時を超える イヴ・クラインの想像力 大網亮一 2023年2月17日 14:15 15日・16日、1泊2日で金沢に行ってきました。学生時代以来、49年振りの金沢です。メインの目的地は「金沢21世紀美術館」、49年前にはまだありませんでした。開館して18年の美術館です。 訪れた理由は「イヴ・クライン展」です。存在を知ったのは高校生時代の50年以上前、当初は認め難い作品でした。それが何が切っ掛けだったのか?突然にとても魅力的な作家に思えてきたのです。私の絵画世界をとてつもなく広げてくれたアーティストです。 代表作「青のモノクローム」、最初に観た時(美術雑誌でしたが)は「目立ちたがりのパフォーマンス」としか思えませんでした。「こんなのは芸術じゃない」と。それがだんだんと魅力的に観えてきました。ナンだったんでしょう? 現代美術ではジャクソン・ポロックと並ぶ大物ですが、日本での知名度は高くありません。国内でもあちこちに作品は収蔵されているようですが、纏まった数が1度に展示される機会はありません。ちょっと遠い場所ではありますが、希少な機会、無理して出掛けてきました。 図録はネット申し込みで事前購入してありました。予習用に。表紙作品は「空虚への飛翔」特撮ではありません。実際に飛んで、1回目は失敗して骨折、治癒後に再挑戦しています。とにかく”トンダ”アーティストでした。 #金沢市 #金沢21世紀美術館 #イヴ・クライン #青のモノクローム この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート