世間の価値観は正解なのか

最近はどうだかわからないが、「いい大学行っていい会社に入って」というフレーズが私の子供の頃の数十年前は流行っていた。

私の親の世代は高校進学率が50%で4大進学率は10%しかない、だから中卒の親世代がこんな言葉を生み出したのだろう。

私の世代は高校進学率は今と同じで100%近いが4大進学率は男子30%、女子10%である。そんななかでいい大学となればさらに半分に減るわけだ。

ところがその後いい会社とやらに入ったところで、リストラだ何だでちっとも安泰じゃなくなったので、こんな価値観も最近ではどうなのだろうか？

そんな世代にあって私は4大どころか6年制の大学に進学し、しかも大学卒業後もれなく個人事業主になるという超へんてこ大学。「いい大学行っていい会社に入って」という価値観が全く無い。

今ほど情報が簡単に手に入るなら、全日制高校にも行かなかったであろうしもっと自由度の高い大学に行っただろうし、それより就職なんてバカげたことも最初からしなかったのかもしれない。

その反面「いい大学行っていい会社に入って」いたらもっと楽な人生だったのか？と思うこともある。

まぁいずれにせよ、「いい大学行っていい会社に入って」から外れても今は色々な道があるので楽しそうである。その人等から見れば日本人の多くは20万や30万のギャラで朝から晩までよくこんなに働けるものだという状況であろう。

価値観を変えればもっと楽に稼げるのだが、みんなやすいギャラで長時間働くの好きねぇ。

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