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2021.03.07

お久しぶりです。
月2回投稿できたらと思いつつも気が付けば約2ヵ月も空いてしまいました。
今回は以前投稿した作品や作家さんへの憧れの続きのようなお話です。

1.3月からのこと
2.僕にとっての作品
3.抽象画のような珈琲
4.おわりに


1.3月からのこと


パッケージがチャック付きのものに変更となりトライアルパックを一時休止しました。
チャック付きになったことで以前の袋より酸化防止になり、長く美味しい珈琲が楽しめるようになりました。焼き立ての味が苦手な方は数日寝かせてからなど好みやライフスタイルに合わせた楽しみ方もできるようになりました。

そして、トライアルパックの一時休止。

食品から作品としてお届けしていきたい僕にとってトライアルパックの立ち位置が不鮮明になり販売することに抵抗を感じるようになりました。
今までの庄司珈琲であれば「味見してから買えたら良いな。」という思いでした。
しかし、今後作品として珈琲を届けていくことを目標にしていくのであれば今のトライアルパックを見直す必要性を感じました。

作品は目で見たり手に取ってから購入でき、使用後に購入できる作品はなく
庄司珈琲も色々な作家さんのように自分の感性で楽しめるものをお届けしたいと考えています。

トライアルパックの今後の選択肢としては、廃止か内容の見直し・変更と思っています。
また、ショップページに掲載していないだけで販売することは可能です。
ここまでご覧になって気になる方は遠慮なくご連絡ください。


2、僕にとっての作品


こんな僕ですが実は一度ゴッホ展に行ったことがあります。
その時は情報量の多さと会場の緊張感にどっと疲れ「これが作品のエネルギーか。」と間違った認識をしていました。
そして「ゴッホってすごい作家」という強く根付いた世間体と自分自身の感性との不一致を感じ、人物や風景などの絵より見る人によって変化する抽象画が好きなことに気づきました。
この経験から作品は自分の世界で楽しむものなのかなと考えるようになりました。
誰に邪魔されるわけでもなく、誰かに押し付け染められるわけでもなく。
うまい、へた、おいしい、まずいなどの感覚、判断は自分自身の本音であるべきだと思います。

3、抽象画のような珈琲

お店で豆を購入してお家で飲む珈琲は生産から焙煎までは同じですが自分で入れると味が変化します。
僕も時々分量をお伝えしますがそれでも味は変わります。
原因は十人十色であること。
美味しい珈琲が焼けても淹れ手によっては美味しくない一杯になってしまうこともあります。
全員がロボットのように全て同じであればそのような事は起きません。
しかし、そうでないのが現在の世の中であり人間です。
僕はそれがすごく面白く感じます。
自身が焼いた珈琲が皆さんにはどう映り体感するのかすごく興味があり教えてほしいです。
今後もさらに抽象画のような珈琲を目標に見直し、変更をしていきます。

4、おわりに

最後までお付き合いありがとうございました。
色川地区では茶畑の刈揃え、田んぼの準備が始まりお手伝いに行くこともちらほら。
人手不足、運動不足の解消などですが新しい出会いもあり楽しく幸せな日常もさらに増えてきました。
来年は自分で茶畑してみたいと思ったりしています。
お仕事のご連絡もいただいているのでしっかり兼業しながら一歩ずつ歩んでいきます。

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