よくある問いにちょっとだけ本気で向き合う。 Why blockchain? on-chainの価値? - Storage Proof、IdentityとUniswap part3


結局part3書きました。

par2はこちら
https://note.com/shoji_lw/n/n8edb92e12f6a

目次

  1. storage proofも結局arweaveとかfilecoin必要

  2. arweaveの特異なコンセンサス

  3. 分散型indexerは人類にはまだ早い()

  4. internet nativeであることとidentity, account abstruction

  5. DeFi

    1. ハッキングについて

    2. Uni v2が結局美しい。

    3. Uniswap Xの是非

    4. on-chainでの価格発見とreal world asset

  6. why blockchain? on-chainの価値?

  7. マーケットで生き残ること

  8. コーヒー好きvsウイスキー好き

トラストコストを削減したが故の金融効率の高さ

※ これは、別に儲けやすいなんて話はしてない。

インターネットの歴史は、いつだってそれ以前のミドルマン(中抜き)を排除することであらゆる行為を効率化し、その効率化の差分をビジネスとして収益機械にしてきたっていう言い方をする人がいるし、それはweb3も同じだと思う。

改めて書くまでもないかもだけど、DeFiは理論上はCeFiより金融効率は上がるはず。今はそんなことなすぎるけど。

で、じゃあなんでそんなことが起きるかっていうと、要はトラストという行為自体がコストだったからである。

ある銀行が、正しい運用をしているかどうかをチェックするためだけに、どれだけのレポートが作成され、そこにどれだけの人が巻き込まれているかを考えるだけでも、別に意外な話でも何でもない。

何かを証明しないといけなかったはず、あるいは漠然と「信頼」しないといけなかったものが、そんなことをせずともよくなるのだ。

そして、これはなぜbitcoinが生まれたかに通ずるすごくシンプルな話。

ただ、あくまで理論的な話。現実はまだまだそうなってない。だからweb2.5は意外と効率が悪いけど、FOMOゆえに取り入れられるみたいなケースが多い。それはそれで必要だと思う。いきなりよくわからないサービスの話をされても大パニックが起きちゃうと思うし。

ただ、それでもやはり、逆にこれに逆行して、トラストのコストを増やすような仕組みは効率を損いかねない。一見CeFi的なアプローチをDeFiに組み込むことは効率的に見えることもあるが、長期的にはこのトラストというコストの削減に逆行するので、高コストになりそう。もちろん5年とかの時間軸でビジネスとしてやる上では正しいかもしれないけど、あんまり長く続く気はしないかもしれない。 #知らんけど


流石にpart4は書かない。


注意

  • この記事に関しては一切責任を負わないです。

  • 投資勧誘でも何でもないです。思ったことを書きます。

  • お小遣い欲しいです。何かの草コインを積み立てます。

  • コメントは絶賛受付中です。色々教えて欲しいです。

  • 本当に雑に書いているので、この辺詳しく!とかも聞きますし、反論も聞きたいです。


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