飲んだら食うな。

昨日が仕事納めだったんで、夜飲みたいなと思って後輩を誘って軽く2件行ったんですよ。
後輩は新幹線で通勤していることもあって20時過ぎまでの時間限定だったんですけど。
長く呑むのも好きだけど、たまには短時間で集中して飲むのも悪くないですよね。
ビール2杯と日本酒グラス2杯を2時間ぐらいでクッといったからかそれなりに酔っ払いながら帰路についたんですけど、悪いクセが出てしまいました。
近くのコンビニでパスタの大盛りとスナック菓子を買っちゃったんですよね。

同じようなことやっちゃう人、けっこーいるんじゃないでしょうか?
なんで酔っ払うと食べたくなっちゃうんでしょうね。

ネットで調べるといくらでも出てくるその原理をあえて書いてみたいと思います。

アルコールを飲むと胃や小腸で吸収されたのちに、大部分が肝臓で処理されます。
肝臓ではアルコールが分解されアセトアルデヒドになり、そのアセトアルデヒドが分解されて酢酸になり、その酢酸が尿などになって体外に排出されるのがアルコールを接種してからの一連の流れです。
ちなみに、二日酔いの原因になるのが分解されずに体内に残ってしまったアセトアルデヒドです。

アルコールがアセトアルデヒドに分解させるときに使われるのが糖です。分解されるほど糖が消費されることで血糖値が下がるため、血糖値を上げようとして糖が含まれている炭水化物を欲しがることによって飲んだら食べたくなるのです。

糖を補充するためなんだから炭水化物を摂るのはいいことだと一見思ってしまうのですが、糖が補充させることでアルコールの分解が活発化してしまい、より多くのアセトアルデヒドを発生させてしまうという悪い作用につながってしまいます。また炭水化物は糖以外の脂質やタンパク質はそのまま体内に残るため太る原因にもなります。

なので飲んだらやることは血糖値を上げることではなく、肝臓の働きを高め、できるだけ多くのアセトアルデヒドを分解することなのです。
肝臓の働きを良くするためにはしじみ汁とかそういうのがあるみたいですね。よく聞くやつですが。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?