スピノザは全ての存在の根源には、神がいる、神が唯一の実在、と説いた。スピノザの言う神とは擬人化された神ではなく、特定の人間を救済したり、罰したりするようなものではない。目的を持たず、存在するのみ。だが、神の内にある全ての存在を愛する、つまり自己として愛する。

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