昔のアニソンっていい意味でえっちだよねって話

初めてのnoteの投稿です。
今からタイトルの話をします。

というのも最近よくアマプラでアニメ観てるんですけど、僕割とOPとかEDもスキップせずに見る派なんですよ。
で、そうすると観てるうちにOPとかED曲って覚えちゃうじゃないですか。

鬼滅の刃やチェンソーマン、SPY×FAMILYに地獄楽に推しの子、最近のJUMPマンガ原作のアニメは特に主題歌も力入ってるな〜って感じがすごい。
チェンソーマンなんてOPもさることながら、毎話ごとにED違うし、全部豪華メンツで、しっかり世界観を曲で再現してて。

JUMPマンガ以外にも、自分が観たものだと夜更かしのうたとか、東京リベンジャーズとか、挙げたらキリ無いけどどれもこれもクオリティ高くてすごいよね。

話を戻して、じゃあちょっと昔のアニメってどうだったかなぁ。って僕は思ったんですよ。
僕がアルバイトしてた個人経営のお店では、BGMプレイリストを作って流してたんですけど、その中に昔の、というか店長たちの世代のアニメやドラマの主題歌がたくさん入ってて、働いてるスタッフも来てるお客さんも、うわ懐かしい!とか、カラオケ行きて〜!って皆口を揃えて言うんですよね。

これだけでもすごい事です。だって年齢層とか関係なく皆が知ってて、しかも歌えるんだからね。国歌か?

その中でも数曲、それも誰もが知ってる名曲。
を、そのアニメを思い出しながら歌詞をなんとなく聴いてたら、なんかえっちなんですよ。そんなアニメだったか?いや違うよな?って。

ということで前置きが長くなりましたが僕がそう思った有名な曲を2曲、紹介しようと思います。


1曲目
タッチ 岩崎良美

はいもう言うまでもなくみんな知ってますね。
なんならタイトルの時点で予想がついてた方もいるかも。
今これを読んでる人は脳内で、呼吸を〜止めて1秒〜って始まってるでしょ。ちょっとそのまま流してみてください。もし分かんない人はYoutubeとかで流してみてください。多分いねーと思うけど。
そろそろサビですか?サビですよね?わかるよね言いたいこと。

そう、タッチするんですよ。どことは言わずに。
やばくない???
何がやばいってこれ、野球のアニメだよ??わかってる?
どっちかって言うとふたりエッチとかの主題歌じゃん。

すいません取り乱しました。
あまりにも普通に知ってる曲すぎて、今までなんの違和感もなく聴いてたしカラオケでも普通にみんなで歌ったりしてたけど、サビに入った瞬間とんでもねええっちな歌詞ですよね。
しかもこの曲、野球と全く関係ないんです。かすりもしてない。
強いて言うなら『青春』ってワードくらい?
でも、『青春はね 心のあざ』って...。
卒業して数年経ってないと出せないよ、その表現。

それくらい全然関係なさそうな曲なのに、それなのに、びっくりするくらいあのマウンドのシーンが浮かぶんだよね。
もし今タッチを知らずに初めて観たら曲に違和感感じるのかな。
タッチが世代ドンピシャだった人たちは当時どう思ってたんだろう。やっぱ思春期の心揺さぶられてたのかな。
それとも自分たちみたいに歌ってるやつの股間触って遊んでたんかな。多分そっちかな。


2曲目
ルージュの伝言 荒井由美

はいもうこれもね、挿入歌ですけど、言わずもがな皆知ってる名曲です。
僕はジブリでは、ハウルの冒頭にハウルとソフィーが空を歩くシーンと、魔女の宅急便の冒頭のこの曲が流れるシーンの2つが1番好きです。
最近ではすずめの戸締りって映画にも出てきたけど、本当に車で遠出するときとかにぴったりな曲というか、すごく心地よいテンションの上がり方しますよね。

でもこの曲も歌詞、よく聴いてみてください。
そうです。浮気の歌ですよこれ。
一緒に住んでる男に他の女がいることに気づいて、家を飛び出した歌ですよ。
ぜんっぜん心地いい旅立ちじゃないねぇ!!

この曲も本当に小さい頃から知ってたし、母も好きでよく聴いてたので全然違和感を感じなかったんですけど、あのシーンにこの曲を選んだの、今思うととんでもねえセンスだなと。
歌詞に気付いても尚、雰囲気があってるなぁって感じるのはユーミンの成せる技なのかな?
でも最初のAメロは浮気とか関係無くとっても素敵だよね。『黄昏せまる街並みや車の流れ 横目で追い越して』って。

この曲はえっちだというよりは、魔女の宅急便に似つかわしくない大人っぽさみたいなものがあって、でもなんというか、背伸びしてる感もある。
だって、『バスルームにルージュの伝言』て。
だからやっぱり合ってるのかな?すごいな。

ちなみに僕はこの曲でルージュという単語を覚えました。


はい、ということで2曲、童貞みたいな妄想を語りましたが如何でしたか。キモいですか。僕もそう思います。

こんな感じで少し前のアニメって、アニメの内容と全然合致してないのに、何故かすごくしっくりきてるような不思議な名曲がたくさんあります。
そして今のアニメも案外そうなのかな、って思ったり。
でもサブスクが主流になってきた現在、やっぱり本編以外の曲の部分とかスキップする人、多いと思うんですよね。
それって寂しいじゃないですか。こんなに力入れて曲も映像も作り込まれてるのに。
時が経っても皆が知ってて、スッと思い出すのってやっぱり曲もセットで観てたからだと思うんですよ。音楽って記憶とすごく結びつくもの。
なのでこの長文を読んでくれた人は是非、スキップせずに一緒に楽しんでほしいなぁって思います。

長くなりましたが読んでくれてありがとうございました。
最後に番外編として、職場で話してたアニソンの話を書きます。


番外編
ペガサス幻想 MAKE-UP

そうです。聖闘士星矢の主題歌です。
全然えっちとかじゃないんですけど、職場の人と話してた内容が印象的だったので少し話します。

1.幻想と書いてファンタジーと読む
「ファンタジーって!!!いいじゃん、げんそうで!!」と職場の人は必死に訴えてましたが、僕はダメだと思います。
こういうのこそ少年マンガなんです。こういうところが少年の心をくすぐるんです。心の小宇宙を燃やすんです。
だってドラゴンボールだって、超と書いてスーパーと読むでしょ?そういうことですよ。はい次。

2.サビの入りに無理がありすぎる。
これは言われてみれば確かに!と思わず爆笑しました。
あの短いフレーズに、「セイントセイヤー‼︎」をねじ込んで、それを連発してるんですよこの曲。
もうちょいなんとかならんかったの??無理がありすぎるだろ。って話です。
もちろん愛ゆえのツッコミです。この曲がかっこいいのも、テンションぶち上がるのも、皆分かってます。
ラップでもないのにこれすごいよね、普通入れるか?ここに。しかもその後のフレーズはめちゃくちゃ歌詞に余裕あるのに。制作中にこれツッコむ人いなかったのかな?って話してました。
でもここに「セイントセイヤー‼︎」がねじ込まれてなかったら、多分この曲は成立してないし、ここまで爆発ヒットしてないと思うんですよね。そこまで含めてすげえなって話でした。

以上です。
書きたかった事が書けて満足です。
ありがとうございました。

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