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大田区基本構想審議会第4回&第5回報告 素案に対するパブリックコメントも1/15(月)まで実施中、ご意見をお寄せください❗️

【今年忙しく、報告できていなかったことを】

12月26日(火)~1月15日(月)、#大田区基本構想(素案)に対するパブリックコメント(区民意見公募手続)が行われていますので、ぜひ下記より、ご意見をお寄せください(↓)
https://www.city.ota.tokyo.jp/kuseijoho/ota_plan/kihonkousou/shin_kihonkousou/ota-kihonkoso_soan.html

2040年ごろの大田区の将来像を描く #新たな大田区基本構想の策定 については、#大田区基本構想審議会 の委員を務めたこともあり、区政報告会、区政懇談会でも取り上げ、SNSでも積極的に情報発信してきました。

11月24日(金)の第4回審議会、12月19日(火)の第5回審議会の報告をアップしていませんでしたので、自分の発言を紹介します。

■11月24日(金) 13:30~16:30 第4回大田区基本構想審議会
基本構想の構成要素のうち、前半では、「基本構想策定の背景」「基本構想の役割」「基本理念」「基本目標」「基本構想を実現するために」を、後半では、「将来像」を話し合いました。私の発言要旨は下記の通りです。
◎「基本目標」をカッコ書きで「(将来像を実現するためのまちの姿)」としたので、バランス的に、「基本理念」に関しても「(基本構想全体を貫く考え方)」のようなカッコ書きを入れた方がよいのではないか。
◎初出の「基本構想策定の背景」について。
・基本目標の2つめに文化を入れたこともあり、馬込文士村の記述を入れたのはよいが、全国的に知名度の高い大森貝塚にも言及してはどうか。モースの大森貝塚の発見・発掘により「日本考古学発祥の地」とされる、のような文章を入れてはどうか。4年後の令和9年、2027年には発見・発掘から150周年の節目を迎える。
・令和5年、2023年にSDGs未来都市と自治体SDGsモデル事業のダブル選定都市となったことも、触れた方がよいのではないか。SDGs自体は2030年を目標としたものであるが、2040年ごろの大田区の将来像につながるものである。
◎基本構想を一言で表すメインフレーズである「将来像」について、まず、「おおた」ではなく他の自治体名と重複のない「大田区」がよい。次に、議論の積み上げからすると「はばたき」「やすらぎ」「笑顔」は欠かせないワードであると考えるが、4つある案の1つ目「心やすらぎ 未来へはばたく 笑顔のまち 大田区」では、大田区でない自治体でも使えてしまうので、次のような将来像を考えてみた。
「はばたきとやすらぎ 空・海・陸が交わる笑顔のまち 大田区」
「こどもが羽ばたく 誰もがやすらぐ 選ばれる笑顔のまち 大田区」
▶動画(会場の様子を中心にご覧になりたい方向け)
https://www.youtube.com/watch?v=fzv3ZmkVLgE

■12月19日(火) 18:30~20:30 第5回大田区基本構想審議会
最終回ということで、#大田区基本構想審議会答申(案)をもとに、最後の検討を行いました。また、各委員より、振り返りの感想を述べて終了となりました。私の発言要旨は下記の通りです。
◎目次では、「基本理念(基本構想全体をつらぬく考え方)」とカッコ書きが加わったが、
図では、「基本目標(将来像を実現するためのまちの姿)」はカッコ書きがあるのに対して、「基本理念」にはカッコ書きがない。図こそ一目でわかるものとして入れた方がよい。また、図の形は、上から「基本理念」「将来像」「基本目標」と基本構想の構成順に並べる方がわかりやすいし、「基本目標」の後に、次に策定する「基本計画」が続いていくことを考えるとその方がよい。
◎将来像は「心やすらぎ 未来へはばたく 笑顔のまち 大田区」で結果としてはよい。現在の基本構想にある「地域力」「国際都市」という強力なワードがない分、将来像を実現するまちの姿である4つの基本目標(こども、文化・暮らし、環境・産業、まち)までしっかり見るようになると考える。
◎縁あって区民となって28年、人生の半分以上を過ごす大田区だが、今回、大田区の将来像を描く基本構想の策定という、20年に1度くらいの貴重な機会に、審議会委員として携われたことは、本当に光栄なことであった。印象に残っていることが2つある。
・ひとつは、区民アンケートで17,000件の回答中、12,000件が小中学生の回答であり、その小中学生の回答の自由記述欄で最も多く使われたワードが「公園」であったこと。こどもにとって、最も身近な公共課題は、やはり遊びなどの場である公園であることがわかり、また、このようにこどもの意見を聴くことが大事であることを実感した。
・もうひとつは、審議会の議論を通じて、現在の基本構想の柱であった「地域力」が大事にされていることに驚いた。現在の基本構想の成果と言える。答申した新たな基本構想の中では、「地域力」は将来像から基本理念に発展的に昇華したが、区民活動、地域活動に携わってきたものとして、区民協働により共助の領域をいかに創造できるかが、区民生活の豊かさにつながると考えている。
最後に、この答申され、区議会の議決を経て正式に制定される大田区基本構想が、区民、団体・企業、議会、行政など、大田区の未来を築くすべての皆さんのコミュニケーションツールとなることを願っている。
▶動画(会場の様子を中心にご覧になりたい方向け)
https://www.youtube.com/watch?v=9Ulp7_BThTg

毎回、呼びかけにお応えいただき、傍聴してくださった皆さん、本当にありがとうございました🙇🏻‍♂️

#参加型の行政
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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