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私、祥敬は、創作出家を宣言します。

私は、2019年、スペインの巡礼路を歩いた際、巡礼者の方々が泊まるアルベルゲという宿に置いてあったノートに、とある詩が書き残されているのを見つけました。

"This is Planet Earth which has a system on it.
(地球にはシステムがあります。)
This is not a system which has Planet Earth in it.
(システムの中に地球があるのではありません。)

I am Human. My origin is Nature.
(私は人間で、自然を起源としています。)
I was born on Planet Earth.
(私は地球に生まれたのです。)

Robots need a system to run.
(ロボットは動くためにシステムを必要とします。)
A Robot belongs to the system.
(ロボットはシステムに属しています)

I am Human, I am alive.
(私は人間です。私は、生きています。)

So it should be a human right, to have the choice.
(だから、人間の権利として選択をすることができるはずです。)
If you want to live in a system or not. "
(システムの中を生きるのか、そうでないのかを。)

スペインの巡礼路で見つけた名無しの詩より

2023年、「私はどのように生きていきたいのか?」という問いと向き合った末に思い出したのが、この詩でした。

これまで私は「何をしている人なの?」と言われることが多く、そのたびに困ってきました。わかりやすい肩書きや役割を求めてくる人に「腑に落ちない」という表情をされたことは星の数ほどあります。そのたびに、何者なんだろう?ということを自問自答してきました。

結局のところ、他人が求めるイメージに合わせていくということが得意ではないことに気づきました。社会を"うまく"発展させるための役割を担うことも、なんだかしっくりきません。

むしろ社会の当たり前とされていることを問い直してみることや当たり前を分解する視点を探究することの方が好きです。それはわかりやすい役割ではありませんが、そちらの方を私は選ぼうと思います。

I am Human. I am alive. 私は人間です。

システムの中を生きるのではなく、地球に生きている人間として、システムから自由になっていく道を模索していけたらと思う次第です。

それで、”創作出家”の件ですが、やっていくことの軸足を創作活動に置いていこうと思います。これまではわりと”空揚げ”や"各地を巡ること"が全面に出ていましたが、"創作" と "お布施" に注力していきます。

おかげさまで、2年間の巡礼生活の末永に、「何かに守られている感覚」が身体に生じるようになりました。その感覚を作品や言葉で多面的に表現していけたらと思います。

ぜひまた、新しい形で皆さんと出会えたらと思います。
引き続き、応援してくださると嬉しいです!

祥敬


頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!