けている実感がある。これが本当に、生まれて初めてのことに感じる。25歳がこんなことを言うんだけど。

これまでは、無意識のうちにその孤独感を紛らわすことが行動原理だったのかもしれない。しかし、逆に言うとその行動原理を失ってしまったので、これからどう生きればいいのか、逆にわからない。

自分は非凡だと思っていた。そう思うことで孤独に耐えていたのかもしれない。まぁ現状でも十分「変わった人」ではあるとは思うが、実のところ、特別に秀でた、非凡な何かというものは自分には無いらしい。ただ孤独感が満たされただけで、すべて満足してしまったような感じがある。私の欲しいものは、本当はこんな小さなものだったんだ。

大多数の人にとっては、この状態はプラスではなく0で、ここから何かをして、どこかの方向にプラスを重ねることが人生である。しかし私は、マイナスに沈んでいた時期が長すぎて、0に辿り着いただけで満足してしまっている。現状は。

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