【制作と思索】 試作のための糸の購入

前回の投稿で、作っている作品のイメージを明確にしていきたいということを書きました。明確にするために、日本・東南アジア・インドの仏教の袈裟をリサーチの対象にしていこうと思っています。

これに加えて、イメージを鮮明にしていくためにパターンの試作をしていこうと思いました。実際に手を動かしていく中でしか見えてこないものがあります。

しかし、これまでパターンの試作をそれほどしてきたわけではありません。なぜかというと、手元の糸の量があまりにも少なく、それらを実験用に使うことに抵抗を感じてきたからです。せっかくだから、布を解いた結果に生まれてくる糸は大切にしたいし、無下に扱いたくありません。ただ、そう思いすぎると、糸を使うことを躊躇してしまって、イメージの展開が止まってしまう…それをどうしたものか?と思ってきました。

ふとした拍子に、「糸を買って、それで試作すればいいのでは?」という考えがポッと浮かびました。そちらの糸であれば、試行錯誤するものとして使っても、心理的にも気になりません。

引き続き、作品のビジュアルイメージの模索を進めていこうと思います。

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