スゴイ営業ノウハウを勉強しても売れないのはなぜか

営業ノウハウが理系なのか文系なのか、これでその後が大きく変わる。

高額な営業セミナーの大半がノウハウという名の武勇伝、営業は再現性がないというのがそこにあるのです。

〇〇業界にこのツールを持ってこのセリフを言えばいい、なるほどそれは斬新と感心するも、ではその入口はと聞けばテレアポ100件、飛び込み100件とか言い出す始末。

そんなことは誰もが出来るはずもなく、結局セミナー参加者の1割しか実践しない、しかしその1割の半分全体の5%は困ったことに結果が出てしまう。ということで再現性が全く無いとも言えず、あなたもそれをやればいいのであるとか常人にはできないノウハウが世の中にはびこるのである。

これがひよこ食いの文系ノウハウである、理系ノウハウであるとこういうことは全くない。例えばゴルフ、飲み会、キャバクラなんでもいいのだがそれで客と仲良くなってとか、少人数のセミナーで人を集めてとかなんか想像するとワクワク系はよくよく考えればなんの根拠もない。

理系ノウハウが提案するのは事実だけ、この広告を新聞に1,000通折り込んだら3件問い合わせがあって1件成約して30万売り上げました。経費を引いても利益が20万出ました。

これは事実であって誰がやっても同じ反応になるでしょう。それ以外はノウハウでもなんでもないのです、騙されてはいけませんこういう話以外は凡人な私やあなたには100%再現不可能なノウハウなのです。

地域性だのこの業界はだの一切関係ない。例えば東京ディズニーランドのチケットの安売り広告であれば確かに関東に広告を打つより東北や九州のほうが反応は下がるかもだがそんなのは特殊事例。

東京で反応が3%なら東北でも九州でも3%ということなのです。このはっきりとした事実以外はなんの意味もないのに、やたらと文系ノウハウを勧めるバカな大先生が世の中多すぎ、むしろ引っ掛かるカモが多過ぎるのか。

で、こちらがその数字を示せと言おうものならなにも後追いしてませんのでわからないと返答。じゃあその再現性のないであろうものになんでそんなムダな時間と金を割かなければならんのかね？と言うと理由のわからない言い訳だらけ。

「それってあなたの感想ですよね？」とはひろゆきさんの流行りのセリフであるが、巷のノウハウはみんなこれ。

さらには「釣り方は教えますでも釣るのはあなたです」なんてもっともらしいクロージングトークもあるが、いやいや集客をしてくれなきゃ釣り方もヘチマもないでしょ。

「それ買いたいです」ってお客が目の前にいれば、成約率や客単価の違いはあれど誰でも売れるのです。それなのになぜ講師しかお客を呼べない武勇伝に金と時間を費やさねばならないの？

「具体的な数字を言え」と問えば
「500万の売上を弊社のノウハウで初月に上げたお客さんがいて、、」
「何を使って？」
「その方の既存のお客にチラシを送って、それを後追いして、、」
「具体的にどのチラシを何枚送って何件に何を使って何回話したの？」
「それはわかりませんし、あの人のやり方で出来ないと思いますよ」
と全く生産性のない会話

具体的な数字のないものはノウハウにあらず。バカを騙すひよこ食いノウハウ、メーカーの営業マネージャーなんてのもこの類。

まぁ一周すればお客も気付いて運営も終了だろうけど。

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