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小学校時代の給食のはなし

こんばんは。昨日の診察で、管理栄養士の先生による「栄養指導」を受けることにしました。通常の診察とは別に時間をとってくれます。基本午前中になると言われたのはいいけれど、片道2時間かかります。時間が合えば、座席指定の特急電車に乗ってもバチは当たるまい。

表題。数年前に、岩波新書の「給食の歴史」という本を読んで(藤原辰史著)、「給食センターの見学をしてみたくなった」とか言ってました。市の給食センターが新しくなって間もない頃の話です。そんなことにつきあってくれる家族も友達もいないので、現時点でまだ実現できてませんw

令和の給食は、当然私が食べた昭和の給食とは全然違います。まずは器が違う。今の給食は、器からして美味しそうに見える。給食センターのサイトに写真が載っていた。昭和は金属の器に、牛乳瓶の牛乳だった。
あとは地産地消を意識して、地元産の野菜を使った献立があり、ご飯食が多いのが現代の特徴。

そんな時代にも、ポークソテーが出て「わたし、豚肉の脂身が苦手~」とクネクネする女子はいるのだろうか? いや、昭和時代には実在してました。とか言って、本当にポークソテーから、脂と思われる部分をきれいに切り取ってた子を見ました。
市の給食センターのサイトで月ごとの献立表が見られます。昔より凝った献立が作られてるようで、ポークソテーなんてものは見当たりません。

他に強烈だったのが、「カレーが食べられない子」。家のカレーはどんな味付けなのか見てみたいくらい、ぎゃあぎゃあ言ってた(その家のカレーを食べるのか?)。幼児のためのカレーでも食べてるのだろうか?(1~2歳くらいの子が目安)
学校のカレーが辛いなんて、信じられなかった。甘口だと思うんだけど……

私も給食はあまり得意ではありませんでした。完食するまでずっと座っていなければいけなかったし、嫌いな生野菜を先生に山盛りにされたこともあります(これも完食を強要された)。食が細いわけではなかったとはいえ、今こんなことがあったら、即教育委員会ものでしょう。

好き嫌いがあるのは「可愛い子」だと思ってました。誰かが手を差し伸べてくれる、みたいな。私みたいな子には誰もそんなことはしません。
後になって、そういう子は「可愛い」ではなくて「面倒くさい」のだということに気づきました。

今も食べ物の好き嫌いは若干ながらあります。嫌いなものだけをきれいに除けて残す、なんてことはしてない……かな。
外でご飯を食べると、サラダは注文しないから、健康的ではない? それでも家ではほぼ毎日サラダが出ます。サラダが得意ではないのは、すべて小学校時代の経験によるものです。

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