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1/28(日) ポジティブ不登校のすゝめフェス 不登校に向き合ってきた若者、オカンの心からの声が力強く響く

1月28日(日)午後、「#ポジティブ不登校のすゝめフェス~#オカンが笑えば世界は変わる~」@大田区民ホールアプリコに参加しました。

前の晩も、NHKで「"学校"のみらい 不登校30万人から考える」がありましたが、不登校がふつうになった時代、不登校に対する見方を変える必要があります。

第1部は、不登校講演家による出口戦略「学校に行きたくないといわれた時にできること」。主催者である #オカンの駆け込み寺#村上好 さんによる講演でした。
3人のお子さんが不登校になった経験、特に、長男の不登校、さらには、ひきこもり状態から脱していった経験をもとに、母としての不登校への向き合い方の変化が語られました。
村上さんは、自立の練習をする場所である学校を否定しているわけではなく、不登校になった場合には、それをポジティブにとらえることを提唱しています。学校に行かないからこそできることをやるなど、大人が「楽しい」を伝えることが大事とのメッセージでした🎤

第2部は、不登校経験者の若者のパネルディスカッション。5人の若者が登壇しました(写真はSNS不可)。
不登校になった理由はいろいろですが、それぞれの経験から珠玉の言葉が聞かれました✨
・「明日、学校どうする?」など、未来の話をされるのがつらかった。心配されているけど、できない自分がさらに苦しくなってしまう。
・自分の人生だから、不登校のときでも、自分の納得しないような過ごし方はしてほしくない。自分の意思をもって生きてほしい。
・不登校のときでも、とにかく寝ないこと。ムダな時間をつくらない方がよい。ゲームでもなんでもよいので何かした方がよい。
・親は、いい大人にいっぱい会わせてあげるとよい。
・母にいろいろなところに連れて行ってもらい、いろいろな人に会って、肯定してもらえたことで、自己肯定感が上がった。
・海外に行ったときに、広い空のもとで「自分ちっちゃ」と感じ、シフトチェンジできた。
・海外に行く機会をあげてほしい。
・「これをやりたい」というときがある。お金のこともあるが実現させてほしい。

続いて、不登校経験者の母のトークセッション。今回のフェスの実行委員会メンバーである3人のオカンによるトーク。
これまた、こどもが不登校になった経緯はそれぞれ異なりますが、なぜ不登校になったと思うかについては、共通する点も聞かれました。
・母である自分が不安を抱えていた。
・楽しそうじゃない大人が多いのが問題。
・親の心を子が演じている。大人が楽しまないと。

私も、3人のこどもを育ててきましたので、若者たちの声も、オカンたちの声も、ものすごく心にしみました。フェスの副題にもある通り、オカンが笑うことで、こどもは元気になるし、大人が楽しんでいる家庭、地域、社会をつくることが大事だとあらためて思いました😊
「不登校の理由は、自分の国に誇りを持てないから、こどもの意思を尊重しすぎたから」といった発言が大田区議会でも飛び出すなど、なかなか理解されない不登校ですが、今回のフェスでは、不登校に向き合ってきた一人ひとりの心からの発言が力強く響きました👍

第3部の漢方専門員による「心と体のセミナー」、協賛企業・団体などによるブース出展も勉強になりました。また、それらの協賛企業・団体などが提供する景品をめぐってのジャンケン大会も楽しかったです。

最後は、みんなで記念撮影📸 これから10年、このフェスを続けるとの実行委員会からの締めのあいさつもありました。とにかくポジティブな不登校フェスでした👏

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