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「好きな事とどう付き合うか?01_DJ編」

ふっと目覚めに降りてきたんです。「好きな事とどう付き合うか?」。
などとカッコよく言ってますが、これはいつも僕が思うところです。
・中国武術
・ダンス
・DJ
・人材育成
2021年11月17日現在で過去を振り返って、この4つが僕にとって大きな柱だと思います。上から順番にって感じですね。最後の人材育成はいわゆるインストラクターとか、講師とか、先生的な意味も含まれるます。これはずーっとやってきている事なので、今回のテーマで綴りたいどう付き合うか?とは少し方向が違うかも。
ということで、このテーマで3回に分けて

01 DJ編
02 中国武術編
03 ダンス編

で綴ってみたいとおもいます。

「好きな事とどう付き合うか?01_DJ編」

いきなり最初から話がリセットされますが、僕はイベントを作ったり運営したりする事もやっていました。(今もやっていないわけではないが・・・)
これも好きなことの一つではありますが、人材育成と同じく「生業」の一つなので、あえてこのタイミングでの公開情報!です。DJを語る上でとても大事なキーワードなのです。

名古屋で大きなダンスイベントを企画しました。そしてその当時最大級の大箱「OZON」(ヘラルドシネマ跡地を改装して作られたクラブ)で開催したい!そのためにOZONの社長さんに直接アポを取り、そしてOZONの代表者様に繋いでいただき、開催が決定。その後全8回ほど行うことになります。当時僕は結構名古屋ではダンスで名前が通っていた(自意識過剰か?)ので代表の方もマネージャーの方も僕の名前は知ってくれていて、意外とスムーズに事は運びます。

その時の代表の方は、名古屋発でHIP HOPを全国展開させていたその筋の界隈では超有名人(GM 大●さん)。その人から頂いた助言があります。

「歌って踊れるユニット作ってみたら?」
「主催がDJすべき!」

どちらの理由もとてもわかりやすく、僕にはしっくりと来ました。ただ、DJに関してはすぐ手を出さなかったですね。とても特別な技術が必要だと思っていたので。

しかし、自身でダンスバトルイベントを運営し始めて、一つ問題が生じました。

名古屋でダンスバトルに対応できるDJが少な過ぎる件

これはどうしようもないです。どちらかというとその当時ダンスバトルのイベントはクラブではなくダンススタジオとか、レンタルホールとかで行われている形態が多く、ちゃんとDJをたてて運営できているイベントは代表格のものぐらい。音出し係がMD(今は見る機会が減ったメディア)に曲を沢山入れてそれを流す。的な感じ。途中の休憩時はミックステープをかけて。的な感じ。嬉しいことにイベント回数を重ねる毎に参加者が激増。今までの音楽を流すシステムでは対応できなくなってきて、やっぱりDJ必要!・・・結論、僕がやるしかない=DJ SHOJIN誕生です。
今までは順番にかけた曲でダンサーがバトルする(これは基本的に間違っていない)。だけだったのが、フリーで踊っている様子を見てDJの采配で曲をセレクト。こうなってくるとダンサー同士のバトルにプラス、DJの曲とのバトルも!そうなると面白いんですよ!見てて面白いしダンサーもテンション上がります。

ただ自分が好きな曲をかけるのではなく、目の前の状況や会場の空気を読んで曲をかけるスタイル

クラブで曲をかけたい!そういう衝動ではなく、こんなきっかけでDJ始めたので僕のプレイスタイルは「ただ自分が好きな曲をかけるのではなく、目の前の状況や会場の空気を読んで曲をかけるスタイル」。また普段聴いてる音楽はダンスレッスンやSHOWで使いたい曲などが基本だったので、ちょっと偏っているというか、マニアックというか・・・でもそれが良かったみたい。当時SHOWの一瞬アニソンとか、アニメの台詞入れるの流行ってたから、自分目線で踊れるアニソンっぽいのも集めていたので、たまにかけていたら勝手に「SHOJINはアニソンとか邦楽かけるDJ」みたいに言われる時もあり、結果今はそっち系のイベントに出る機会が増えたというわけ。

DJを仕事にはしなかった理由

一時期、毎週末ダンスSHOWかDJ。そんな月が続いて、充実感はあったが、ある時思う日があったというか・・・
全てのDJがそうであるとは言いません。が、いわゆるDJのパフォーマンスって「あらかじめ作ったセットリストをある期間使い回す作業」なのか?って。
・今流行っている曲をかけて
・お客さんを盛り上げて
・セトリ通り繋いでいく
もちろん僕もある程度セトリって組みます(※セトリ=セットリスト。事前にプレイする曲のピックアップや曲順)。でもほとんどそれ通りやれたことはない。でも持っている曲だけで何とかするしかないから、そこはもう神のみぞ知るって感じです。流行っている曲で盛り上げる・・・DJってそうなのかな?色々考えたし、今も考えます。

DJに対してお客が求めるもの

お客がDJに求めるもの?とは・・・というか、クラブへ行く目的は、
・お酒を飲みに
・ストレス発散
・友達に会いに
・ナンパ
だと思うんですよね!何だか昔は「踊りに行く!」そんな声をよく聞きましたが、「ダンス」が学校教育やスポーツ化された今はクラブへ行って踊るっていうより、スタジオで踊る!動画を撮って配信!がメインで、クラブへ行くとしたら「イベント」があるから!ぐらいだと思うんです。なので通常営業でのDJって・・・その辺りの方向性と、自分のスタイルのズレというか、そんなこんなで僕は生業としてのDJは選択しませんでした。しかし一応プロは名乗ってイベント等は出演してます。今の僕には

月一回のパフォーマンスが限界

自分の届けたい思いや楽曲たちをピックアップし、イメージしてセトリを作る。当然イレギュラーしかないから、僕の場合60分のパフォーマンスなら500曲ぐらいに絞って大枠なリストを作ります。そして厄介なことに生活の中で色々感じちゃうとせっかく作ったセトリも崩壊!また新しい気持ちが現れて!それの繰り返し。こんな僕が毎週どこかの現場で!ってのは無理です。

自分の心を揺らす曲と戯れる

今の僕にとってDJとは「自分の心を揺らす曲と戯れる」これでしょうか!
そしてその曲にお客さんが反応し、興味を示したときに何か救われた気がします。

届けれて良かった!

そんな自己満。こんな感じで僕はDJというものと付き合ってます。

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