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2020.09.15

しっかりとした芯があって、自分だけの世界観をもっている方にとても憧れる僕です。
そんなお話と今後の味作りのお話です。


1、手回し焙煎機
2、アーティスト、作家への憧れ
3、食品から作品へ
4、おわりに


1、手回し焙煎機

デジタルよりアナログ派な僕
そこにはアーティストや作家への憧れがあります。

作り手の思いが120%込もったものを作りたい

温度計、ガス圧、回転数など機械を経由してコーヒーと対話するのではなく、自身の五感で焙煎をする。

色を見て目で判断。
焙煎の進み具合を手で調整。
バゼる音を耳で聞き、鼻で嗅いで進行確認。
焙煎後の珈琲を飲み最終判断。

来月販売するコーヒーからは珈琲を飲んで最終判断するのとさらに本格的にカッピングを行い味作りをします。

20日頃に次月の珈琲をトライアルパックでご紹介します。
お楽しみに!


2、アーティスト、作家への憧れ

作り上げた物が人の心を動かし、独自の世界観をもつ人たちに強い憧れがあります。
僕自身も珈琲でそのレベルに達したいと思っています。

商品棚に置いてあるのは作り上げられた後の『物』なのに、その完成した『物』からは
何かオーラのようなものを感じる。
製作家庭は見ていないのにその景色が見えるような。

実際作り手の方にお会いするとその人自身に宿っているオーラや色がとても強い。

魂、想い、生命などが手を伝って『物』に宿っているんだなと思います。

僕は沢山の方に色々な珈琲を味わって欲しい。
いつも同じ一杯を飲む安心感ではなく、飲んだことのない一杯を飲むワクワク感を持って楽しんで欲しい。
そして、その珈琲から僕の想いや想いが伝わるものを作りあげたい。


3、食品から作品へ

僕の味作りの幅を広げるため来月販売の豆からカッピングを行い焙煎度合いを判断して販売します。

ドリップして飲むコーヒーではやはりばらつきが出て正確な味が判断し辛いですが
カッピングは同条件の上で行う品評です。
カップに挽いた豆を入れ、全てに同条件の温度、量のお湯を注ぐ、かき混ぜる。
一工程ごとに評価できるシートがあり
そちらを入手しました。

自身がさらなるステップへ行くこと。
理解を深め本当の美味しいを届けること。
珈琲を食品ではなく、作品として販売すること。

納屋ではやってこなかったことにどんどん挑戦して唯一無二の庄司珈琲を目指します。


4、おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。

色川地区に移住して約1ヶ月半が経ちました。
お家から見える棚田では稲刈りが始まり
彼岸花もちらほらと。

夜の涼しさといい、風の冷たさといい、
秋の訪れを感じています。

そろそろ窓を閉めて長袖長ズボン、しっかり布団を被って寝ます。
皆さんも寝冷えにはご注意ください。

お付き合いありがとうございました。
また 次回もお待ちしてます。



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