孤独

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本研究を行ったベク准教授らは、「友人がいるかどうかに関係なく、孤独感の強い人ほど特異的な神経反応を示しやすい」という結果を受け、「自分とは異なる世界認識をする人々に囲まれていることが、(たとえ彼らと定期的に交際していたとしても)孤独感を高める危険因子である可能性がある」と述べています。

今回の結果は、孤独を感じている人々は仲間と同じ物を見ても、同じ価値を見出せない結果、自分が仲間と違っていると認識し、それが社会的なつながりを達成する上でさらなる困難をもたらすのではないかという事を指摘しています。

友達がたくさんいても、いつも映画や漫画などでみんなと感想が違うとなってくると、その人は実際孤立はしていなくても、孤独を感じるようになってしまうのでしょう。


これを読んで思うに、私が感じていた孤独感には2つの層があったらしい。ひとつは、実際に友人が少ないことによる孤独感。これは最近、満たされた。もうひとつは、この記事にあるような、友人がいるかどうかに関わらない孤独感だったのだ。

ひとつ目の孤独感が満たされたはずなのに、虚しさが拭えないのは、もうひとつの層があったから。そしてこっちは、どれだけ友人が増えても拭える日は来ないと。

虚しさを感じる。なぜ生きているのか、と思う。非凡な才能を持って何かを成し遂げることもできないのに、自分が生きることには何の意味があるのか、と最近よく思う。

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