勝てる場所に引越してみた

我々の世代の子供時代はJリーグもなくメジャースポーツは野球くらい、運動神経のいいやつはみんな野球部を目指す。そして一番才能あるやつがエースで4番でプロに行く。

選に漏れればあとは別の部活へ、、、とそんな感じ。私はスポーツの才能もないので無駄な努力をしてもヒーローになることもなければ、プロに行くこともない。ムダな時間を過ごすなら受験勉強でもした方がまだいいだろう。

仙台一の進学高校を希望したら担任に「合格できたとしてもお前ビリだよ」と言われ、「新設高校が出来るからそっちにすれば？なんにつけそっちなら一番だよ、歴史がないんだから」と言われ新設高校に進学してみる。

上には上がいるので成績一番にはなれませんでしたが比較的上位ではある。勝てもしないところでうじうじストレスを抱えるくらいなら勝てるところに行けばいいということを知る。

偏差値50なら45の学校に進学すればいいし 45ならさらに40の学校に進学すれば一目置かれる成績優秀者である。偏差値50が 無理して55の場所にいけば成績不良者で劣等生である。逆に45にいけば成績優秀者である。

私の娘は仙台で中の下の高校に進学したが、彼女は法政大に進学しました。とてもじゃないがMARCHに進学できるような成績ではないが、彼女は高校では成績優秀者。MARCHへは学校推薦枠を利用して進学したのである、学歴ロンダリング戦略勝ち。

私は現在保険屋でありますが1年で半分、3年で93%が消えるブラック業界で10年以上生き残れている優秀者。

その理由は、簡単なお話で都会と金持ちを避けているからである。

50も過ぎればもうエネルギーがない、30前後のフルパワーの同業者に勝てるわけがない。保険屋は都会、金持ちとかっこいい市場に行きたがるのである。

私は競争率の高い仙台市内中心部は極力避けている、仙台なんて田舎ではクルマで30分も走れば一気にライバルはいなくなる、1時間も走ればライバルが郵便局と農協しかなくなるのです。

医者や法人経営者を避けて個人市場に行けば、ニッセイ、住友、第一、明治安田とかが未だにポロポロ。こちらは腐っても元メジャーリーガーみたいな者でライバル不在の田舎やメガ生保メーカーの保険の素人おばさん相手なら余裕なのです。

勝てない土俵に上る必要はない、島田紳助の遺言である。

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