sho【飲食業を考える】

飲食チェーン店長。独立に向けて勉強中。

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マガジン

  • 【忙しい飲食人のための本屋さん】

    なにかと忙しい飲食人のために、 年間100冊以上読む読書好きの私がおすすめの飲食本を紹介します。 要点解説や、感想文付き! 【安心!】あらすじが分かるから、自分に必要な本だけを見つけられる! 【時短!】要点解説で予習しているから、実際の読書もスムーズに! 自分の欲しい本が見つかる! 飲食人による飲食人のための本屋さん。 そんなマガジンです!

  • 接客の話

    「接客で売上なんて上がらない」 昔上司に言われてめちゃめちゃ悔しかったんです。 飲食店で働く人、特にチェーン店で働く人には、 「接客を頑張ることに本当に意味があるのかな」 と不安になっている人は多いんです。 僕もその一人。 そんな僕の接客についての独り言を残していきます。

最近の記事

【創業】フレッシュネスバーガー社長の成功するアイデア・ノート

【忙しい飲食人のための本屋さん】 フレッシュネスバーガーに行ったことはありますか? アメリカンな内外装。 新鮮な食材にこだわり、調理は注文が入ってから。 輸入品を使用することが多いフライドポテトも、契約農場で作られる「北海コガネ」という北海道産ジャガイモを、皮付きのまま太くカットして揚げています。 手絞りの無添加ジュース、オリジナル焙煎のコーヒー、オーガニック紅茶やハーブティー、ミントをたっぷり乗せたジンジャーエール。 バンズは北海道産の栗かぼちゃを練り込んで焼き上げてい

    • 【未来予想】「商品」の時代から「関係」の時代へ

      【忙しい飲食人のための本屋さん】 ロボットが料理を運んでくれる時代になりましたね! メニュー表はタブレット。料理を作るのも機械。運ぶのもロボット。 飲食店のあり方は激変しています。 昔からブラックと言われ続けた飲食業界です。 少しでも生産性を上げて、 過酷な労働環境を抜け出すために、ロボットを使うのは大賛成です。 好きでやっている仕事ですから、人気が出て欲しいし、憧れの仕事でありたいと思っています。 今回は中村仁さんの 『外食逆襲論』 をご紹介させていただきます! 本

      • 憧れは文化を超える

        バナナジュース、タピオカ、 ロールアイス、タコス、パンケーキ、 マカロン、ベルギーワッフル、ティラミス 流行の波が激しい「食」ですが、 個人的に「なんでこんなものが…」というものもあります。 僕はパンケーキは大好き! ロールアイスは別にいらないなあ。 好みは分かれますよね。 チーズハットクが一本まあまあの値段で売られていたりするのをみていても、 若い子たちの間でこんなに韓国が流行っているのかと驚きます。 そもそも「食」というのはとても保守的で、 食べたことないものは避

        • 田舎ではインスタ映えに頼れない。

          インスタ映えって今の時代の集客にはとても大事です。 「見てみたい!」と思わせる料理はSNS上で拡散されます。 見た目が派手で綺麗な料理やスイーツがたくさん生まれました。 焼肉屋だって、お肉を花びらのようにしたり、ケーキのように盛り付けて花火をつけたり。 しかし、そういうものってあくまで「見てみたい」からお店に行くのであって「美味しいから」ではありません。 お客さんは「一度見てみる」ためにお店に行っています。 だから、一回食べたらおしまいなんですよね。 「おいしかったね。

        【創業】フレッシュネスバーガー社長の成功するアイデア・ノート

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        • 【忙しい飲食人のための本屋さん】
          6本
        • 接客の話
          5本

        記事

          飲食店は心躍る場所でありたい

          コロナで外出が制限され、デリバリー業態が増えました。 多くの人がその便利さを知って、利用率はどんどん上がっています。 私も先日唐揚げをデリバリーしてもらって家族で食べたのですが、 なかなか良いもんだなあと思ってしまいました。 味も美味しいし、奥さんも喜ぶし。 何が一番良かったかって「ラク」だったことです。 キッチンを使う必要なし。 洗い物もなし。 料理が届くまでゴロゴロしてるだけでご飯が届くんですよね。 コロナが落ち着いて、飲食店が普通に営業できるようになっても、 こ

          飲食店は心躍る場所でありたい

          【掴み取れ!】タダでテレビに取り上げられる方法

          【忙しい飲食人のための本屋さん】 「認知さえあれば、絶対お客様を喜ばせることができる店なのに…」 「SNS、頑張ってるけどなかなか認知拡大に繋がらない…」 と、思ったことがある方。朗報です。 今回は石田章洋さんの 『タダでテレビに取り上げられる方法』 をご紹介させていただきます! 「タダでテレビに取り上げられる??」 「そんなうまい話あるわけない!」 と思う方もいるかも知れませんが、これは普通の話です。 CMを出して宣伝してもらうには、大きなお金が必要ですが、 テレビ

          【掴み取れ!】タダでテレビに取り上げられる方法

          センスを磨く

          突然ですが、この写真。 このお店の外観を見て、どう思いますか? なんだか入りたく良い雰囲気だなあ と思って写真を撮ったのですが、 新入社員の頃、 社員研修に社長が登壇してくれたことがありまして。 同じように飲食店の外観の写真を見せられて、 「どう思うか」を聞かれたんです。 正直、当時の僕が思ったのは、 「おしゃれでいい感じだと思う」 というアホ丸出しの感想。(笑) 社長が教えてくれたのは、 「センスを磨け」ってことでした。 「なんかいいな」と思ったものは、 外

          【超ホワイト飲食店】売上を、減らそう。

          【忙しい飲食人のための本屋さん】 今回は、中村朱美さんの 『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの開放』 を紹介させていただきます! 「飲食店は絶対嫌です!」 就活を迎えたアルバイトに言われてショックでした。 そんなに俺の店が楽しくなかったかお前…。(笑) 「飲食=ブラック」のイメージは拭えていないようです。 「飲食なんだから、長時間労働なんて当たり前」 「もっと休みが欲しいなんて、けしからん」 そういう考えの方には本書はお勧めしません。 でも、そのイメ

          【超ホワイト飲食店】売上を、減らそう。

          【ずるい⁈】3倍売れる「顧客差別」の方法

          【忙しい飲食人のための本屋さん】 今回は 『お客様は「えこひいき」しなさい!3倍売れる「顧客差別」の方法』 をレビューさせていただきます! 前回の『「一回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』に続き、 高田靖久さんの本です! なんとこの本、常連づくりの事しか書いてません! でもでも、どの本にも書いていない内容が満載でした。 「お客様に誠実に、親切に対応しよう!」なんて抽象的な内容ではないので安心してください。 とにかく生々しく、目の前のお客様に常連になってもらう

          【ずるい⁈】3倍売れる「顧客差別」の方法

          【繁盛法則】4倍の確率で固定客化する方法

          【忙しい飲食人のための本屋さん】 今回は高田靖久さんの 『「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい!』 をレビューさせていただきます! 皆様のお店にも常連様っていますよね。 私の店にも、週に5回は来てくれる超超超常連様がいらっしゃいます。 その方の会計だけで毎月25万円以上の売り上げに。 本当に本当にありがたいです。 本書の中でも、 「売上の75%は、上位30%のお客様の売上でできている」 というデータが紹介されています。 それほど常連様の存在は大きいんですよね。

          【繁盛法則】4倍の確率で固定客化する方法

          時計のセイコーの話

          お客様にとって、欠品はとても残念なこと。 食べたい商品があってわざわざ来たのに、それが無かったら最悪です。 でも、数量限定商品が無くなっていたら、 「あー残念!次はもっと早く来よ!」 ってなりますよね。 数量限定にすることで、お客様の購買欲をくすぐることができるわけですが、 それに関する話です。 時計メーカーのセイコー。 セイコーがアメリカ進出した時、 無名のため、ショッピングモールにもなかなか置いてもらえなかったらしいです。 ようやく置いてもらえるようになっても、「シ

          時計のセイコーの話

          自己紹介

          はじめまして。shoと申します。 プロフィールを覗いてくださりありがとうございます! プロフィール ■年齢:29歳(1991年生まれ) ■仕事:飲食チェーン店長 ■独立に向けて勉強中 このnoteでは「一人前の飲食人になる!」をテーマに、 僕が勉強したことや考えたことを発信していきます。 飲食の世界に入ったきっかけ元々は教師になるつもりでした。 と言っても、夢や希望があったわけではありません。 中学生の時、母親に将来の夢を聞かれて、 正直やりたいことなどなかった僕は

          「僕もそれ好きなんですよ〜」

          毎回同じものを注文してくれるお客様や、 「これ好きなんだよね」と言ってくれるお客様に、 「ありがとうございます!」というだけではもったいない!!!! 「僕もそれ好きなんですよ〜!美味しいですよね!」 と絶対に言った方がいいですよ。 という話です。 僕も必ずやっていますが、一気にお客様との距離が縮まります。 人間は共通点が多い人に心を開くものですよね。 最近読んだ本で面白い話があって… 下着メーカーのワコールの代表取締役である塚本能交(よしかた)さんによると、 それ

          「僕もそれ好きなんですよ〜」

          町の電気屋さんに思う

          町の小さな電気屋さんはなぜ潰れない? その理由から飲食店を考えてみます! 家電量販店は品揃えが豊富で価格も安い。 それに対して町の電気屋さんは、品揃えも悪く、価格も高い。 町の電気屋さんが潰れない理由は、地域未着型の手厚いサービスをしているから。 直接配達に向かい、コード類の配線を行う。 初期設定を済まし、簡単な使い方もレクチャーする。 分からないことがあれば電話一本で飛んできてくれる。 機械が苦手なお年寄りや中高年にはありがたい。 素晴らしい生き抜く戦略。 って話をよ

          町の電気屋さんに思う

          「ファン」を増やす

          なんとなくYoutubeを見ていたら、 キングコングの西野亮廣さんが顧客とファンの違いを解説してくれてました。 顧客→サービスや商品を愛してくれる人 ファン→サービスや商品の提供者を愛してくれる人 今後はサービス・商品に差がなくなってくる。 だからこれからはファンをたくさん増やすことが大事だよ。 どんな人が自分を応援してくれるか考えるんだ。 例えばピースの又吉君が急にDJを始めたら、 普段又吉君を応援している人達はきっと離れる。 できることをなんでも足せばいいってもん

          「ファン」を増やす

          お客様の名前、どうやって聞いてるの?

          こんにちは!! 接客力を磨き続ける男、shoです! 今日は私の身近にいた接客上手の方から聞いたお話です。 私が勤めているお店は焼肉のチェーン店です。 焼肉は焼肉でもファミレスっぽいお店で、店内は広く、 お客様もあんまり濃い接客は求めてないというか、 個人店みたいに、従業員とお客様の距離感を近くするのが難しいんですよね。 それだけに、 お客様がみんな顔馴染みで、「おー!店長ー!今日も元気ー?」 みたいなやりとりに憧れたりしてました。 それでもやっぱりいるんです。 異常に

          お客様の名前、どうやって聞いてるの?